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【秘封など】far, from

久しぶりに夜伽に投稿しました。

far, from

一本行き詰って没って、
そのご仕事が忙しくなって行き帰りの電車は寝ているようになって
無駄に間隔あいてしまいました。

執筆の実時間が長かったこともあっていつになくしっちゃかめっちゃかな感じになってますが。

最初は、
蓮子とメリーが旅行の交通手段をめぐって喧嘩するだけの話だったのに…
何をトチ狂ったんでしょうか。



以下、強烈なネタばれ。





なんかスプラッタだのグロだのホラーだのと作家の特性にされている感じがするのですが
私はホラーが苦手です。一人で見たら寝られないくらい苦手です。

でも、怖いって思うものをどうして怖いと思うのか分らないんです。

「それが分らないのが怖いんだ」
「正体が分らないから怖いんだ」

なんてありふれた答えでは納得できません。

だったら数学の解けない数式を見て怖いと思うのか。
仕組みのよく分らないまま使っている携帯電話の中身が怖いのか。

そうはなりません。

もちろん「未知が怖い」のは正解なんですけど、未知を未知として確認したときに
それをどうして怖いと思うのか。
好奇心を上回るポイントは何と拮抗して決まるのか
とか
いろいろとあるわけじゃないですか。


「未知が怖い」という回答は、
問題のほりさげを途中で放棄しているようにしか見えない。


以前投稿した「わたしたちはあいされています」では
早苗は劇中必死に考えることを放棄しようとしますがうまくいきません。
そういう姿もあろうと思ってやってみたものです。
私の分身かもしれません。

とかく、
恐怖というものには、
そういう「粘っこさ」があるのではないかという仮説が私の中にあります。
「粘っこさ」とは、好奇心や知的興味、
あるいは未知への恐怖を解消しようとする生理的現象であるのだろうと。

好奇心との拮抗というのはそういうところで
そして未知を探ろうという立場に丁度いいのはどうしても秘封なんですよね。



そんなわけで、分析が目的でもあったので
分りにくいホラーはとりあえず置いといて分りやすいホラーを題材にしてみよう。
もうなんていうか、小難しいのは置いといて、2chとかで見れるクラスのホラー。
そんなふうにネタだけが先に出来上がっていたものがありました。


「その他の注意」という道路標識が心霊スポットなのではないかという都市伝説と
緋想天などでの紫の攻撃方法に道路標識があることを接点として一本かこうかなと。

ネタがそれだけでは足らないと思ったので
最近よく車に搭載されている自動ブレーキシステムに幽霊が引っかかるってのを思いついたのと
個人的に私が学生時代に感じていたシャワールームへの疑問をそのまんまぶち込んでみました。

運悪く2/3が車ネタだったんで、蓮子とメリーの喧嘩に融合してしまったわけですね。




ツメタガイのエピソードも個人的な経験です。
ほんと小学生とかその頃ですかね、ツメタガイっていう貝を図鑑で見て

「貝の癖に貝を食うのか、しかも貝殻に穴空けるなんて」

っておもって空寒く感じていました。
海にいってみるとそんな貝殻あっちこっちに転がってるじゃないですか。
普通に怖かったです。
貝に貝が覆いかぶさって穴をあけて食べてる光景を想像しても怖かったし
その死体があちこちに転がってるのも怖かった。


あと名前ね。
「冷たい」「貝」みたいに聞こえてたんですね。
なぜかその頃に、残酷の英単語の「cruel」と「cool」をしってて
単純に音だけで

ツメタガイ-冷たい-残酷

っていう意味のわからない連結から恐怖対象になっていました。

穴を開けて食べるというのがなんともホラーチックだったので
それを人間にやると怖いだろうなーとおもって。
主題じゃなかったんでそんなに沢山描きませんでしたけど。

結界を操作して世界に穴を開けるのと
貝殻という自分を守り象る鎧と
頭に穴を開けて脳を食べる不気味な何者かと
天蓋という言葉が本当に蓋だとしてそれに穴を開ける何者かと
その辺をやんわりと連結して書けたらと思ってツメタガイを放り込んでみました。

一応ツメタガイも喰えるらしいですね。



結局、
都市伝説から始まったのに
コズミックホラーじみたものになってしまって頭を抱えたわけですけど
もともと私の興味と恐怖の丁度中間地点にあるネタが
コズミックホラーなので仕方のない結末だったのかもしれません。




アリスが登場しています。
脇役ですが、個人的には大好きな形での登場です。

レインというアニメでは、ネットの世界を「ワイヤード」と読んでいたので
「ワイヤド」という言葉はそこから貰いました。

今作のアリスは、
アニメ「レイン」の中で
天才ハッカー集団といわれる今で言う「アノニマス」みたいな奴らにあこがれて
体中を電子装置で囲って、
ARの中に溶け込もうとする安っぽいギーグのエキストラを意識しています。

あと、天上天下という漫画の敵方の槍使いが
自分の腕ではなくて、
作中のような指先から操作するコンピュータで制御された
ロボットアームによって槍を使っていまして
これが原型です。

この姿のアリスは、産廃の「地底戦争」にも書いたことがあります。

このときもポッと出でしたけど
今回は死んじゃいましたね!

ああ、画力があったら、
このヘッドマウントディスプレイをつけてるサイバーなアリスの絵が描きたい…。

あと、アリスさんには
もう一つ私のひねくれたクソガキじみた思いも発してもらっています。
ちょっとアレなんで、あえてはかきませんが、読めばすぐに分ると思います。


魔法の存在と描写についてはいつもどおりの厨二ですが
今回は大昔に読んだ「空の境界」ちう小説をイメージしました。
内容はぜんぜん覚えてませんけど、魔法というものの位置づけとかそのあたりは
「月型」って言葉が持つイメージに近付いてるんじゃないかと思います。


私ぜんぜんタイプムーン作品知りませんけどね…。
そういう点では、クトゥルーもぜんぜん知らないのに扱ってるわけで
冒涜を冒涜で重ねる行為ですね。


今回の蓮子さんですが
星つながりを強調したために、魔理沙要素を含んでいます。
というか、たぶん霊夢と魔理沙のくっついたやつ。
くっついた理由はしらんけど
たぶん幻想郷のあり方とかなくなったとかその辺の問題じゃね(ホジ



話を戻すと、
レインも、高校で発生した自殺事件が発端になっています。

作中に出てくる自殺の都市伝説は
ご想像の通り「わたしたちはあいされています」とつながっています。
早苗が自殺すなわち自身の人身御供によって、侵食する紫(メリー)を一時的に防いだ事件です。
もちろん時系列は滅茶苦茶です。宇佐見先生の仕業で。

そういえば「わたしたちはあいされています」の宇佐見先生って
金髪でしたね。


そんなふうに作ったり壊されたりする脆弱な世界への疑惑と
それを認識する主体ごとの差。
特にアリスは舞台となった世界をまともな姿で認識できていないようで
カメラやセンサーで外界を認識するようになったきっかけはここにあると記しました。

コズミックホラーと
ギャルゲーの双方に目を向けて抜きに語れないゲームといえば
私どもオッサン世代は「沙耶の唄」でしょう。

「沙耶の唄」では
主人公は当初、世界を内臓や肉の塊、他の人たちを全てバケモノにしか認識できない
というキャラクターで描いています。
その中で、他の人からはバケモノにしか見えない「沙耶」だけが
主人公には普通の少女に見えるという、とこに話の軸がある作品でした。

蓮子とメリーがじつは双方ともお互いにバケモノだと認識していましたというオチは
「沙耶の唄」を発想の種にしています。

それでも切なく終わらせようというのも、同作品より。
この「far, from」が切なく終わっていたように見えたかは、定かではないですが。



ちなみにタイトルの「far, from」は
結局「声」がいつの間にか自分の頭の中にあって
自分の頭に穴を開けようとする蓮子のオチともつながっているんですが
「彼方からの」という意味合いでつけた言葉です。

MTGネタとつながってたり
村山由佳つながりだったり
クトゥルーネタだったり
スタートレックねただったり
いろいろです。



こうしてまたパクリだらけの東方SSが出来上がったのでした。


ネチョシーンはいつもどおりなので言及しません。
フタナリ×触手
をやらなかったのだけ後悔してます。

以下、アーカイブ
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