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【TRPG】私はどんなことがしたいのだろう

最近極短SS並みの長さのエントリばっかりなんですが
SS書けって話ですよね。



本題。



この間マイミクの方のおうちに遊びに行って
夜中2時間位延々と二人でTRPG論議をしていました。
(もう一人はTRPG知らないので暇そうでした)

その人は結構年上で、私の経験している品揃えとは違ってTRPG全盛期というか。
ロードスとかガープスとかワープスとかD&Dとかそういう時代のを。

私は比較的後期というか。
ナイトウィザードとかブレイドオブアルカナとか天羅とかセブンフォートレスとか。

時代の相違(なのか、私とその人との差異なのかは、汎化できないですが)が
TRPG観というものに大して相当に大きな差異をもたらしているということが
わかりました。

そのほかにも色々と話し合った上でわかったことがあったので
得るものは多かったです。


◆TRPGをやりたい
私よくTRPGをやりたい、と一言で言うことが多いんですが
もう少し噛み砕いていくと
実態としては「気心の知れた仲間でわいわい騒いで遊びたい」なんですよね。

それが「TRPGをやりたい」という言葉とどのように分離されるかということについて
少し考える余地があった。



◆TRPGと一言で言うけど
ジャンルがあります。
まあ勿論ジャンルがあることくらいは想像に難くないんですけど
・いわゆる「ハックアンドスラッシュ」をメインに据えているもの
・「ロールプレイ」をメインに据えているもの
・またはそのハイブリッド、
みたいな区分が存在していて

私がメインにやっていたのって
ロールプレイメイン寄りだったんですよね。
勿論H&S要素も十分にあったんですけど
それはクライマックスで一度や二度あればいいかななんてレベルでした。



◆何がその差を生むのか
それは使用したシステムのせいなのか
それともシステムが偏る「時代」のせいなのか
それともまた単純にプレイをする面子によるのか

恐らく一つではなく一つ以上の混合による原因を元に
その差が生じるのだと思います。

一番大きいのは面子なのかなという気もしますね。


◆TRPGのとはゲームジャンルではなく、ゲームの形態でしかない
つまり、「用意されたシステム」以上でもなくそれ以下でもないということなのではないか
H&S向きのルールを使ってロールプレイメインにすることも
その逆も可能であって
では何を以ってそれを左右するかというと
参加者であり、
もっというと「参加者間の合意」だろう
ということで、
その人との話は一応の決着を見た気がする。



◆プレイスタイル
私がやっていたのは
確かに世界観が濃厚に作られていて
ロールプレイ要素がふんだんに盛り込まれたタイプのシステムばかりだったし
実際にプレイした内容もロールプレイメインだった。
だが果たしてそれがすべてかといわれると
結局一緒にやっていた面子が
無言の合意の上でロールプレイメインの楽しみ方をしていたというだけであった。

GMをメインにやっていた面子も
それを承知の上でのシナリオを考えてきていたし
そうであると知っているPLメインの面子もまた
とにかくシナリオを円滑に且つ楽しく進めるように
時にはGMに対してPLが譲る場合も含めて立ち回って遊んでいた。

とにかく目的は全員で笑うこと。
シナリオを達成することもキャラを強くすることも二番目以降で
楽しくやるのが一番の目的だった気がする。
そのためには「シナリオ上それはやらねえだろ!?」っていう
PLの行動も許容されたし
GMのミスもある程度目を瞑った。

GM「ボタンがあるんだけど少々危険な…」
PL「ぽち」
全員「おぃぃぃい!?殺す気か!!」
とか
PL「~する」
GM「え、まじ?ちょっと……ああ、なんとかする、OK」
PL「~した方がいいなら、そっちにしてもいいけど」
GM「オネガイシマス」
ってこともあった。

パーティゲームのようなのりでプレイするスタイル



逆にとにかくシステマチックに処理をして
理路整然と時事を処理していく
その上でゲームを楽しむというプレイスタイルもあるようで
これは私は数度しか体験したことがない。
コンピュータRPGをそのまま無電源システムに落とし込んだような場合や
H&Sメインのシステムではそういう感じになりやすい?

かといって前述のパーティゲーム見たいなスタイルと
背反だとは思わないかな。



◆システムかロールプレイか
もうあんまし覚えてないんでうろ覚え知識なんですけど

テラ・ザ・ガンスリンガーてシステムの
サルーンガールというアーキタイプ(職業)が使用可能な
マニューバ(技)に
テンプテーションって言うのがあって
判定のときに
成功値(どれくらいそれを巧くやってのけたか)を上乗せする
スキルがあるんですが

システム上の効果は「成功値の上乗せ」。
でも説明のテキストには
「相手を魅惑して…」みたいなことが書いてあるんですよ。
それを
たとえば
「寝ているときにとある音で目が覚めるかどうか」の判定、
に使えるのかどうか。

システム重視でいくのなら、当然組み合わせ可能です。
有無を言わさずコンボとして使用して成功値を底上げできます。
確か対象の判定の限定はなかったはずです。

でも、スキル説明とか、そもそもそのスキルの名前から判断するに
魅了対象が居ない判定には組み合わせできないだろ、
というのがロールプレイ重視のスタイルで用いられる言ですね。

もし組み合わせたければ、
そういうシチュエーションを演じて見せろとPLが要求される。

ちなみに私がやっていた内輪でのプレイでは
そういう組み合わせをすると
「は?wwwなにそれwwwwいみわかんねえwwww」
「はい、成功値○○ねwww」
「ええええwwwお前目覚まし時計相手に色仕掛けでもしたのかよ?ww
何かわけわからんやりかたしたけど、どうやら成功したみたいだwww」
とか
「うぇwwえwしwっwぱwいwしwたwww」
「カエル相手にパンツ見せても意味ないからな!ばーかばーかwww」
とかいって笑いながらやってた。

ある意味でシステマチックなんだけど
パーティーゲームだった。


テンプテーションの効果については
もう10年位前にプレイしただけだし
ルールブックももう手元にないので
詳細は忘れましたが、大体あってると思います。


この辺の明示的な縛りはTRPGには存在しない場合が多々ある。
(限定している場合もあるが)

しかもこういう幅の持たせ方に対しても
やはり明示的な名前が与えられているわけではない。
(たとえば判断はGMに任せるタイプの判定として
「随意ジャッジ事項」などといった名前があるわけではなく
それゆえに、その場合はどうこうしろという統一見解がない場合も多々あるということ)

いちいち世話しないから勝手にやってくれ、ということ。
iOSではなくAndroid的な。違うね。

つまり、
スタイルの差や
空気感がものすごく重要になってくる。



また、人狼というゲームで
熟練者は数パターンのセオリー戦術を既に習得していて
ぶっちゃけそれに従えば理詰めでそれなりの勝率をたたき出せるらしい。
ただ、これが楽しいのかどうなのかということ。
勝てばいいならセオリーに乗ってしまえばいいのだけど。

私はいちいち考えながらやるのが好きだったり
その場での相手との論のやり取りが好きだったりするので
統一的なセオリーに全員で乗っかるってプレイスタイルは合わなかった。
でもまあ既にセオリーを知ってしまった人に
それを忘れろというのは酷なので
あんまり熟練してない人同士で頭捻りながらやるのが好き。

格げーのマッチングと似ているかも?

1000+1000の組み合わせで遊んでるのに
2000+3000とかのガチペアで乱入してくる人に
「空気読めよ!!」っていいたくなるあの感じ。



◆スタイル同士が背反せず共存するには
先に述べたとおり予めの合意ってことでしょう。
それがやりやすいのは気心の知れた仲間同士であったり
単純に回数を重ねれば見えるものもあると思います。

重要なのは空気読む能力って感じに落ち着いちゃうのかなあ。

本気出して敵殺すぞって空気が流れたら、
私だってむやみにボタン押しませんし
楽しむぞって時に馬鹿な行動をしてるキャラをたしなめたりしませんし。
そういう柔軟さが求められる。
それも面子が変わると空気の色も変わるしで大変。

だからその誤差をなくして
暗黙の了解で楽しめるゲームにするには
気心の知れた人とやるのがよくて

非常に気の長いゲームです。

個人的には最低3回は同じ人と同じシステムでセッション(1ゲームをプレイする単位)しないと
息合わせられないんじゃないかなあ。

知らない人同士が一堂に会して行うセッションの場合
(コンベンションとかライブRPGと呼ばれる)
予めの合意が薄い。
そのためにどうしてもシステム優先になりがちで融通が利かなくなる気がする。
逆にH&S的なシステムはそういう場合に影響度が薄いので向いているのかも。



◆贅沢なゲーム
そうして合意を得た上でのセッションがやりたいのだなと
自分の欲求を再定義してきたわけですが
TRPGは1セッション2時間~長いと7時間とかかかる。
しかもプレイ人数は2~といわれているが、二人でやって面白いものはあまりない。
(システムによるのだろうけど)
PLが4~6、なのでGMを含めると5~7人揃わないといけない。

私がやりたがっているタイプのセッションとなると
飲み会のような予定構成が必要。
時間と、場所と、そして面子。
非常に限られたシチュエーションでしかプレイできない。

似たようなものに麻雀がある。
場所と、長い時間と、4人(場合によっては3人)を必要とするが
所詮4人、ルールが基本的に一つなので、
TRPGのように面子によるブレが少ないので
(システムが違うと人が同じでもぶれるし逆もある)
まだまだぜんぜん楽しみやすい遊戯に見える。
そしてゲームをする際の負荷が4人とも平等。
(TRPGはどうしてもGM一人だけ負荷が高い)


そして特に先にあげたパーティーゲーム的なスタイルで行こうとすると
言い方は悪いけど
大人な紳士淑女のノリでは乗りこなせない荒っぽさを要求される。
学生的なノリがないと淡々とシステムをこなすだけになってしまう。

最後にTRPGをプレイしてから
恐らくもうすぐ10年くらい経過してしまう。
いまあの頃のノリができるのかというと
自分自身に対して甚だしい疑問を抱かざるを得ない。
って言うか多分もうできない。
やるならかなりリハビリしないとだめ。



私はバンドなんて組んだことないからわかりませんけど
似てるんじゃないかな。
個人レベルでやれるのが集まっても
何がやりたいのかまで一致してないとだめで、
仮にそれが一致して集まってもまだスタート段階で
練習に大きな時間と場所を要する。



TRPGは非常に贅沢な遊びだ。




でも
だからこそ、そんな贅沢な遊びを共有できる人がほしい。
やるのが目的なのかもしれないけど、
それを共有できる人となら、きっと仲良くなれるんじゃないかという
ある意味でのフィルタとして有効な気はしている。






追伸:

そしてどうしてもついて回るのがGMへの負荷なんだよね。
どうしてもGMだけ大変。

GMするのが好きな人、ってのが身近にいるかどうかって
身内TRPGを続ける上で
凄く重要なファクターだったと思う。

これってこういうオフ集会での遊びごとの中で
TRPGだけが持つ不公平(まで言うと言い過ぎかもしれないけど)
だと思うんだよな。

GMって役割だけをアウトソース化して
そういう集団とか。
そういう店とか。
TRPGがもう一度流行ることがあれば、アリなシステムだと思う。

「~のシステムのGMできます」とか「~のシステムのシナリオ新作作りました」
って触れ込みのGM専門家がPLを募集したり。
PLは参加費を払ってGMしてもらう的な。
カリスマGMのいる店なんてセッションスペースがあったり。

夢が広がるけど多分もう潰えてるね、その夢。
大体、私GM難しすぎてできなかったし。
アレ選ばれた民にしかできない職業だって……。

実際に出張GMなどやっている方もいるようですが
なんていうかハードル高い印象。



あと、リプレイをほとんど読んでないのも
もしかしたらTRPGのコアプレイヤーには奇異な目で見られるかもしれない。

ロードスとガープスつかったなにかと、EVAか何かのを読んだ位だったけど
正直、面白くなかった。
節々に面白いものがちりばめられては要るのだけど
総体としては
別にこれ以上読まなくてもいいかな、どうせプレイするのは自分だし
と思ってその3冊くらい以上読んだことがない。
読んだ内容も余り覚えていない。

リプレイはリプレイという出版物でスタンドアロン。
それが好きか嫌いかに尽きて実際のTRPGには余り関係を持たない。
というのが個人的なスタンスでした。

というのもまあ、
その場の空気とノリを重視する人間だったからかもしれません。

あと私スポーツ観戦しない人なので。
たぶんそういうことなんじゃないかな。

実際にこのリプレイにあるようなことが起こったら面白いなとは思いつつも
実際に起こることは想定外であって
しかし想定外であるからこそ面白い気がした。

こんなシーンのリプレイあったなっておもって
それにとらわれて行動したら負けって気がしてしまったのだ。



なんとなくオンラインセッションはやる気にならない。

というのも、
その場の空気感が好きなので
オンラインでやっても余りそういう空気を味わえる気がしないから。

人数分のモニタとカメラを用意しても
まだ何か足らない気がする。

TRPGをサイバー化(死語)するなら
現状可能なもので言うと
ルールブックの電子化であるとか
キャラクターシートの電子化と共有とか
パーティー間のメモの共有であるとか
GMスクリーンの多機能化とか
音声に留まらないこと詳細なレポートであるとか
そんななアクセサリ程度にしたいなあ。
ダイスは手で振りたいし
空間はリアルを共有したいし
コンピュータゲームみたいな複雑な数値算出も要らない。
アナクロォ……





麻雀が好きな人に、
リアルでやるの好きだけど
ネット麻雀好きじゃないってひともいるのかな?
周りに麻雀好きな人いないからしらないけど。

バンドに関しても
本番さえあえば個人練習だけでいいって言う人と
とにかく顔を合わせて練習したいって人と
いるのかな。
わからないけど。

たぶん、そんな感じ。



◆結論
私が求めているのは馴れ合いパーティーTRPG。
そしてそれは懐古厨的な願望によって展開されている。

あとはまあ個人的には世界観という作品を楽しんでた。

でもきっとこれから再開しようとして
初めてTRPGする人とか
プレイスタイルわからない人とかとやるのなら
H&Sベースに
かっちりシステムにのっとってやるのが
わかりやすくていいんだろうなあ。


最近ってどんなルールあるのカナ。
もう新しいのなんて出てないのかな。

この記事へのコメント

Re: 【TRPG】私はどんなことがしたいのだろう

たぶん正解も結論もなく、全員で共有した時間を満足できる『プレイ』があるだけなんだろな

だから『システム』だとか『シナリオ』だとか『世界観』なんかは要素でしかないと感じた

すべては想像力とそれを共有できる感性さえあれば、即興劇でできるのだから

でも・・・まあ、ゲームである以上はルールいるよなw

そういった意味で今は人狼を8人くらいでやりたい('-')

Re: 【TRPG】私はどんなことがしたいのだろう

最近ソードワールド2.0のオンセやってまして個人的にタイムリーな話題!
僕はどちらかというとH&Sでガンガンやってる感じです。なんていうか、ロールプレイよりもPCを育成してできることが増えるのが楽しい、といった感じ。

ロールプレイというと、昔はよくPBCをやっていました。
俗になりきりチャットとかいう奴で。世界観が用意されて、自分でPCを作成して、他の人のPCとチャットでリアルタイムリレー小説をする、という遊びです。ずいぶんとドハマリして、僕が絵を描くようになったのもそのキャラクターの立ち絵描きたいなーと思ったことが発端だったりします。

なのでオフラインセッションでのロールプレイって、どんな感じなのかなあって若干の興味が。 顔を付き合わせて女の子PCを演じる時って、一体どんな顔をすればいいんでしょう……w

Re: 【TRPG】私はどんなことがしたいのだろう

こんな世界で遊んでみたい、と思わせる世界観というのが、
私の中では魅力につながる大きなファクターですね。
アーキタイプを見て、こんなキャラ使ってみたいとか。
私がひねくれているからかも知れませんが、
職業とかスキルとか世界に設置されたインフラを見て、
それをいかに組み合わせてもオーソドックスなものしか作れないと
ちょっと「うーん」ってなっちゃいます。
システムと言うよりは
一つの「世界」を作品として見ている観がありますね。
その世界をパックしたのがルールブックという意識。

多分、ネットとかでさくっとやるには
H&Sが適してるんだと思いますね。
割とロールプレイをする余地とかも限られるかもしれません。
TRPGに限らず、チャットなどは
速度の速い人に合わせて進んでしまうので
強制スクロールのシューティングみたいな印象を受けますねえ。
それが苦手で私はあんまりチャットとか行かないです。

オフラインでは
私は女性キャラしかやったことないです。
別に頑張ってなりきるってコトもないですかねー。
なりきって遊ぶこともありましたけど。
その辺あんまり真剣に考えちゃ駄目な辺り
エントリにも書いた
「大人のノリじゃ駄目」ってところな気がしています。

自分自身の行動をナレーションで他人に伝えるだけじゃつまらないですからね!

個人的には「こいつに絡む!」ってPC一人決めてずっといちゃいちゃしてればいいとおもいm…

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