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【諏訪子_神奈子】蛇に睨まれた蛙、蛙に見つめられた蛇

いつも通り。
ただのあーかいびんぐ。
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「ねえ、蛙」
「誰が軍曹じゃ自重せい」

 ……軍曹なんて言ったかしら……。

「早苗は?」
「さなちゃんなら豆腐を買いに行ってもらったよ」
「そう」
「だから今夜は帰らないってサ」

 なんで?
 なんで??

「で、なぁに?」
「飯。」
「私がつくってもいいの?」
「え、あ、ああ。」

 そういえば諏訪子の作ったご飯なんて何十年食べていないだろう。昔は……よく作ってくれていたのに。
 冗談で言ってみたのに、逆に私が揺さぶられてしまった。

「何がいい?」
「『いつものでいいわ』」

 自分と同じ感覚を共有してくれているのか試したくなって、ついそんな風に言ってしまう。

「さなちゃんの作ったのに慣れてたら、それじゃ物足りないでしょ」
「それでも、いい」

 どきりとした。なんて切なそうな顔で笑うんだ。お前がまだ、そんな顔を出来るなんて……反則だ。

「……別に、早苗のご飯の方が美味しいから、諏訪子に作ってもらうのをやめたわけじゃないんだ」
「わかってる」
「でも」
「わかってるって」

 人間の早苗に合わせて、この社の生活空間は、極力普通の人間のそれに近づけてある。諏訪子も、それを望んだ。人間を恐怖で治めていた神だというのに、一緒に暮らし始めて驚いた記憶がある。

――何で人間の家に似せてあるの?人間なんて、荒神の類のお前にとっては活かさず殺さずで信仰心だけ搾り取る存在じゃないのか?――

 そう問うたことがあった。そのとき、そう、そのときだ。あの、切ない笑顔を浮かべたのは。

――人間を知らないと、何を怖がるかも分からないでしょ――

 葦原中国の神格統一のために仕方なく一緒になったつもりだったのに、そういう、妙な人間臭さにいつの間にか惹かれて、そして、こうして未だに一緒にいる。
 台所へ向かった諏訪子を、そんな短い距離だというのに、どう見送っていいかわからず、胡坐をかいた脚を組み替えてみたりして。妙に、懐かしい気持ちになった。







「どうぞ」
「あ、ありがと」

 ちゃぶ台に並んだのは「ご飯」「味噌汁」「お漬物」「焼き魚」。それだけだ。

「『いつもの』って、これでよかったっけ?」
「……ああ」
「味気ないねえ」
「それを、頼んだのよ」

 なんだか、胸が苦しい。これも、懐かしい感覚。諏訪子を、初めは征服地域の土着神としてしか見ていなかった諏訪子を……好きになったときの、感覚。

「いただき、ます」
「どうぞ」

 私が箸を持って味噌汁に一口口をつけるのを見てから、彼女は席を立って台所に戻ろうとした。

「……諏訪子?」
「先に少し片付けちゃわないと。冷えたら、洗い物が大変。前にいったじゃん」
「そ、そうだったか」

 席を立って私の横を通り、台所に戻る瞬間「忘れちゃったんだ」と聞えたような気がして振り向いたが、彼女は既に台所に消えていた。
 行儀が悪いと承知の上、寝転ぶような姿勢でで上半身を台所の方へ向ける。諏訪子は淡々と洗い物をしていた。その背中から、彼女の心境は窺い知れなかった。

 窺い知ることが出来ない。それは、怖いほどに、何も。

 たまにけんかもした。二人っきりで早苗もいなかった頃は、距離の制御が出来ず、くっつくか離れるか極端で。けんかをして暫く口を聞かないこともあった。逆に、口を利かなくても何もかも分かるくらいべったりで、朝も夜も無いくらいセックスしてることもあった。
 けんかをしてそっぽ向いていても、体の境界が邪魔臭いほど溶け合っていても、それでも、諏訪子はご飯だけは毎日、絶対に欠かさずに作ってくれた。
 いつもこうやって、こっそり背中を見ていた気がする。そしていつも、背中から彼女の機嫌なんて、わからなかった。

(結局、力では勝っても、民の心も、私の心も、私の負けなんだな)

 惚れた者負け、とはよく言ったものだと思う。
 私は立ち上がって……。

「食事中に立つのは、お行儀悪いよ?」
「悪くていい。」

 諏訪子の背中から腕を回して抱きつく。
 私よりもかなり背の小さい彼女の頭は、私の胸の下あたりまでしかない。彼女の肩に上半身を預けるには、腰を曲げて思いっきり体重をのしかけなければならないのだが、諏訪子はそれを嫌がらずにしっかり受け止めてくれた。

「ごはん、冷めちゃう」
「ご飯と、私のこれと、どっちが冷めていい?」
「……」

 肩の辺りに胸を押し付けて、耳元で問う。答える代わりに諏訪子が首を返して、

 唇が重なった。

「ん」
「……ちゅ、ん。かなちゃんのキス、やさしくて、好き」
「乱暴にしたことだって、あるだろう」
「それでも、ちゃんと、やさしかったよ?」

 にへへ、と笑う諏訪子。優しいのは、お前の方だ。

「諏訪子、私」
「ん。私も、今ので、切り替わっちゃった。」

 諏訪子はゆっくり、こちらに向き直る。私の腕の中で。
 もう一度、今度は貪るように、口付けた。

「んっ、ちゅっ……んぷ」
「んう……ちゅぱ」

 諏訪子の柔らかい舌を自分の舌に絡める。
 唾液で滑ったそれは、酷く敏感で、セックスしているように、淫らに蕩ける。お互いに遠慮の無いディープキス。
 互いの唾液を攪拌して舌で舌を愛撫しあうと、口が、舌が、二人の全てになったようにさえ錯覚する。

「んあ……っちゅ」
「はむ、ん」

 歯茎の一つ一つに自分を浸み込ませるように、唾液を送って舌で舐め、頬の裏をなぞる。舌の裏側の柔らかいところに溜まった唾を掬って、ぐちゅぐちゅと音が立つくらいに。
 互いの吐息が熱い。鼻から抜ける息が荒くなり、その羞恥に耐えかねて口で息をすると、その瞬間にどろりと零れ落ちて顎を、肩を胸元を、汚した。

 ぐちゅ、じゅる……

 二人とも唾液は決して飲み下さない。口の中に溜めて、その味と感触と、滑りと、つまり淫らな感覚全てを二人で共有する。どうしても多くなって、口の端からどろどろと漏らして零すまで。 愛液みたいで卑猥、そして二人のが混じっていると思うと浴びたいくらいに愛おしくさえある。
 口中の粘膜と粘膜が触れるたび、唾液が溢れて滴るたび、ぞくぞくと背筋が震える。息が上る。体が火照る。……欲情する。

「ぷあ……んぶ、んくっ、こくん」
「ん、っじゅ……ごくっ」

 最後の最後に、溜まった唾を飲む。これが、麻薬みたいに、病み付きになるのだ。キスという名の、口でするセックス。諏訪子はどうかは知らないが、私はこれがとても好きだった。
 いつこのキスが終わるのか、申し合わせたことなど無い。どちらかがリードして終わるというわけでもない。自然と、口の中の愛の塊が成熟したと思う頃が、一致して。

「やっぱり」
「ん?」
「やっぱり、やさしい」
「そう、かあ?」
「そう、だよ」

 口調は可愛らしいが、私と同じく完全に『出来上がっている』諏訪子。幼い容姿にも拘わらずしっかりと性に熟れた表情をするものだから、余計に、歯止めが利かなくなる。

「ほら」

 諏訪子が、その表情で求めてくるのだ。



「  私を  征服  して  」



 諏訪子が、上目遣いで私を見、スカートをそろそろとたくし上げる。

「キスだけでこんなになったの?」
「うん」
「欲情しすぎよ。」
「ごめんなさい……」

 諏訪子の股間、ショーツの下で屹立したモノに、私は溜まらずしゃぶりついた。

「んぐ……ふっ、んぶ、じゅっ」

「あ、ぁ、かなちゃんが、
 私の、しゃぶっ、ってっ……」

「んぶ……
 諏訪子の早漏ちんぽなんて、
 口だけで、じゅうぶんよ」

 私は、膝立ちになっている諏訪子の前に四つん這いになって、彼女のペニスを口に含む。
 口だけ。そう、口だけで、諏訪子を……

「あう、おくち、かなちゃんのおくち、
 きもちいいっ」

「んぶ、ちゅ、じゅっ、んく……」

 口の中でびくびくと震えるそれを感じて、喉の深いところまで、飲み込む。
 飲み込もうとする喉の蠕動と、舌の愛撫で、諏訪子をしごきあげてあげると、諏訪子の腰が跳ねた。

「あっ、のど、のどの奥っ、締まって、
 ぬめぬめして、しゅご、いぃっ」

「んご……が……んぶ……」

 堪らない、堪らない、諏訪子のペニスで、喉の奥まで貫かれる感覚が。

「んぶぁ……」

「ぁ、かなちゃ、やめちゃ、やぁ……」

「なによ、はへ、ちょっとフェラチオしたくらいで、
 んぅう、そんな蕩けた顔して。
 スケベ。淫乱。
 こんな短小ちんぽ、わ、私が征服してやる、んだか、ら」

 短小、と言ってはいるが、口を開けて飲み込むと喉の半ばまで届くような逸物。それを、再び、喉まで差し入れる。
 首と体を前後に振って、そう、手、手なんて使わなくっても、諏訪子の早漏ペニスはっ……

「んご……」

「あっ、ま、また奥までへぇ……」

 諏訪子も私の口のグラインドに合わせて腰を突き出し始めた。
 喉の粘膜に、諏訪子のチンポが擦れて、ペニス臭が浸み込む。ガマン汁が食道に、気管に、流れ込んできて息苦しい。涙が出る。鼻水が垂れる。

 そして、それが、気持ちいい。

「えぐ……んご……」

「かなちゃ、ん、わたっ、わたし、もうっ!でる、でちゃうようっ」

「もおえうの、おうふぉうっ!あうがいぶないのほっ?
(もう出るの、早漏!恥ずかしくないの?)」

「ごめん、ごめんなさい、でます、もう、
 そーろーのすわこは、もう、しゃせい、
 しゃせいしちゃいまふっ!」


 熱い、喉が。諏訪子の精液を、待ちわびてるっ……。
 そして、諏訪子が、爆ぜた。

「んっ、んうううううううーーーーっ!!」

「んぶ!ふごっ!んぐ……こく、こくっげぼっ!がは、ん、ちゅううっ」

 喉の奥に容赦なく大量にぶちまけられる精液。
 食道も気管も無く、暴れながら吐精するペニスは、私に精子を注ぎ込んできた。
 飲めるものは溜飲し、出来ないものは口から零れ落ち、鼻から逆流し、更に目の端からまで漏れでてくる。

「んご……が、ぶばっ、ひゅうっ」

「あ、ひ、かな、ちゃ……かなちゃん」

 鼻から抜ける精子が一番強烈だ。
 つーんと頭の奥に刺激が伝わって、まるで脳みそに直接射精されてるような感覚に、私は酔いしれる。

 ずるっ、と喉の奥からペニスが引き抜かれると、その摩擦で更に軽く射精が促されたらしい。
 口から先端がでた瞬間、軽く跳ねて白い飛沫が顔にかかる。

「はっ、はあっ……」

「ん、ふうっ」

 四つん這いになって尻を突き出した格好の私。
 股の間、私のショーツが、許容を超えた愛液を、ついに太腿に垂らしていた。
 喉の奥に出されただけで、私もアクメしている。
 ぐっりょりとぬれた下着の下で、ヴァギナはぱっくりと口を開けて、ほしいほしいと蠢いていた。

「はっ、はあっ、諏訪子、なに、人の体、精液便所みたいに使ってんの、よ!
 早漏!早すぎ、じゃ、ないの?!
 早漏の分際で、人の口、ザーメン便器にしてるんじゃ、ないわよっ」

「ごめんなさいっ」

「は、ははっ。けほっ。
 蛙らしいわ。あんなに出しても、まだ平気、ってやつね。
 恥ずかしいとか、思わないのっ?」

「ごめんなさい、先に一人できもちよくなっちゃって、ごめんなさいっ。
 ちゃんと、ちゃんとこっちで、満足させるからぁっ……」

 諏訪子は四つん這いになっている私の背後に回りこんで、股の間、愛液を垂れ流している秘所に、ペニスを擦り付ける。

「はあっ?なにが、なにが、満足、よ。
 お前の粗チンなんか、入ったところで……んひおおおぁあああっ!はいったところでへぇえええええっ!」

「かなちゃんのまんこ、どろどろのぐっちょぐちょになってて、きもちいいようっ!
 きゅんきゅんしまって、すぐ、またすぐキちゃうよおっ!」

「あ、あによ、この粗チン、またでるの?
 あひっ……んあ、ちんこ、ちんこ、すわこのちんこ、また、また射精?するの?
 早すぎ!んひいいい、短小チンポに、擦れてへえええっ!
 きもちよく、なんて、ない、こんなの、ぜんっぜん!ぉぉあああ……」

 諏訪子のペニスがショーツのクロッチを脇に除けてめりめりと押し入ってくる。
 膣内の媚粘膜が擦り挙げられると、それだけでイきそうなくらい、気持ちがいい。

 カリ首に引っかかった淫肉が、はみ出そうなくらい引っ張られて、子宮に入り込みそうなくらい押し入れられる。
 許容量を越えた愛液がぷじゅっ、と音を立てて噴出すのがわかった。

「でる、またでゆ!早漏チンポ、また射精しひゃうーっ!」

 ぶしゃっ、っと振動が響くくらいの勢いで、膣内射精。
 ペニスそのもので膣の容積が埋まっているので、直接、子宮に流れ込んでくる。

「お”、あ”……こ、の、そーろ、ぉっ!
 勝手に、なかだししてんぢゃ、なひ、わ、ひぐ、ないわよ!
 ザーメン、子宮に、子宮に届いちゃってるじゃない!
 子宮の奥に、だくだくって、ながれ、こんで……!熱い、の、きて……」

「かな、ちゃん、も、いった……?」

「イ、って、なひっ!
 いくわけ、ないでしょう!?
 こんな、皮かむりの、短小でへっ!
 あひ……っ、臭いだけの、水みたいなせーえき、ばっかり、
 たくさん、たくしゃんだされたくらいへ、いく、はずぅっ……!」

「うう、ごめんなさい、もっとがんばるから。
 もっとちゃんとするから、かなちゃんも、いって……」

「だったら、あへ……、
 も、もっと、しっかり、腰使いなさいよぉっ!
 ひあ、あああっ!そ、そんなへこへこ、ひた腰つきじゃ、
 いけ、いけるわけ、な、ないのよおおおおぉぁああああっ……!」

 二度も、しかもあれだけ大量に放精してるのに、全然衰えない諏訪子のペニス。
 彼女は私の腰を砕くつもりかというくらい激しく腰を突き出す。

 がつがつと子宮の入り口を叩いてくる。
 水気と空気がぐちょぐちょに攪拌されて、時たまぶぽっ、と汚らしい音を立てている。

「すごい、きゅきゅきゅって、しまって、
 ぬめぬめなのにちゃんと、おちんぽひっかかって、
 かなちゃん、相変わらず、名器っ、
 すぐ、またすぐでちゃいそお……」

「はあ?
 ま、また出す気ィ?
 いい加減に、おおぁ……しな、んああっ、いい加減にしなさいよっ。
 へたくそ、な、くしぇ……お”お”お”あ”あ”あぁぁあ……へたくそなくせに、
 回数っ、んひゃ、ばっかり、んヒぃいいいい、
 射精の回数ばっかり、多いくせに、ああアヒ……さすが、蛙っかえりゅうう!」

 もう、何度イっているかわからない。
 膣肉を擦られるたびに、子宮口を突かれるたび、射精されるたび、アクメってる。

 呂律が廻らない。
 きっと白目を剥いてる。
 涎と鼻水と涙が顎の辺りで混ざって滴っている。
 舌が顎の中に納まらずにだらしなくはみ出ている。

「かなちゃん、イってえっ。
 私、かなちゃんおわらないと、ずっと射精しちゃう、よおっ」

「い、イくわけなひっ!
 諏訪子のでなんてっ……んあァ、ちゃ、ちゃんとちんこ、ちんこしなさいよぉほおおぁああぁあアアァ!
 そ、そんな、ふいっ不意打ちしか能、ないわけ?
 いきな、り、そんにゃっ、おく、おくばっかり、ごりごりっ!
 かえるちんこごりごりいいいいイイイイっ!」

 諏訪子は私の子宮を押し上げるように、ねちっこくその入り口を責め立ててきた。
 しかも。

「さきっちょ、かなちゃんの奥にぐりぐりすの、すきっ、きもちいいっ!
 こじっていい?子宮のお口、コジっていいっ!?」

「っにばかなことっ!
 そんなところ気持ちいいわけ、アヒぃ、いひわ、けぇ……
 お、あ“ぁんンきもぢぃい“い“、わけえええええへぁあアぁァ……
 ぉ、ぁ、あ、おま、え、なによ、それ……
 おほぉぁ、しゃ、射精しにゃがら、おく、奥突いてるとか、ばか、だろ、
 どんだけ、だす、き」

 ごつごつと子宮口を刺激ながら、諏訪子のペニスはだくだく射精し続けていた。
 絶頂に次ぐ絶頂。口では認めていなくても、言葉以外のどこ切っても私は堕ちきっていた。
 
 イきまくっていた。

「お前、また私を……私を孕ませる気だろ。
 んぉおぁ、あヒ、はへぇ……こんな、わらしのまんこ、こんなに、こんなにエロくしてへ、
 ぜった、ぜたひ、孕んだ、ああああアアアォァァ、ぜっちゃいにんしんっ、にんしんしへるっ!
 今、お腹の中でらんし、絶対レイプ中なのっ!
 せーしに四方八方から犯されちゃってるのほおおお」

 一体どこからそんなに出るのかと言うくらい無尽蔵な射精量。
 到底入りきるわけのない量を注がれて、結合部からこぽこぽと音をたてて溢れ、その下に真っ白な粘液だまりをつくっている。

「かなちゃん、イってるっ?
 私はイってるよ、大好きなかなちゃんのなか、きもちよくって、何十回もイってる!
 かなちゃんは、私のこと」

「好きよ、すき、私だって、すき!諏訪子、大好き、愛してる!
 しゅき、しゅきすぎて、好きしか言えないっ!
 イってる、イってるわよお!
 諏訪子のちんこでごしゅごしゅされて、
 何回も、なんかいもいってるわよおお!」

 諏訪子が私をごろんと仰向けにする。
 そして上に重なって、
 でもずっとつながりっぱなしで、
 ずっとピストンされっぱなしで、
 ずっと中出しされっぱなしで
 ――ずっとイキっぱなしだった。
 
 後背位から正常位に変わり、互いの顔が見える。
 ペニスで私をいいように翻弄していた諏訪子は……顔を見れば実は私と同じように酷いアヘ顔を晒していた。
 目なんかどこも見ていなくて、何かよくわからない液体で顔中どろどろになっていて、べろが口からはみ出していて、

 すごく、かわいい。

「かなちゃん、いっしょに、一緒にあわせて、イこうっ?」

「あに、よ、イきっぱなひのくしぇに、
 わたし、私だって、んおぁ、ちんこ、うごかさないでっ!
 動かされたら、イってる、いっしょにとか、むりひいぃいいっ!」

「だって、とまんないよっ!
 かなちゃんの中で、止まれるわけ、ないようっ!
 イく時、次イくときっ、イくって言って!
 イくって言ってくれたら、一緒にいくからっ!!」

「そんなの、そんなのすぐだっ!すぐクる!」

 息が浅くなる。
 諏訪子の切なそうなアヘ顔がいとおしくて、頭をぐっと寄せて口付けた。甘い、甘い唾液が流れ込んでくる。
 体中の動きがぎこちなくなる。
 何か動き一つ一つが、絶頂へ駆け抜ける最中の一番気持ちのいい瞬間を早送りしてしまいそうで、体をうまく動かせない。
 意識に靄がかかる。
 セックスのことしか。諏訪子のことしか。単純なこと、でも幸せで気持ちのいいことしか、考えられない。
 高まる。
 臨界に向けて、私と、そして諏訪子も。今までの絶頂が些細なことと思えるくらい、大きな嵐が、洪水が、そこまで迫っている。

「い、イく……すわ、こ……い、きそ」

「んっ、んぐ……いっしょに、いっしょにぃ……」

 諏訪子は私の絶頂を待つように、射精を押さえ込んでいた。腰の動きは止めないまま、根元でぎゅうっと、ダダ漏れだった精液を、止め、そして。

「いく、いく、いくいくいくいくいくいくいくっ……っあ、ああああああああああああーーーっ!」

「かなちゃ、私も、すごい、いっぱいでりゅっ!
 一緒だと、すごく、すごくおっきいの、くりゅっ!」

 何か凄いものが来た。
 でも、一瞬で意識のヒューズが、飛んで。

(これ、感じてられないなんて、勿体無いわ……)







「かなちゃー?」

 遠くで私を呼ぶ声が聞こえる。人肌のゼラチンの中で、どろりと心地のいい眠り。でも、起きなくては。私は、漏矢の……

「……朝?」
「んにゃ、昼。」
「え」
「あの後、さなちゃんに驚かれたみたいだよー。」

 うっ。
 あんな姿で失神してるところ、見られたのか……。

「まあ、夫婦だし、たまにはプロレスごっこ位するわよ」
「ふふっ、そうだね。激しかった。」

 くくくと笑う私と、あははと笑う諏訪子。周りが見ればアンバランスな取り合わせらしい。

 ――何で神奈子みたいな優秀な子が、土臭い土着神なんかと――

 よくそんな風に揶揄されたものだ。
 だが、今となってはそんな声こそ、心地いい。
 見ろ、私は理想の相手、理想の生き方、そして理想の土地を手に入れた。
 私と諏訪子を笑った奴らは、誰からも信仰されなくなって消滅した。
 でも、私達はこの幻想郷で、未だにこうして神として生きながらえている。
 それは。

 私が愛した相手が、諏訪子だったから。

 締め切った部屋で、ひらひらと灯火が揺れて諏訪子の綺麗な顔を照らしている。
 白い肌が、きらきらと橙色に萌えている。
 幼気の残る大きな目の中で、光が星になって輝いていた。
 長い睫は、しかしそれでも大人びた雰囲気を醸し出すには遠い。
 すあまの様に柔らかい、小さな手。細い脚。

 この山は、こんな幼い姿の神に、なんという重荷を課したのか。
 人に恐れられ、
 人を食らい、
 人に嫌われるという、
 信仰のあり方を。
 
 原始の規律を、自然を、私は恨み、憎んだ。

「ねえ」
「ん、なに?」
「私、負けてよかったと思ってる。」
「ええ?負けたのは、私じゃん。」

 後から気づいた。諏訪子には、あの戦にわざと負ける理由があったことに。
 彼女は私に負けることで、その鎖から解き放たれたのかもしれない。
 
 勿論、彼女が本当にわざと負けたのか、それとも全力でぶつかってきたのか、それは判らない。
 聞いても答えてくれないだろうし、もしそうだと知ったところで、そうだと知らないところで、私の気持ちは、そう、何一つだって変わらない。

 原始と自然が彼女に重荷を課すのなら。
 ならば私が彼女の代わりにその道を歩もう。
 違う道を刻もう。
 あの「切ない諦め顔」を、もう二度と諏訪子にはさせはしない。

 本当は、人間のことが好きで、こんなにも優しい神様に。

「いいえ、負けたのは――私よ。」

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