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【公知】東方紅楼夢12

来る東方紅楼夢12にて頒布される
短編集『互い違えのメスカ=オスカ』にSSを寄稿させてもらいました。
また、僭越ながら表紙絵も描かせていただきました。
全体的に女装少年にフォーカスが当たったエロ小説本です。

-特設サイトより抜粋---------------------
■概要
短編集『互い違えのメスカ=オスカ』
B6版160頁 頒価:800円 実売40部程度
異性装は何も女装だけじゃない。やりたかったことてんこ盛りの実験短編集。
寄稿作品もあわせてお楽しみあれ。
--------------------------------------

■頒布予定日
 2016年10月9日(日)
■頒布イベント
 東方紅楼夢12
■頒布サークル名
 風原異性装研究会
■主催者
 風原ろみ 様(twitter)
■頒布ブース
 G-26b
■特設サイト
 「トランスポエム系エロ物書きサイト 風原異性装研究会」内「紅楼夢12情報」

■寄稿SS
 「愛でたし、愛錠充ち満てる咲夜」
  女装美鈴×女装咲夜 咲夜一人称。
  いつも通りの「んほぉ♥ イく、イくぅぅん♥」です。
■表紙絵
 pixivリンク
■寄稿SSサンプル
 pixivリンク

よろしくお願いします。

※当日、私は会場にはいけません。

【雑記】Windows10Mobile(MADOSMA)で長文テキスト編集できるか②

①はこちら。

①書いた時から
WindowsMobileユーザの間で期待視されていた
「Windows 10 Anniversary Update(にくっついてくるmobile版のupdate)」
を経ています。

期待の大型アップデートによってどうなったかというと
何も変わっていません。

……ひどいですね。

日本語入力系全般はそれなりに声が大きく
ユーザエクスぺリエンス的にも大きな比重を占めるはずなのに
ユーザの声など知ったことかといわんばかりに
AnniversaryUpdateではやり残した機能の追加に腐心している感じでした。

旧日本軍が
兵站考えずに薄く広く風船みたいに
考えなく領土を広げてったのと同じ感じに見えます(言い過ぎ

まあそれは置いておいて、
ドキュメント作成について再度状況を見ましょう。


■.txtファイルの扱い
私はアプリ開発をしていないのでよくわかりませんが
メモ帳系のアプリは群体としてすでに進化を止めているように見えます。
乗せられる機能は載せたといった感じ。
実際にカタログスペック上、必要な機能はおおむね出揃っていて
それを搭載したメモアプリは固定気味です。
notepadX
nsメモ帳
Scyphoz Notepad
ほかもろもろ。

上記三つはどれも星4とか獲得していて高評価なんですが
個人的には
どの評価についても「ほんとに使ってるの?」という感想を禁じえません。
それはやはりopen可能なファイルサイズが全く改善されていないからです。
数百byte~1kbyteくらいならそれでもいいんでしょうけど

その程度のファイルサイズなら
ぶっちゃけこういったテキストエディタをわざわざ選択する意味はないと思います。

この問題は広く未解決のまま存在し続けていることから
やはりアプリの責任ではなく、OSの問題と考えます。



唯一大型ファイルサイズ
(大型ったって、普通にドキュメント作成してれば
当たり前のサイズだと思ってるんですが…)
に対応してるかなと思えるのが
nyama'sTextEditor
です。

これはファイルを分割して表示する機能があり
指定したサイズごとにページ分割して編集領域に取り込み作業させてくれるため
ファイルサイズの上限制限(のようなOS不具合と思っている)を
回避できています。
いろいろとメモアプリを試していますが、唯一このメモアプリくらいです。

この「ファイルを分割して読み込み編集する」という手法は
昔書いたF07Cという変態携帯で文字編集をしようとして使用した記事にある
iMode用のガラケーアプリで有効だった方法。

Windows10Mobileという優れたスマートフォン用のOS下で
結局ガラケーと同じ方法をとらなければいけないことに皮肉というか

W10M糞

具合を如実に体現しています。

このnyama'sTextEditorはそれを回避はしてくれているのですが
ページ指定が「スライダのみ」なので
何十ページにもなる場合には指定が困難です。

OS的には5Kbyteくらいがせいぜいなので
100kbyteの.txtを開こうとすると
あの小さい画面上に出るスライダが20分割され
それをゆびでちょっちょっと調整して開くしかない。

せめて「次のページ/前のページ」とか
入力ボックスに直接ページ指定で
移動できるのならいいのですが…。
というかそれができればもう何も言うことがない。




■WordMobileの現状
なんと.txtファイルを開けるようになりました!
おお!と思ったのもぬか喜び。
なぜか読み取り専用でしか開けません。
開いた後保存できないのです。
保存したければ.docxにするしかない。

エクスポートとか言う謎メニューから
.odtとか言う形式には出力でき
これは普及度は微妙なものの
アプリや環境に依存しないドキュメント保存形式らしい。
が、これも読み取り専用でしか開けない。

は?ばかなの?

WordMobileにも実態として進歩はなし。




■日本語IME
何も変わってません!
Spaceキーで変換候補を進めていくと文節区切りを勝手に初期状態に戻されるのも
どうでもいい変換候補を馬鹿みたいに覚え続けて邪魔なのも
変換優先度が低くなったものが候補に表示されず変換不能になってしまうのも
全角スペースが入力不能なのも
何一つ変わってません!



いやー、ほんとWindows10Mobileって使い物になりませんね!



■他
上記は「文章作成」という狭い領域だけで言っていると思われるかも知れませんが
これは広い領域に足がかかっています。

WordMobileの勘違いした機能拡充は、
Wordを外で使う時にはどんなシチュエーションでも残念な気分になるでしょうし
IMEのアホさはメール作成時にダイレクトに影響します。

continuumでデスクトップみたいにできて
出先にディスプレイがあればPCを持ち運ぶのと同じ!ゴイス!
とかよく見ますけど
どうもcontinuumにしてもIMEはMobileの状態と同じとのこと。
つまりあのどうしようもない変換機能そのままってことと思いますが…
もしそうなら
あんなので「出先にPCがある」みたいな作業ができるとは私には思えない。

「w10mはiosや泥と違いビジネスシーンで活躍するOSだから」
なんて目をグルグルしたユーザがおっしゃってますが
こんな状態でどんな優秀なハードウェアを投入したところで
ビジネスシーンでの活躍なんてありえないと思います。

というわけで、
WindowsMobileがまともになるころには
iOSやAndroidはまともではなく
素晴らしいOSにブラッシュアップされていることでしょう。
アキレスと亀を実現してくれそうですね。

【楽器】Ax-Synthのモジュレーションバーを補強しました

キーターなんて使って遊んでるわけですが
ぼちぼちいろんなのを店で触ったり人に貸してもらったりしたんですが
やっぱり
・鍵盤数(≒切り替えなしで弾けるオクターブ幅)
・フルサイズ鍵盤(≒ほかの鍵盤を使った時とのギャップ縮小)
という面で、どうにもAx-Synthの代わりになるなあというのがないもんで
なかなかほかのに乗り換えられません。

大きいのがやっぱり鍵盤数。
特に音色をちょろちょろと切り替えると、
曲の進行とは別に
「あっちの音色は±0、こっちの音色は+1で双方丁度いい感じになる」
みたいなことがよくあるもので
とかく鍵盤数がネックに。

でも置いて弾くのは嫌というのだからアレ。


まあそれはそれとしてAx-Synthですが、
の記事でも書いてるんですけど
モジュレーションバーが本当に毎年壊れる。

こんな感じにぱっきり。
WP_20160922_00_25_45_Pro (2) 1

もういい加減修理出してらんないので、補強しようと思いました。
このパーツだけ売ってくれんかのとRolandさんに問い合わせたところ
ダメとの回答。
毎年壊れるのでたまらんからと
「耐久性問題あると思う、大人しく売ってくれ(過激誇張)」
と二度ほど交渉しましたがやはりだめ。
レバーの内側に距離感知用の回路が入っているからだと思います。
なぜこんな仕組み(弱い素材)にした…。

なので自分でやります。

補強するには金属板を使うかプラ板を使うか迷いましたが
まあなんか、
「男だったら金属でしょ」みたいな乗りで金属板にすることにしました。
基盤に接触する場所でもないので伝導性も気にしなくてよいと思います。

うちには電ノコも電動ドリルもありませんで、手動糸鋸でこつこつと斬ります。
WP_20160922_00_26_36_Pro.jpg
WP_20160922_00_30_14_Pro.jpg
↓こうしたい。
WP_20160922_00_30_57_Pro.jpg

ので、このまま接着します。
2液式のなんかすごい接着剤をぬり、
おもり(マグカップ…)を乗っけて一晩待ちます。
WP_20160922_00_39_54_Pro.jpg

くっつきましたので、ねじ穴をあけます。
本当ならねじ穴はあけてからくっつけるべきですが
不器用なのとちゃんとした工具がないので
予め開けたねじ穴の位置で正確に工作できる保証がなかったので
穴は後から開けることに。
WP_20160922_12_44_45_Pro.jpg
うちにはドリルはありませんので、
おもちゃみたいな2000円くらいの安いリュータに
ドリルビットを無理やりくっつけて開けた小さい穴を
研磨用のビットで少しずつ広げます。
下のスポンジみたいのはニードルフェルト用の土台(の裏)。
机はあまり積極的に傷つけたくない。

WP_20160922_13_21_24_Pro.jpg
まあこんな感じでしょうか。
設置した感じもまずまずです。
WP_20160922_14_38_14_Pro.jpg

で、ここで気づいたのが、
脇の板が割れなかったら
中央のばねをひっかける爪が破損するのだろうということ。
なのでこいつも補強することにしました。

ま、こういうイメージですよね。
糸鋸でずいこずいこ。
WP_20160922_15_54_42_Pro.jpg

爪の部分の工作。
ばねの橋が引っ掛からなければいけないので溝を掘ります。
ダイヤモンドやすりでせっせと削ります。
WP_20160922_15_59_38_Pro.jpgWP_20160922_16_01_27_Pro.jpg
だいたい完璧です。

接着します。
WP_20160922_16_13_51_Pro (2)
だいたい固定されたところで
今回の金属と既存のプラの大きさギャップを埋めます。
金属板の方が少し大きく切ってあるので
金属板のバリ取りみたいな感じですかね。
安物リュータでがりがりやります。

WP_20160922_16_23_25_Pro (2)
あんま綺麗とは言えませんが、まあ。

裏はこんな具合。見えないところなので、まあ。
WP_20160922_16_23_53_Pro.jpg
ねじ穴付近に白い横線を入れました。
シグノのホワイト。こんなところでも使えますね。

この白い線のところまで、丸く削って加工します。
写真撮り忘れたのでうまく説明できないんですが…。
四角い部分が高さの確保の土台になってるんですが、
板自体が押されて傾いたときに角に力がかかるので
距離が遠い端に向かってゆがみが大きくなる。
ので折れやすい気がした。
これを内側に向けて少し丸めてやると
幾らか力が逃げるんじゃないかと。

でも結局螺子のところで固定はされるので
これについては
やってもやんなくても
変わんなかったかなと思ってます。


さて、まあ、とりあえず組み立ててみる。
WP_20160923_03_49_21_Pro.jpg
おさまりは問題ないんですが…

金属板を重ねているので、上に厚みが出ています。
WP_20160923_03_49_36_Pro.jpg

このパーツは組み立てるときに上に別のパーツが重なります。
干渉しそう。
重なる方のパーツに削っても問題がなさそうな部分があったので
削ります。
WP_20160923_04_13_12_Pro.jpg
どこ削ったかは画像でお察しください。

これで補強されつつ干渉もなくなりました。
このまま組み立てて試奏してみましたが、問題なさそう。
ということで、補修・補強計画は成功です。


もともと毎年壊れて
そのたびに5000円も8000円も取られていたのですから
今回の元手(金属板300円+ボンド300円の計600円)で済むなら
また1年後にやっぱり駄目でしたとなっても十分なコスト削減です。
もっと持てば御の字。


こんな楽器を使っている人は今時そういないでしょうけど

もしモジュレーションバーが壊れたときは
自分で修理してしまうのもありかなと思います。
私は一切保証しませんが。

でももしやるなら。

パーツの役割的に
もっと剛性の強いものにするか
逆に曲げ耐性が高くて割れないものにするか
どちらかになりますが
後者の方がおすすめ。

その時には戻ろうとする力を確保する必要があるので
白い線~丸く削る、の加工はすべきじゃないでしょうね。
出来ればレバーの下側にばね仕込むとかで
反発を確保したいところですが…。

1mmの金属板ではなくて
0.5mmくらいの塩ビ板で
同じような加工をする方がよいと思います。
塩ビなら加工も楽ですし、
接着も100均の接着剤で十分だし、
0.5mmなら上に干渉もないので追加の加工もいりません。

真ん中の爪は堅い金属の方がいいかなあ。
私は門外漢なので摩耗とか強度とかはわかりませんが…
そんなに過酷な状況で使われ続ける場所じゃないと思うので
ステンレスでも真鍮でも手に入りやすい板なら何でもいいかなと。


こんな楽器を使っている人は今時そういないでしょうけど。
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【日記】淫語によく出る「゛」を横書→縦書用に位置調整するWordVBAを作って遊んでいた。

なんか
「ん゛ほぉ♥」
とかいう文字列をよく使うので
縦書きにしたときに「゛」をどうするのかという問題にぶち当たりました。

で、今までは組版のことなんて考えていなかったのでどうでもよかったんですが
いい加減何とかしないといけない気がしてきたので
何とかしようと思いました。

同人活動して物理本出してる淫語クラスタの人は
皆さんどうしてるんでしょうか。
聞けばいいものの(前にちょろっと聞いたものの)
なんとなくいい解決方法に思えなかったので
自分なりに何とかしてみようと思いました。

一番よく聞く「Microsoft Word」でやります。
多分私も世話になることになるソフトとおもうので。
あどべうんたら?しらん。

ピンとこない方に説明しますと、
「゛」を文字につけるということは
横書きと縦書きでこのような問題があります。
下の画像の選択文字をごらんくださいまし(横書:サクラエディタ/縦書:Word)。
濁点置換1
・まずもってそもそも
 濁点が、濁点の付く文字の
 前にあるべきか
 後ろにあるべきかが違う
・これを妥当に前に持ってきたとしても
 「゛」はあらぬ場所についてしまい
 横書きの時に我慢で来ていたレベルを超えて、ハチャメチャ。

さてどうしたものかということで、
今までほとんど触ったことのないWordVBAを触ってみました。
ExcelVBAはぼちぼち触ってるんですが
Wordのはほとんど触ったことがありませんで一苦労でした。

それ以前にWordの機能自体もよくわかっていません。

まず
「濁点の位置を調節するのにどういう機能を使えばいいのか」
・位置自体は「フォント」設定にて、
 字間と位置をいじればなんとかなるっぽい。
・上記の通り、「゛」を1文字前に移動しなければならない。
概ねこの二点かな。

字間と位置を調節すると行間がぶっ壊れるので、
行間を固定値に設定します。
濁点置換0

で、場当たりで作ってみました。

・文書中に登場する「゛」すべてを、自身の前の文字のさらに前へ移動する。
・「゛」の文字を自身がかかるべき文字のなんかそれっぽい位置へずらす。
を一括処理します。

濁点置換2
濁点の位置を現在のフォントサイズから
自動で割り出そうかと思ったんですが
フォント種類によっててんでばらばらの動きをするので
手動で設定するようにしました。

入力した数値分、字間をマイナス(狭く)し、
同じ数値分、位置を「上げ」ます。
横書きベースのパラメータ名なので
縦書きにしたときに「上げる」って
なんだかよくわかりませんが。
カーソルを一文字前にもっていくのがleftだったりして
縦書きベースで考えてると混乱がひどい。

んで、
それでも値はどれくらいが塩梅かよくわからないので
前提としてトライアンドエラーにします。

「適当に値を入れながら繰り返して丁度いいところで決めて」って感じです。
パラメータ入力2種類だから2種類求めようかと思ったんですが
大雑把に同じ値でよさそうだったので同値。
この場合なんか1.5とか入れると丁度良い感じになったのでそういう感じに。

濁点置換3
やり直しできるように
自動で前の状態に戻すアンドゥ機能を乗っけておきました。
アンドゥの戻りポイントを記憶しておけるようなので、それを使いました。
GOTO文みたいで気持ち悪い…。

処理後。
濁点置換4
まあ一応濁点の位置はそれっぽくなりました。
それ以外の禁則とかは全然気にできてませんが。

まあ、VBAでボタン一つでぽんとできるのなら、
事前処理としては使いでもあるかもしれません。
リボンに登録だけしときました。使うかどうかは別として。
濁点置換5

もうちょいカーニング的なものがどうにかならんかとは思いますが
よくわかんないので今日はこの辺で終わり。

そんなかんじ。


つかいたければどうぞ
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事件のあれ

私たちは考えなければならない――

あんなことが起こって、みなそう言っています。
他の言葉はともかくこの「考えなければならない」という一言にだけ、違和感を感じる。
その違和感を掘り下げると私も危険人物なんだろうなと自覚するわけです。

あくまでも私個人の感覚と感想なので
他の人は違うかもしれません。
いやきっと全的に違うのでしょう。
私が異常者の仲間側なんだと思います。

この文脈で「考えなければならない」という言葉が出たときに
私がまず感じた印象は
子供を叱るときの
「どうして叱られたのか(お仕置きされたのか)考えなさい」
という文脈に感じるものと非常に似ていた。

それは、
「考える」というところに本質が置かれていないという気持ち悪さだ。

考えろと言っていながら、実は最終的な結論は規定されている。
「~~~だから私は悪い子で、叱られたのだ」
に繋がる形でしかその「思考」は認められていない。

これと同じことがある。
考えなければ、見直さなければ。
今回の事件に対してこれらの言葉を用いるのは、
同じ「前提」を置いている。

本当は、考えてはいけない。

見直すのではなく、規定に従うだけ。
そこに理性があるように錯覚させる作為が気持ち悪い。
そこに進化した知能の持ち得る前進的な善意があると思わせる
ある意味でのファッショが気持ち悪い。


私は犯人を擁護するつもりなんて一つもありませんが、

彼は考えたんだと思います、

その深さや方向性はともかくとして。



でもこの先、
この悲劇の観衆となっている私たちは何を考えますか。

おそらく何も考えなんかない、
ただ犯人の異常性を取り沙汰し、
社会のせいにしたり、
最近の若者のせいにしたり
ストレスのせいにしたり
もともと危険思想の持ち主だったといってみたり
場当たり的な対応策を打ち出したり
考えることなんてその程度のこと。

もしこのエントリを何かの不幸な事故で読んでしまった人がいて
5年後にこのエントリのことを覚えているか。
きっと覚えていない。
それはこの事件のことも大して考えていないからだ。
このエントリを読んでいなかったとしても
事件については多分みんなそうです、安心してください。


彼がどうして犯行に至ったのか
その過程にあるもろもろの要因を詳らかにし
それ一つ一つについて考えることは、しない。

彼の中では整合性を持った一つの考えについて
「まちがっている」の前提を持った上でしか考えない。

それは
マスコミの性質でもあるし
私たち「観衆」の性質でもあるし
道徳というものの持つ側面でもある。

彼を異常者(あるいは二次的な被害者と認めたとしても)と非難し
事件を人道的な悲劇とし
妄信的に再発を防止するそれには
「考えてはいけない」。


以下は私も目をつむるべきだし
議論の時に持ち出すかどうかは非常にナーバスだと思いますが
・この不景気の時代に、生産性のない人に多くの税金が支払われていること
・格差社会の低賃金労働者のはけ口になりかねない
・施設の職員にかかる(かもしれない)賃金ではカバーできない精神的ダメージについて
・人間という生物の継続可能性に寄与するか否か
など
道徳に目を閉ざせば(むりに出すなら)「考えるべき」問題は枚挙に暇がない。


ただ犯人を盲目的に非難するなら
これを「考えない」選択しか、おそらくないだろうし

こういう時に特によく叫ばれている
「考えなければならない」
という言葉には
そういうところを考えろという意味は含まれていない。
むしろ

宗教かもしれないし道徳かもしれないし科学かもしれないし正義かもしれない
そうした何らかの価値観やイデオロギに従い、
「考えるな、やめろ」
「考えるな、愛せ」
「考えるな、罰せよ」
「考えるな、行動せよ」
だけが効果を持つ。


今回の事件ばかりではない
所謂「異常犯罪」について、
観衆というのは
いつも「絶対に考えない」できた。

犯人に対して、
異常だから理解できるはずがないという前提をしき
その上で、犯人を非難するための論をただひたすら並べるだけ。


犯人が持っていたかもしれない筋の通った一つの「考えた結果」については
考えない。



だから今回も、同じように、気持ち悪さを感じている。

私も異常者だろう。