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Ax-Synthのリボンコントローラの接触暴走を修理した。

自作サイトでも楽器サイトでもないというのに
ax-synthの修理記事は3回目になってしまいました。

内部の配線を一部市販品で交換した件
モジュレーションバーを金属パーツで補強した件

に続いてということになります。

今回もかなり過激に壊しますので
(同じような処置をする人はいないとは思いますが)
くれぐれも自己責任でお願いします。


さて。
Ax-Synthは左手コントローラ部分が本当に弱い。
普通のシンセと違ってがっつり使うからかもしれませんし、
私がサブギターをやることが多くて酷使するからかもしれませんが。
前の記事で内部配線を市販品で交換出来て、
「これでもう怖いもんないだろうハハハ」とか思ってた矢先です。

鍵盤一つ押しても音がぎゅんぎゅん変わって、
概ね勝手に下にトランスポーズする。
症状からしてリボンコントローラの不調だとすぐに分かったんで、
どのみちもうこのままでは楽器として使い物にならないので
躊躇なくぶっ壊すことにしました。
(お手上げになってから修理に出して間に合うだろうという甘い考え)


電子工作やシンセ自作してる人には有名な話の様ですが
リボンコントローラは薄い二枚の板を接触しないように設置したもので
指で触れた場所のみ二枚の板が接触して通電することで
その二枚の板と接点が分圧抵抗として機能するというものの様です。
物理がさっぱりの私には何言ってんだか1ミリも分かりませんが。

詰まるところこの二枚の間が勝手に当たっちゃって
コントローラに触ってないのに触ってる判定になってるんだろう
ということは想像が付きました。

なので、もし自分で修理が可能なモノであれば
「二枚の板の間に空間を再び設けるような処置」だろう
と言う仮定の下に破壊します。


と言うわけで、順当にネジを外して楽器をばらしていきます。
ネックコントローラだけを取り外しました。
IMG_20180208_233705.jpg
はい、さっそく失敗しています。この黒い奴は剥がさなくてよかったです。
単なる指で触る感触向上用の被覆なんで完全に見た目を損なっただけでした。残念。

IMG_20180208_233759.jpg
必要な部分を剥がします。黒い奴のもう一枚剥がしたところですね。
使い込んだせいで白い方に大分黒い方の組織が転写されています。
これが問題あるのかどうかはわかりません。
軽く掃除してみたところ完全に固着していて、
拭いた程度では転写された黒ははがれませんでした。

IMG_20180208_234148.jpg
白い方に黒が転写されているせいもあって、
白い方に、点々、と規則的な点がよく見えるようになっています。
指で触れていない状態で勝手に白と黒が接触しないように空間を確保する
スペーサだと思われます。

音が勝手にうねったり
下方向にトランスポーズしっぱなし
みたいになったりするのは
このスペーサが潰れて不用意に接触するためだ
というのが上で述べた仮定です。
こんな風に点でスペーサが並んでいるとは思っていませんでしたが。

なお見た目からは
これが潰れた状態なのか正常なのかはわかりません。
正常な状態で分解したことはないので…。

というわけで仮定のまま話を進めますが
つまりここにスペーサを新たに設置してやればいいということになります。

上で述べたように
リボンコントローラは(電子工作が出来るような一部の人にとっては)単純なもの
と言うのはわかっています。
そうした自作系サイトを見ると、二枚の板を浮かせるためには
「スポンジが入ったような両面テープ」なんかを使っています。
つまりそういう雑な仕組みでいいという事なので
私も雑に対応したいと思います。

IMG_20180208_234215.jpg
じゃんっ。ガムテです
これでスペーサを作っていきたいと思います。

IMG_20180208_234828.jpg
いや作るって程の事はしませんけれど。
カッターで細長く切ってこのように貼ります。
上にべーって、下にべーって、中段は断続するようにしました。
雑。

で、このまんま接着されていたものを元に戻します。
本当にガムテを間に挟んで元に戻すだけと言う処置です。


結果は、
黒い奴を無用にはがして見た目を損なったところ以外は
ちゃんと治ってリボンコントローラは復活しました。
勝手に音がずれることもありません。

めでたしめでたし。


恐らくこの類のリボンコントローラは
今日どんなシンセにもつきものだと思います。
きっと同じ症状になればどれも似たような処置で直せるんだろうと思いました。

おわり。

Ax-Synthの内部のケーブルを自前で交換しました。

RolandのAx-Synthの話。

いつまでこんなネタ楽器で遊んでんだって話ですが
案外唯一無二感があり(最近のkeytarで唯一の通常鍵盤+49鍵、結構いい音)
手放せません。

さて以前、
ax-synthのモジュレーションバーの破損が頻繁なので金属パーツでパンプアップした
訳ですが、

あんまりにも無遠慮に楽器自体の開腹をしていたものなので、
別の箇所に損傷が生じていたようです。

この前提を置いて少し話をずらします。

ax-synthには大きく4つの機能の基盤が入っています。
①:多分音源
②:前面の液晶やコントローラの制御
③:左手ネックコントローラの制御
④:①~③の中央制御

ax-synthは、ネジを開けて回復する場合
②-④を接続するケーブル
③-④を接続するケーブル
をいちいち抜かなければいけません。

この接続ケーブルがFFC(フレキシブルフラットケーブル)とか言う奴で
薄っぺらくておさまりがいい分、コネクタ部分の耐久性が弱いのです。

まあつまり、
モジュレーションバーの様子を伺ったり自前修理したりするときに
このケーブルを軽く損傷したらしく
接触不良の様な症状を生じることが増えていました。

・左手タッチコントローラが勝手に機能したり反応しなかったり戻んなかったり
・天板の7セグ*3ディスプレイの表示がおかしい
・トーン切り替えなどのボタンが効かない
等は、このケーブルの症状と思います。


と言うわけで今回のエントリは
このケーブルを自前で交換してみたという話です。



問題となるのは
甲:ネックコントローラと中央制御基板を繋ぐFFC
乙:前面UIと中央制御基板を繋ぐFFC
の二つであることは書きましたが、

この二つも、
同じFFCではありますが微妙に異なります。


【前面UIと中央制御基板を繋ぐFFC】
1mmピッチ
同一方向片面実装
28pin
200mmくらい
amazon見ると30pinで150mmならクソ安いのがある
……2pin分切り落としてしまえば使えるだろうということで断行

【ネックコントローラと中央制御基板を繋ぐFFC】
1mmピッチ
同一方向片面実装
26pin
600mmくらい
↑長すぎ。aitendoで500mmがあるが高い
……高くてぐううとなるが、ネット見てる限りはaitendoにしかないので断行

と言うわけで
微妙に長さが足りなかったり、高かったりしますが
それでも修理に出すよりは確実に安いのと
長さが足りないのは、多分何とかなる
と思ったので、躊躇なく買います。

恐らくこの手の修理をきちんとRolandにお願いすると2万とか取られます。
しかも私の個体はモジュレーションバーが改造してあるので
修理してくれないかもしれません。
ので迷いはありませんでした。

電子機器に詳しい友人に見てもらい大丈夫だろうということで。


届きました。


とりあえず本体を開腹します。
IMG_20180110_205856.jpg
手前が中央制御してそうな基板、上が前面UI側で、FFCで繋がっているのが分かります。
手前の向かって右側にあるのが音源かと思われます。

ネック付近。
IMG_20180110_210112.jpg
ネックから出たFFCが鍵盤の下を通っているので鍵盤も外します。

へっへっへ、ひん剥いてやったぜもう泣いても叫んでも誰も助けに来ねえよ。
IMG_20180110_210226.jpg
まあこれだけ長いのが潜んでます。
※ネック根元部分にピンと立っているボルトは、
 ストラップピンを取り外し可能な奴に付け替えてるためです。

と言うわけでこいつらが傷んでいるのが原因なので
選手交代を願います。
一旦両方取っ払います。

クソ長い方。
IMG_20180110_210415.jpg
上段が既存、下段が新しい奴。傷んでいるのが分かりますね。
とりあえず新旧でピンの感じはあっています。

短い方。
IMG_20180110_210343.jpg
同じく上段が既存、下段が新しい奴。
新ケーブルのピンの数が想定通り2本多い。

ので、切ります。
IMG_20180110_211107.jpg
フハハ二葉亭四迷!
両端とも無理やり30pin→28pinに手術します。

で、実際にさっき抜いたやつの代わりに刺してみましょう。

長い方。
IMG_20180110_211224.jpg
フィット。

切り落とし加工した短い方
IMG_20180110_211510.jpg
こちらもばっちりの様です。

このまま元に戻します。
IMG_20180110_214346.jpg
各種LED、液晶、ボタンの機能も問題なく、ネックコントローラも好調です。
ばっちり交換成功と相成りました。


と言うわけで、
内部のケーブルについても
一般で手に入るケーブルで交換可能と言うことが分かりました。

ax-synthはもうディスコンなので
メンテナンスは自前でする必要が出てしまいました。
そこでこうした成功を得たのは、大変大きな収穫です。

サポートがある内も費用が浮きますし
サポートが終わった後も子の範囲なら自前で修理できることが分かりました。

次に破損する可能性があるとすると
・ネックのタッチコントローラの反応
・シールドケーブルのコネクタ部分
かなあと思っています。

後者はどうにかなる気がしますが
前者はちょっと困りますね…。


以上。

【幽リグ】どらごら

2016年の例大祭か夏コミかの1日だけ
夜伽に公開してその日の内に削除したものです。
1日限定公開みたいな。

同人イベントの日1日限定公開のSSは
イベント行かない人だけ楽しめる夜伽SSがあればなと
他にもいくらかやってるんですが
こういうのは
もう少し読者さんの期待値が高い
人気作家がやるべき事ですね。


今回は2017年終わるし冬コミの日に投げとこうかって
気が向いたんで再投稿しました。

他のも思い出して気が向いたら再投稿するかもしれません。

以下、アーカイブ。
続きを読む

名前のある家事

「夫という生物は
 名前のない家事というものを認識してくれない
 本当に使えないおっさん」
という雰囲気を醸成したいのでしょうか。

どうにも個人的に腑に落ちないなと思うのは
私は
「名前のない家事などないのに」
と思っているからかもしれません。

名前がないなら言語化出来ないはずだし
言語化出来ないならSNSに投稿できないはず。

つまり
単にタスクとして確立できてないだけ。
可視化出来ていないのは、
必ずしもおっさんどもの落ち度ではない。

「名前のない家事」という言葉は
おそらく専業主婦の間で喧伝されているのだろうと
個人的にみている。
いや「そうであってほしい」と願っています。

彼女らの言う
「名前のない家事」とは
本当のところは

「細々としていて無数にあり、
 ただし大きなカテゴリには類さない家事」

というだけだ。

それを「名前のない」として
まるで認知不能で説明できないタスクのように
見せようとしている。
もしくはそれを理解できないおっさんたちに
罪を被せようとしている。


さて
私はふつうのサラリーマンをしていますが…
「細々としていて無数にあり、
 ただし大きなカテゴリには類さないタスク」
なんていうのは同じく山のようにあります。

きっと世のおっさんはみんなそう。

でもそれに取り組むときに
「どのタスクにも所属しない不可視の時間」
として上司に報告しようものなら
真っ先に使えないやつとみなされ怒られる。

怒られ方は「仕事が出来ない」だけではない
「給料泥棒」として金銭的な損害をちらつかされかねない。
私を含めた大多数のおっさんどもの仕事場では
可視化出来ず何をしていたのか報告できない時間があるというのは
そういうことになってしまうの。

更に、
それを可視化するのは
上司でも客でもなく自分自身でなければならない。

それを誰かがしてくれるとおもって黙っているやつは
常に
「いそがしい、いそがしい、ねてない」
と踊っているやつに多いとおもう。
地獄のミサワキャラ。

実際に何をしているのか聞いても
「細かいこと色々あって自分の仕事が出来ないんだ」
と騒ぐばかりで
原因の分析を放り出しているので
解決の糸口もなければ、手助けさえ出来ない。
やっぱり使えないやつとみなされがち。

若いうちは許されるけどね。

おっさんどもは常に名前のないタスクを可視化して
もとから見えるタスクに入れ子したり併合したり
あるいはきっちり引き継ぎ資料を作って同僚に渡したりする。
可視化することそのものも仕事の内。
それを上司にわかるように報告、ときにはプレゼンするのも仕事。
なかなか理解してくれない相手に手練手管でなんとか伝えるのも仕事。

「相手が理解してくれない」なんて結果は認められず
「てめえの説明が足りなかった」という結果になる。

タスク名を書けない業務報告書なんか出そうものなら
「仕事として存在してない」ことを自ら申告しているようなもので
しかも仕事ではないことに時間を使ったと言っているのと同じ。

おっさんはだいたいそんな仕事をしてる。


だから
おっさんに
「名前のない家事」を理解できない
ということはないと思います。

勿論
「きちんと可視化して報告できる形にできていれば」
ですけど。



専業主婦に多いだろうなと思うのは、

仕事をしている女性は
タスクの可視化なんてのは常に求められるものだから
自然に出来ているはずだろうということ。

オーバーフローしているなら
同僚に引き継ぐつもりでちゃんと説明しているだろうとも思う。

そうでないなら……そっちのほうが問題だと思うけど。




タスクの可視化と必要工数の見積もり、報告
オーバーフローがあるならアラートの発報
同僚への引き継ぎ、説明責任

おっさんはつねにそれを求められて実践しています。

「名前のない家事」を叫ぶ人はどうでしょうか。


それが「実行すべきタスク」であり、
パートナがしかしそれを認識していないなら
タスクとして存在してることを説明すべきです。
「言わなくてもわかる」なんてのは主観的な独善でしかないのでは。
主観的な独善がパートナーシップに支障を来すのは
男女の差に関りのないことだと思います。



気付かないところでクズ扱いされるなんて
しかもその指摘も報告もないまま勝手に嫌悪感を深められるなんて
夫と言う生き物は不憫ですね。

めとお

女性という一括りを攻撃するつもりもないし、
NOを言える強さを否定するつもりもないけど、
報復を常とした多数という暴力に変わっていく恐ろしさを前にして
「近づきたくない」とおもうだけ。

なにが地雷でなにが沸点なのかわからないチンピラに
素直な感覚で近づきたくないのと、
私の中では感覚がよく似ている。




「私もだ」という集団圧力に対して
「私は変われるはずだ」だそうです。

件の原因を肯定などしないけれど
集団として巨大な力の可能性を知った当事者が
その言論をどのように扱うようになっていくか、
私個人は懐疑的です。

「これで人を殴っても誰も怒らないんだ」
という武器を持った集団は恐ろしく思います。

また、この集団は
「改心してその輪に加わると赦され、
 同じような武器を与えられる」のだとか。

「変われる」が
「変わってみせる」の意志ではなく
「変わりますからゆるしてください」と
赦しを請う言葉にされそうで怖いです。


性という
現実的に二値で扱われる属性に対して
正義と悪が結びつくなんて、
社会分断の極めつけに見えます。
(ここ最近は恣意的にこの分断を変えて正義を保っているようですが…。


怖い時代が来たなと、素直に思う。
…なんていうと
「後ろめたいことがあるからだろ」
っていうんでしょうけど。

報復の有無の基準が明確な境界線を持たず
被害者に対して全権的なアドバンテージがある
「ハラスメント」という魔法の言葉によって
恣意的に決められてしまうというのが恐怖。

意味不明で怖いチンピラ、と言うのはこれ。
正義の忖度を強いられ

まるで宗教と、魔女裁判と、変わらないじゃないか。
と寒気を感じる。


私は後ろめたいことなんてないつもりだけど
「相手がそうだと主張すれば
そうだということになるのだろう」場面は
幾らか過去にある。
あくまで普通に接しているつもりであったとしても。

「今迄男が虐待してたんだからこの仕打ちは当然」
と言われて
その非はない(つもり)なのに
窮屈な社会で生きることを強制されるのには不当感がある。

相手側に完全なアドバンテージがある土俵になんて
のぼりたくない。

私は今は本当に、女性に近付くのが怖い。



男が滅んで女だけで世代を繋げるようになって
女だけの社会になればきっと平和になるんだろう。


男と言うだけで疎まれる
もう少し絞れば、
女性にとって価値ある男性でなければ疎まれる。


冒頭に書いた通り
この恐怖感に男女の境界は本質的には関係ない
でも磁石の様にほっとくとやたらと近付くので
はた目から見ていて
その境界の漸近を無視なんて出来る訳がない。



これは非難前提で言いますが
今回の騒動の元々の起点となった発言者たちは

美女たちです。

言いたかないけど、
あんたらその特権的な武器使ってその立場になってさ
だのにいざその武器を白羽撮りされたら
「その行為は卑劣だわ!」って暴挙に出てるように見えるんだわ。

これが
「私達は見た目の不細工さを理由に不当な圧力を受けた」
ってところを起点にしたムーブメントなら
あんまり個人的に反感はなかったかもしれない。

で、今はどうかっていうと
男女は関係ない、「NOと言うための戦い」だ。
みたいなところに何食わぬ顔で拡大して
その恣意的なルール変更を
見えないようにしているように感じられてしまう。


だから、気持ちが悪く思えてしまって
近付きたくないんだ。

その輪に入ったとして
一体何を契機に突然自分が爪弾かれて
状況のわからない内に虐げられる側にされるのかわからない。
だったら最初から触れない方がいい。

そうだ、
私がこうしたムーブメントに感じてしまう恐怖感は
いじめのそれだ。

元々は被害者なのだ、と言われそうだけど
その報復行為をやっぱり看過したくない。

かかわると
とばっちりがきそうにしか思えない。




だからせめて女になりたい、幾らかは楽になるだろう。
もしくはこの社会から消えてしまいたいと思うことがある。


人間としてひねくれている奴の思想でした。