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【アニメ】Simoun(シムーン)

先日買ってきました
石川智晶のアルバム「僕は何も知らない。」に収録されていた
「美しければそれでいい」という曲が
割と気に入ったので、気になって。

何かのテーマソングなのかと調べたら
Simoun(シムーン)というアニメのOPでした。

既に1年以上が経過したアニメらしいのですが
公式が残っていたのでそこでいろいろと見て
世界観が気に入ったので見てみることにしたのが

一昨日。
で、三日(最終日は2話しか見ていないので、実質二日)で
一気見してしまいました。

一話目で世界観の触り、
八話か九話くらいでそれらの説明を兼ねた序盤終了、
以降話が深化していく感じで
スロースタートな感はありました。

個人的には冒頭のアムリアとネヴィリルのキスでわしづかみにされ、
三話目くらいで既にはまっていたわけですが。


なんとこのアニメ、
視聴率0.3%という驚異の不人気を叩きだし、
サントラのVol.1が七百枚しか売れなかったという都市伝説がまことしやかに囁かれているという
或る意味で酷い扱い。

に。
どっぷりとはまった。

百合百合した見た目とは裏腹に、
描かれているテーマは重めです。

女の子しかいないという百合要素も、
戦闘機(本来は宗教儀礼用のオーパーツ的な飛行機械)による空中戦も

飾り


その実、
女子十数人で織り成される群像劇(主に負の感情→±0かその付近程度の挽回)。

人は案外あまり死にませんが、その扱い方が重くなっており、
安易に死を持ち出して物語を動かそうとする作品とは対照的。

ストーリーは割と複雑に描かれて
頭を使って与えられた情報を処理していかないと
制作陣の投げてくるモノを受け止めきれなくなってストーリーにおいていかれる。

好み。
とても好み。

含まれているテーマは(それがきちんと訴求になっているかは別として)
・大人になること(変化すること)への迷いと、人それぞれの選択
・「今」を生きること、刻むこと
・ジェンダー的な性区別
・宗教が絡む戦争と、それに無自覚に巻き込まれる者
・神(とその不可侵・神秘性)の死
・近親愛
とかそのあたり。

キャラクターは生き生きと魅力的に書かれているし
これらのテーマにも一応の決着をつけて話は進む。


何でこんないいアニメが不人気なんだ!?
ネタじゃなくて普通に面白かったんですけど!
ほんと!!
一番最初に書いた軽い理由で見始めたのが嘘みたいに。


不人気だったのは
・上に掲げた点が悉く今日のオタクが求めないものだった
・今日のオタクが求めるものが悉く除外or脇に追いやられている
・何やってたんだか知りませんけど、裏番組が強かったらしい
とかなんとか。

とりあえず
もっと評価されてもいい作品だとおもいます。


ああ、でもなあ。
昨今のアニメ市場は
「複雑で重厚なモノはいらない、欲しいのは、単純なモノを組重ねた複雑そうに見えるだけのモノ。」
って感じだからなあ。

だからって、萌え要素がない訳じゃない!
ああ、キャラ萌えはあまりないかも知れないな。

どちらかと言えば関係萌え。
カップリング萌えですよ。
今作った言葉ですけど。

百合百合してるのもテーマ的には飾りとはいえ
見た目としては随所でもえれます。


十七歳になると、男か女かを選ぶという世界観に
昔に読んだ
「BG、あるいは死せるカイニス」
という本を思い出した。
こんな突飛な性転換世界を描く作品にばたばたであうなんて
素敵な時代になったモノである。
まあ、昔からあるテーマだとは想うんですが。



以下、見てない人には意味不明。

マイベストキャラはドミヌーラ。
ゆかなだし。ホント役柄広いよなこの人。後述の桑島も。
絶対味方によろしくない動きをするような容姿なのに
全く好ましい働きで、しかも良識或る大人ってのが。
十九歳らしいが、アレはどう見ても
「十九歳と百ヶ月です」とかそういうレベルってのもw
幼女+熟女パルは萌える…。
廃人から復活するときの大食らいっぷりは容姿に見合わぬ宵意味でイメージ破壊。
ギャグ調なのかとおもったらパラ様には
「眠っていた人間より貴方の判断が間違っているというのかしら」
とシリアスに突き放す。
つまり、そのくいっぷりが素ってことでよろしいか?
いいよ、ドミヌーラいいよ。

あとパライエッタの不憫立ち回りキャラっぷりには脱帽。
中盤からどんどん可哀想なキャラになっていきつつ
そしてそこがこそ彼の魅力なのがよい。
最終的に女性を選ぶとか、
それを貴方がやると行けず後家フラグですって。
ネヴィリルに振られ、
株を下げたまま機首向上も見せずにエンディング。憐れ。
最終話で孤児院の保母か何かやってるようでしたが、更に胸がでっかくなっている気がした。
いいのに、もったいない(ぁ

マミーナの死亡フラグ立てまくりっぷりには笑った。
掌を返したようにいいキャラになったら、本編に拘わりあるキャラ唯一の死人になられました。
ロードレとのペアは好きだったんだが…。
神聖な巫女様にドブネズミのスープを食わせて「うまい」と言わせたお前が美味しすぎる。



で、マイベストカップリングは……


アヌビトゥフ+グラギエフ


ええい、腐男子極まった感のある自分が大好きだぜ畜生!
ついでに言うと男を選択したフロエに萌えた。
首つった方がよいのか…。

カットインで唯一出てきた二人が少女だった頃の絵がかなり良かった。
けど、それがなくても、
普段からゲンドウ+冬月の様な興味深い関係だったし
(いや、ゲンドウ・冬月CPは無理だが…。)
けんか→言葉の要らない仲直り→聖堂でイチャイチャ→キス
がよい。
というかアヌビトゥフがかっこいいよ。木内レイコ好きになりそうだぜ。
グラギエフは桑島だし。桑島はホント色々やれるな。

湖畔で佇む二人の「いい風だな」はどういう意味があるのか。
嶺国と礁国の冷戦を前にして宮国の地位復興への「追い風」
とか考えてたら燃えストーリー妄想なんですが
戦を嫌っていた二人のことだからそういうことはないでしょう。




性別の選択をしていないオナシアが病弱そうだった&輝く粉に消えるていく状態にあるのと
ドミヌーラが病に伏せっている&オナシアとおなじ輝く粉を落としていたのは何の伏線だったんだろう。

ドミヌーラ=オナシア?
長く性別の選択をしない人間は全てああなる?
すると、泉がない&礁嶺国のような手術を受ける設備がないであろう宇宙に旅立った可能性のあるアーエルとネヴィリル、
そしてリモネも粉になるのだろうか。
風化が性別の選択をしないために起こる現象だというのは演出上は妥当な読み方だとおもうけど、
あの三人もそうなるのではさすがに救いがない気がする。
重要なテーマだった、他のキャラクターの
「今」と「少女」を担っている
アーエルとネヴィリルの
未来をふさいだままエンディングにするだろうか。

後二人ともコール・デクストラ出身?
ドミヌーラが「唯一の生き残り」というのが公式的な見解じゃなかったのか?
安易に考えると同一人物と言うことだか…
リモネと再び飛んだ先はドミヌーラがオナシアとして存在しうる宇宙だったという見解。
でもあの描写でドミヌーラが単体で動き回ることの方が不自然で、必ずリモネが傍らにいるべきだ。

となると「違う世界」詰まり別の分岐宇末端から翠玉のリ・マージョンで飛来したドミヌーラと言うことか?
舞台になっていた世界には巫女アングラスが二人存在していたから、可能ではあるけど、全くそれを示す描写がないし、やはりリモネが傍にいないのは不自然。

となると、
リモネがいっていた、シムーンと翠玉のリ・マージョンを後世に伝えない選択をした分岐宇端末からきたドミヌーラ?
それならリモネと行動を共にしていないのが、「出会っていない」というリモネの発言と合致する。
が、翠玉のリ・マージョンを伝えていないのだから
コール・デクストラ出身云々どころか、分岐宇端末から来訪できない。

結局矛盾なく説明できるのは
・「唯一」という発言が誤り。
 そもそも翠玉のリ・マージョンが時空転送効果を持つ
 と言うことが分かっていなかった以上は、
 死んだとされていても密かに成功していたモノが
 あった可能性はある。
 ドミヌーラ≠オナシア。
・何らかの理由でリモネと離別した前提での
 ドミヌーラ=オナシア。
 離別の理由は絞り込み不能。

まあ、そもそもタイムパラドクスが内包されている時点で
小難しいことを考えてはいけないのかも知れないな!



再び戦争のきな臭さを残してのエンディング。
妄想は広がる。

ていうか水樹キャラは当たり障りなさ過ぎてつまらなかったぜ。
オーソドックスで癖がない、入りやすいキャラだったとはおもいますが。

ちなみに主人公のアーエル。
私はタブンかなり嫌いです。
ただ、「あれ、どうしたんだろ、あつい…」のとこだけはいい!
あそこは可愛い!


以上。
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