FC2ブログ
  1. 無料アクセス解析

【日記】現場に変な人がいます。

非常に高慢で、
何いってんだこいつ偉そうに
と思われる方もあるかもしれませんが。

現場に、残念な人がいます。

何が残念なのか、説明しづらいですが
なんとなく空気が読めないのと学習しない。
現場で常に上司に叱責されていて
でもあんまり改善されていないようです。
なんか、
叱責されているうちに
表層だけの対応はたどたどしくも覚えていき
でも根本原因には触れられていないみたいな。
そのさまが更に上司の逆鱗に触れる
彼の中で何らかの回路が働いて出した答えが
見事にそれを露呈する地雷を自ら踏むみたいな発言になって
うわあ…
そんな流れ。

とにかく見ているこっちが目を覆うほど
痛々しい行動を取る。
不意にニヤニヤし始めたりするのがよくわからないのと
結構年行ってそうな感じと幼い感じが両方共存していて
年齢がよくわからない外見。

業務上しでかす失敗の原因も
なんか学生臭いのと
「学校でやったことがあるからなんとかなります」
という(結局出来なかったが)発言から
年増に見える年下なのかなと思っていたところ

上司によると上司より年上なのだとかで
まったく謎な存在。



ちなみに仕事は致命的に出来ない。





こういう人を見ていて
なんというか
この人の考え方とか受けてきた教育とか
そういうものに原因があるとは
だんだん思えなくなってきた。

たぶん、彼なりには資源を使って仕事をしているのだろうと思う。


たとえば私が10のパラメータがあり、
普段8割の効率で仕事をしているとする。
だから8の仕事。
上司は20で9割とする。
18くらいの仕事。

上司が叱責する根底には
彼が出来てる仕事が
3とか4とかその水準であること。
絶対値判断。



ただ、彼が10とか15とかの能力があり
使っているのが3割とかそこいらなので
もっと力を使えと、そういう事態に
どうしても見えない。

本から5とか6とかのパラメータしかなく
でも
私や上司と同じように8割9割のパワーで業務に当たっているようには見える。



結果はまるで出ていないが。



もっと踏み込んで言うと、
もっと偉そうで、高慢で、人でなしなことを言うと
何かぎりぎりのラインで健常者に分別されてしまった
発達障害か何かのようにも見える。

そういう彼が、
みんなと同じ水準のところに放り込まれて
同じ結果を求められる。

これが平等というものだろうか。



私も回りにいる同世代に比べて
幼いといわれたり
考え方が幼稚だといわれたりする身なので
自分のそういうところを何倍にもきつくしたのが
目の前で叱責されている彼なのだろうと思うと
私と彼との間にあるものは何なのだろうと感じる。

彼と私は明らかに違う。
不平等なレイヤーの差がある。
それを同じにしようとして発生するのが
こうした現場での状況であり
おそらくこれが上司からの指導によって矯正されることは
ないだろう。

ただ、彼を見ていて、
その中に私とまったく同じものが備わっているのも感じるし、
そうしてみると平等を訴えたくなる何か種のようなものも垣間見える。

おそらく、平等か、不平等か、というそういう問題を更に一段飛び越えていて、
平等という言葉が成立しない、とか
平等という概念そのものが
実は1+1=4として扱っているような間違ったもの(というかパラダイムシフトを要する)なのではないかとか
そういう思いが涌いてくる。




「才能」というものは存在する。

それはきっと、
私を含めた集団が――語弊があることを恐れずに言うなら――彼より能力があり、彼を見下しているのと同じように、
私を含めた誰かもまた一定量の集団よりも能力が劣り見下されているのだという妥当性が、上を指して言うものだろう。

世界がそういう、「人間の層」何枚で出来ているのかは知らない。
人数分布も知らない。
おそらく自分より下のレイヤー数しか数えられないんだろうと思う。
絶対的な数値でどこか、何層目か、より上の人を指して「才能」という場合もあるし、
自分を基点とした相対的な数値で言う場合もあるだろう。




彼を見ていて、
「才能なんてものは努力しない人間のいい訳だ」
という発言は、
なんと楽天的で毒々しい、

あえて言うなら、逆に、
なんて不平等で、なんて甘い見方をした発言だろうか、
とも思う。

努力や精神的なもので何とかなるものばかりではないのだろうし
それは生まれや血だけではなくて
なんらかの確率に撃たれてしまっただけかもしれない。



とにかく、
神様は平等に人をつくりなどしない。
世界は不公平で成り立っていて
そうしたもののゼロサムを算出するメカニズムが社会なんだろうと思う。


なんかこんなことをSSで霊夢に言わせたような気もする。




彼のような不思議な人
(言い方に気をつけないなら、私よりも劣ったように見える人、
もちろん会社の外でプライベートを見ればものすごい能力を発揮する別のテリトリーがあるのかもしれないが、
それを含めたマクロを集約した意味で、これまでどうやって生きてきたのかまったく想像できない)
には、ほとんどあったことがない。

でも世界と人にはこうしたレイヤーがくっきりと存在していて不平等をなしている。


今、下を見たときに見えたのが彼一人だった。



上を見上げたときにどれくらいの数がいるのか、
恐ろしくて知りたいと思わない。



自覚がないだけで、私ももしかしたら、彼と同じレイヤーに見られているのかもしれないし。


同僚「現場に変な人がいます。みこう悠長っていうんですが、どうしようもなくて…」