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【霊夢_魔理沙】霊夢と魔理沙がいちゃいちゃしてるだけの話

口直しみたいなモン。
いちゃいちゃしてるだけってのを書いてみたかった。
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「おはよ」
「ん、おう、おはよう」

 霊夢に起こされたら、もう昼だった。

「寝すぎちゃったね」
「ああ、寝すぎた」

 でも、寝すぎていたのは私だけのようで、霊夢はすっかりいつもの恰好で、私はまだ布団の中で裸のままだった。布団の中に霊夢の温もりを探すが、見つからない。やはり寝腐っていたのは私だけみたいだった。

「起こせよぉ」
「あんまり気持ちよさそうに寝てたから、起こせなかった」
「寝起きを見られるのは、恥ずかしいんだぜ」
「そう?眠そうな目にぼさぼさの髪の毛。可愛いわよ?」
「ばか」

 霊夢が「可愛い」なんて真正面から言ってくるものだから、恥ずかしくてまた布団に潜り込んだ。

「こら。ご飯できてるんだから」

 上半身から掛け布団を剥ぎ取られる。

「わかった、わかったってば。起きるってば」
「わかればよろしい」

 腰に手を当てて、仁王立ちの霊夢。右手にはオタマを持っていた。

「霊夢」
「うん?」

 名前だけ呼んで、その先は言わない。でも、霊夢はわかってくれて、少しだけ頬を赤くして目を逸らす。

「い、いつまでこんなこと」
「ずっとだぜ。最初は霊夢がしてくれたんじゃないか」
「そうだけど……」

 霊夢がよってきて、布団の上に座ったままの私に合わせるように腰を下ろす。真正面に向き合って、私がまっすぐ霊夢を見ると、でも霊夢は目を逸らせて、合わせて、また逸らしてを繰り返しながら。

「ずっと、毎朝、なの?」
「ずっと一緒にいるって、言ってくれたろ?」

 ばか。
 霊夢は小さく呟いてから、顔を寄せて、唇を私に。私もそれを受け止めて霊夢の少し薄い唇に、自分のそれを重ねる。

「んっ……」
「れい、むっ」

 霊夢の肩に手を置いてそのまま引き込もうとした、が。

「まっ、魔理沙、舌入れたぁ」
「え、つ、つい」
「おはようのちゅうで舌入れはなしっ」
「はあい」

 ちえ。

「早く着替えて。ご飯できてるんだから」

 霊夢はさっさと立ち上がって台所の方へ行ってしまうが、唇を指で押さえたまま、顔を真っ赤にして眉を垂らしていた。
 昨日の夜、霊夢には散々口吸いをした。それを思い出してくれているんだろうか。そうだったらいいなあ。
 普段はつんつんしてる霊夢って、でもすっごく可愛いんだぜ。でも、これは私だけの秘密。あんな風にキスで顔を真っ赤にする霊夢なんて、他の誰も知らないだろうなあ。
 昨日の夜のことをちょっと思い出してしまう。
 えっちのときの霊夢ったら、顔を真っ赤にして声を堪えるんだ。私は声を出しちゃう方なんだけど、霊夢は口に手を当てて、頑張って声を抑えてさ。その仕草が可愛いから強く責めちゃって、我慢の限界を超えて堰を切ったように声を出してしまったときの霊夢は、恥ずかしそうで泣きそうな顔で、私の顔を見てくれなくて。それが可愛くてまた責めちゃって。まあ、その後私も仕返しされて死ぬほど恥ずかしい目に遭うんだけど。

「ああ、霊夢、可愛いなあ!」

 堪らずその場で叫んだら、うっさいはやくしろ!って襖の向こうから怒鳴り返された。
 あぁ。昨日のことを思い出したら、股間の辺りが……。まずいなあ、収まりそうにない。
 す、すぐ、済ませるから、ちょっとだけ……。
 本当、起き抜けのおちんちんは、些細なことで走り出してしまう。我慢が利かなくて仕方がないから、霊夢に聞こえないように、済ませてしまおう。

「お前、私より食いしん坊だな?」

 苦笑。あっさりとフル勃起したそれに、軽く唾液をまぶした掌を被せる。雰囲より、物理的刺激で、さっさと抜いてしまおう。
 なんか、悲しいけど、ちんこ擦れればいけちゃうんだよな。所詮チンポの性欲なんて、そんなモンなのかな、なんて思いながら、でもとめられない。

「んっ……ふぅっん」

 左手の掌で亀頭を撫で回しながら、右手で雁首と竿を扱き上げる。さっさと射精して、着替えて、霊夢のご飯を食べよう。
 溢れるカウパーが左掌に絡みついて、ぬるぬる亀頭に潤滑液になって拡がる。そこから拾って塗り拡げるみたいに、右手で竿全体にチンポ汁を塗していく。
 早く、早く射精して、済ませないと……。

「っあ、っふ、ぅっ……こえ、もれ、ちゃ」

 いつも声を堪えないものだから、こういうところで苦労する。布団の端を口に含んで声を堪える。
 もう少し、もう少しで、イけるっ。
 お湯で言えば、気泡がコトコト上ってきた感じ。後は、このまま、走り抜けるだけ。

「ふーっ、ふぅうーっ」

 と、興奮の螺旋階段を一気に駆け上ろうとしていたところで、すっ、っと襖が開いた。霊夢が、立っている。

「っ!?」
「聞こえてるわよ」

 そ、そうですよねーっ。隣の部屋でオナニーなんかして、ばれない筈ないですよねーっ!私が甘かった!
 霊夢は据わったままの目を私に向けてつかつかと歩み寄ってくる。

(やばい、蹴り飛ばされる)

 そう、覚悟して目を閉じると……しかし何もなくて。恐る恐る目を開けると、霊夢の顔が、凄く近い。キスするときみたいな距離。

「れい……」
「勿体無いこと、しないでよ」

 霊夢の手が、私の肉棒に、触れた。

「起きてすぐこんなにして……えっち」
「ご、ごめん」

 なんか、謝ってしまう。
 霊夢の細くて綺麗な指が、私のモノの上を這い回り始めた。それはイかせる動きと言うより、私を、焦らすような……。

「ご飯、いらないの?」

 そんなことしながら、そんな質問されて、応えられるわけないぜ……っ

「ご飯より先に、霊夢が食べたい、なんて」

 霊夢の左手の指が、私の額を弾く。

「えろまりさ」

 小さく囁かれたその声に、こたえようと思って口を開いた瞬間。

「んっ!?」
「ぁむ……っちゅ、んろ」

 霊夢の口で塞がれた。さっきは怒られたのに、今度は霊夢の方から舌を入れてきてる。激しい、と言うよりは、ねっとりとしたキスだった。舌を舌で絡め取られて、散々こねくり回されて、唾液を混ぜ合わせて。歯茎も頬肉も、すっかりと霊夢に嘗め回されて、私の顔から上は茹ったみたいにボーっとしてしまう。霊夢、ディープキス、巧いんだなぁ……。

「早く、出しちゃってよね」

 キスから離れた唇が、熱っぽい様子で言葉を紡ぐ。その唇の動きだけでも艶かしく見えてしまって、弄られているペニスはギンギンに勃起してしまっていた。
 霊夢の服はどこも肌蹴てなんていない。なのに、ああ、好きって気持ちだけで、こんなにも興奮してしまうんだなあ。

「霊夢、扱い、て」
「……うん」

 私のおねだりに、何て返していいのかわからないみたいに頷いた霊夢。でもその右手はしっかりと私の雄幹を握っていた。

「横になって」
「あ、うん」

 霊夢に促されるまま、仰向けに寝転がる。霊夢もそれに寄り添うみたいに並んで横になった。
 全裸のままの私と、服を全部着ている霊夢。そんな状態で勃起したペニスを扱かれるのは、物凄く恥ずかしかったけど、同時に、物凄く興奮した。
 天井に向けていきり立っているそれを、包み込むみたいに握って上下に擦る。中指にだけ力を入れたり、全体を均一にしたり。人差し指だけを亀頭の上に持ってきて、鈴口をほじったり。小指で付け根のところをくすぐったり。霊夢の手コキ、最高っ。

「びくびく跳ねてる。気持ちいいの?」
「ああっ、すごく、きもちいいっ!すぐ、すぐイっちゃいそうっ!」

 朝じゃないけど朝勃ちを抜き処理するだけなのだから、そのままさっさと射精してしまえばいい。私も我慢なんてしないで、霊夢の巧みな手技に身を委ねて、快楽に任せる。
 カウパーがどんどん溢れてきて、霊夢の手を汚す。くちゅくちゅ音が鳴って霊夢の綺麗な手が私のエロ汁で汚れているんだと思うと、またいっぱい汁が溢れてしまった。
 イきそう。仰向けになった私の腰が、霊夢の手の動きに合わせて勝手に上下してしまう。

「っあ、れ、霊夢っ!すごいっ、すっごい、きもちっ、出るっ、霊夢の手コキで、もう、射精っ……!」

 もう射精感が沸騰して上り詰めようと言うタイミングで霊夢の体が起きて、その顔が、私の股間へ。
 手コキをやめないまま私のペニスを引き寄せて自分の顔に向け、大きく口を開けて舌を出した。

「らひへ、まりひゃ、せーひ、らひへっ」

 舌を出しただらしない顔のまま、ペニスに向けてあけた口からおねだりの言葉。扱く手の動きも加速して、射精欲求は臨海を突破する。
 
「れいむっ!でる、射精するぅっ!霊夢の手コキでぇっ!私のメスちんぽ、ザーメンびゅるびゅるだすぅっ!霊夢の口の中に、いっぱい、いっぱいでちまうよぉおっ!!」

 だくっ!

 一発目の脈動は、本当に音が立ったかと思うほど太かった。チンポの中を粘ついた精液が勢いよくのぼり、それが先端から噴出して。

「ゎふっ!んっ、ふぅっ!お、ほんっ!ふっ、ふーっ!」

 開けっ放しの霊夢の口の中に、矢継ぎ早に注ぎ込まれる白い筋。射精の痙攣でたまに的を外して、頬や鼻に跳ねてしまって、それがまた霊夢の顔をいやらしいモノに染めていく。
 霊夢は口の中に注ぎ込まれる精液を飲み込まずに口に溜めている。いよいよ射精の勢いを受け止めるに開けていようにも、注ぎ込まれた量が多すぎて口から精液が溢れそうになると、今度はチンポを唇でふわりと咥えて精液を口に受け止め続けてくれる。

「れ、れいむっ」

ところどころ精液がかかった顔を赤く染めて、瞳を欲情に潤ませて、私の精液を口の中に溜め込む霊夢の姿は、どうしようもなくエロくて。

「え、えろす、ぎっ……」

 咥え込んだ唇は上下に揺れて、カリをゆったり扱き上げる。フェラチオに化けた霊夢の精飲に、私の射精は止まる事がなくて、霊夢の中にどんどんザーメンを注いでしまう。
 やがて射精が収まる頃には、霊夢の頬はすっかりと膨らんでいて、あの中が全部私の精液だと思うと、それをこぼさずに溜めている霊夢が堪らなく可愛くって。

「はあっ、はぁあっ、れい、む、気持ちよかった……。霊夢、凄くえっちだったぜ。それ、風呂場で捨てちゃおうな」

 口に私の精液を溜めっぱなしの霊夢に肩を貸して、それをお風呂場に捨てさせに行こうとしたが、霊夢は立ち上がらない。
 霊夢は両手を、物を受け取るみたいにくっつけた形に広げて、口の前に添える。

「れ、れいむ?」
「んっぶ、ぁ」

 そのまま手の上に口の中に溜めた精液を吐き出した。霊夢の手がはそれを受け止めようとするが、少し端から零れてしまっていた。

「わ、だ、大丈夫か?ごめん、辛かったよな、こんなもん口に入れ……て……?」

 気持ち悪さに風呂場までもたずにそこで吐き出してしまったのかと思っていたが、何か様子が違う。
 霊夢は精液を口から吐き出すのに、わざとらしく舌を出して、まるで舌で伝わせるようにザーメンを掌に流し落としている。その目は潤んでいるが、苦しそうと言うよりは、まだ欲情に染まっているみたい。何よりザーメンを吐き出しながら、上目遣いに私の方を見ている。口から白い粘液をこぼして掌に受け止める様は、凄く、エロティックだった。そこに注がれているのが、私の精液で、霊夢は口から手へと私の分身を転がして、弄んでいるのだから。

「れ、れいむ、なに、して……」

 口の中にあった私の精液を全て掌の上に零し終えると、溢れた幾らかが霊夢のスカートに白い糸を引いて落ちては汚し、いやらしい染みになっていた。そして、掌にたまっている精液を、霊夢は。

「いただきます」

 ぞくっ
 背筋に突き抜けるような淫らな声。
 ただの食事前の挨拶に使われる言葉が、とんでもなく卑猥な言葉に聞こえるほど、霊夢の声は艶がかっていた。そしてそれを言い終えると同時に、霊夢の舌が再び私のザーメンを舐める。
 掌に一杯溜まった白濁粘液を、舌先で混ぜるようにしてから、掬って口の中へ。精液を含んだ口をもぐもぐと蠢かせて、ああ、私の精液を噛んでる……。くちゃくちゃわざといやらしい音を立てて噛んだ口を、今度は大きく拡げて私に見せてきた。霊夢の赤い口粘膜に、私の白い汚液が絡みついて上顎から舌に、上の歯から下の歯に、糸を引いている。そうして私の精液を咀嚼している様を見せ付けた後、少し上を向いて、今度はその白い喉元を私に見せつけるようにしながら、口に含んだ精液を、飲み下した。喉がくくっ、と蠢いて、そこを私の精液が流れていっているのが、わかる。
 まるで、その喉の動きが、私のペニスを直接喉で飲み込んでいるみたいに錯覚して、さっきあれほど沢山射精した後だと言うのに、それは堪え性もなく再び勃起を始めて、私は両腕を股の間に挟んでそれを隠す。

「……っ」

 霊夢の溜飲に合わせて、わたしの喉も鳴ってしまうようだった。霊夢のその行為は、堪らなく淫蕩で妖艶。
 霊夢はその後も舌で私の精液を飲んでゆく。回数が進むたびにその仕草は大胆になっていき、唇を寄せて吸うようであったり、犬か猫が餌を食べるときみたいに口を開けて精液粘りを掌から直接口に運んだり。最後には掌を傾けて杯を煽るように口の中に流し込んで、その度に咀嚼して口の中で粘って糸を引く精液の姿を私に見せつけてから、ゆっくりと飲み下していく。そのときの霊夢の顔ときたら、少女のかんばせのままなのに、飛び切り上等な娼婦のそれみたいで。
 掌の中にある精液が全てなくなると、まるで猫が自分の前足を舐めるみたいに、指の間、掌のしわの間、爪の間、指先に残る、零れて腕に筋を作っているそれを、丁寧に舌で舐め取っていく。
 目を細めて、でも恥ずかしそうにしながら、霊夢は私の精液を全て食べ終えた。そして、ゆっくり、私を見る。
 霊夢の食ザーは、私の興奮を呼び覚まして、再びペニスを完全に屹立させるに十分だった。股の間で、触れてもいないのにカウパーをもらして、びくびく跳ね回って刺激を求めている。
 私は、まさか視覚情報だけでこんなに興奮させられるなんて思っていなくて、それをごまかすみたいに、霊夢に、少し、意地の悪い言葉を投げる。

「たっ、食べ終わったら、挨拶が、あるんだぜ?」
「っ!」

 私の方がそんなことを言い慣れていなくて、何とも格好が付かない。でも霊夢は、食べ終えて、それを私に見せつけたところで完了したつもりでいた。多分、恥ずかしいのを必死に押さえながら、でもエッチな気分に突き動かされて私の精液をあんなに美味しそうに食べてくれたんだろう。その緊張感が途切れたところに、私の一言。
 霊夢は目を見開いて、そしてまた細めて逸らし、真っ赤に顔を染めなおしてから、私の要求に応えてくれた。

「魔理沙のザーメン、おいしかった、です……」

 言い終えてから、真っ赤な顔を更に真っ赤にして俯ける。やっぱり、本当は凄く恥ずかしかったんだろう。それでも私を喜ばせたくてあんなことをしてくれる霊夢が、凄く可愛かった。
 ちんぽはまだ勃起していたけど、霊夢の健気な行為に、これ以上させるつもりもなくなってしまった。

「うん、よくできました!おなか、すいたぜ。後始末して、ご飯食べようぜっ」

 今度こそ霊夢を促そうとすると、霊夢はそれに先んじてすっくとたちあがった。追いかけるように私も立ち上がろうとしたら、霊夢は。顔を伏せたまま、口を開いた。

「私だって魔理沙を待ってて、朝からずっと待ってて、おなか、ぺこぺこよ。今のじゃ、食べたりないの」
「霊夢?」
「今度は、こっちに……」

 少し震える手で、スカートをたくし上げる霊夢。座ったままの私の目の前に、その中が晒されて。霊夢のショーツは、おもらしでもしたのかと言うくらいに、濡れていた。布地はすっかり水気を吸って透けてしまい、その下に隠れている陰毛の黒が、そして、ぱっくり割れてそこからはみ出た微肉のピンク色が、じっとりと透けて見えていた。

「れい、む」
「私、まだ、ごちそうさまの挨拶、してないよ」

 スカートを捲り上げていた手の片方を、その中にもぐりこませて、親指をショーツの前面の端に引っ掛ける。そのままずるりとそれを下に下げると、淫汁で濡れそぼった女陰が、はっきりとその姿を現して私の前に曝け出された。

「こっちにも、たべさせて」

 霊夢はふるふる肩を震わせて俯いている。いじらしい。
 私は立ち膝になって霊夢の手を取って引き寄せた。

「あ、ああ、いっぱい、食べさせてやるぜ」

 なるだけ霊夢に負担にならないように、笑顔で言ったつもりだったけど、ちょっと失敗した。「ぜ☆」にし忘れた。
 私に手を引かれると、砂の城みたいに膝から崩れて、私に覆いかぶさってきた。顔を覗き込んだら、泣いていた。

「何泣いてるんだよ」
「はっ、はずかしいよぉ」

 手で顔を押さえる霊夢。でもその手って、さっき私の精液でどろどろだったんだけど……。

「泣くほどかよ。無理しなくてもよかったんだぜ?」
「だって魔理沙、ああいうの、好きでしょ?」
「ああもう、霊夢、可愛すぎる。好きだ、好き、好き、大好き。霊夢のことが、大好きだよ」
「ちっ、ちがくて、そうじゃなくて、ああいうえっちなこと」
「おんなじことだろ」

 霊夢に、キスする。
 げ、私の精液の味……。でもまあ、いいかな。霊夢、可愛いし。

「ちゅっ、ん、んくっ」
「まり、さ……すき、わたしも、すきぃ」

 霊夢とのキスは、何回しても飽きない。何回でも美味しくて、何回でもどきどきして、何回でも大好き。

「魔理沙ぁ、えっち、してぇっ」

 霊夢のとろけそうな声が、耳元に注がれる。元々崩れかけの私の理性はその声であっさり突き崩されてしまって、霊夢を大切に扱いたい気持ちはあっという間に消えうせた。

「霊夢っ!」

 私は霊夢を四つん這いにさせて、その真っ白なお尻に手を乗せて撫でる。

「ま、まりさ」

 そのまま手を腰に動かして、がっちりと捕まえて。

「霊夢が、しろって、いったんだ、ぜ」

 前戯は必要なかった。ペニスの先端をヴァギナの入り口に触れさせただけで、ねっとりした愛液が絡み付いて来た。もう十分に濡れているのが、私の精液を飲んでのことだと思うと、余計に興奮してしまい、霊夢をほぐしてやる気遣いも出来ないほど、私の興奮は獣じみて高まってしまっていた。

「あっん、ま、まりさぁああっ!」

 にゅるり、とまるで抵抗なく私の逸物を飲み込んだ霊夢の淫裂。しかしそれは緩いのではなくて、柔軟なのだった。その証拠に、私のものをぐっぷり咥え込んだ後は、腰を動かすのさえ気を抜けないほどにきゅうきゅう締め付けて来るのだ。

「れっ、れい、む、すごいっ、相変わらず、んっは」
「まりさ、まりさっ、ねえっ、まりさっ」

 私が霊夢の殺しまんこに夢中になって腰を振っていると、霊夢が悲しげな声で私を呼んでいた。何度も何度も呼びかけられて、私はやっとその声に気付く。

「あ、れ、霊夢、どうした?」

 半グズの霊夢が体を捻って仰向けになり、私のほうに腕を向けている。

「普通に、してっ。前が、前からが、いいの」
「ご、ごめん……いやだった、よな」

 霊夢の指に指を絡めて、それを頬に重ねてやると、霊夢はそのてを強く握り締めてきた。

「嫌じゃ、ないんだけど、その、魔理沙の、顔、見ながら、したいの」

 手も握ってほしい、と付け足した。キスもしてほしい、と付け足した。目を見つめてほしい、と付け足した。頭を撫でてほしい、と付け足した。耳元で囁いてほしい、と付け足した。たまに胸も触ってほしい、と付け足した。

「注文の多いやつだなあ」
「だ、だって……」

 手を握ってキスをして、頭を撫でて目を見つめてから、耳元で「全部してやるよ」と囁くと、霊夢は私の手を掴んで、「これが残ってる」って言いながら胸を触らせてきた。

「どきどき、何回えっちしても、全然小さくならない。毎回毎回、破裂しそうなの」
「すっごく、伝わってる。私だって、どきどきは、止まらないんだぜ?」

 そういって、お互いのあんまり大きくない胸を重ねて抱き合う。

「どきどきが、好きの大きさ」
「私の好きの大きさは、こっちだけどな」

 少し腰を動かして、霊夢のアソコに私のそれを宛てる。

「もうっ、折角いい雰囲気なのに」
「ごめん、ちょっと、ああいうの、くすぐったくて」
「でも、わ、私も好き、だから、これ……」

 この密着距離で目を逸らして、でも、脚が、私の脚に絡みついてきて。

「じゃあ、もう一回、気を取り直して」
「さっきの、忘れないでね」

 はいはい、お姫様。
 頭をくしゅくしゅ撫でてやると、霊夢は困ったような恥ずかしいような少し笑顔を浮かべて私を見た。
 私は

「まだ、乾いてないよ。そのままで大丈夫だから」

 気をせいている私を察して、霊夢が気を利かせる。確かにそこはまだぬめっていて、このまま再び挿入できそうなくらい。

「きて」

 霊夢は私の首に腕を回してきた。でも引き寄せたりはしないで、どちらかというと、離れないよと言う意思表示のようでもあった。
 無言のまま私は、その愛おしく熱い泥濘の中に埋め込んでいく。霊夢の中の細かい襞が、私の先端を包み込むみたいに嘗め回してきた。

「っは、ん、れ、霊夢っ、きもち、っ」
「魔理沙ぁっ、まりさ、まりさっ!」

 中はじっとりと濡れて熱く、奥に突き入れると天井にざらついた感触があり、その周辺は細かく刻んだ寒天をきつく押し当てられているみたい。しかもそれが各々別に蠢いて私のペニスを嘗め回してくる。

「あ、っ、ふぅううっ!!霊夢、霊夢の中、あっつい!ぬるぬるで、うねうねしててっ!きもちぃいっ、さっきの手扱きもよかったけど、おまんこやばいっ、やばいのぜえっ!!溶ける、ちんぽとけちゃうっ!チンポ溶けて、ザーメンに化けちゃうっ!れいむぅ、れいむうううぅ!」

 滑らかでぬらつく膣壁と、奥のざらざらの一点。そして巾着袋のように急に締め付けの強くなるリングがあって、私は夢中でざらざらの部分にチンポの先端を擦り付けて、その度に舐り締め上げられる快感に溺れていた。

「ひっ、はあぁっ!魔理沙ぁっ!魔理沙の、ちんぽ、だいすきっ!ご飯より、ホントは私が、ご飯よりコレほしかったのぉっ!もっと、もっともっと食べさせてっ!魔理沙のチンポ、私のエロい下の口に、たべさせてぇっ!奥まで、奥までぶち込んで、ごりごり押し込んで……んっほぉおぁぁああぁああっ!?そ、そこぉおっ!おく、おくの、そこっ!弱いトコ、それだめ、それダメだってばぁ!だめなの、そこぐりぐりっ、ちんぽでそこのとこぐりぐりするの、だめへえっ!ダメだって、ダメだっていつも言ってるじゃないぃっ!んほ、っぉぉっ、あ、あはあああっ!いつも、いつもそこでへぇっ!イってるっ!そこでイってるじゃなぃいいっ!そこはぁ、そこはさいごがいいのぉっ!感じる前に、イカされっ、えっちキモチイって魔理沙大好きってどきどきするまえに、アクメスイッチ、おされたらぁあっ!イッちゃう、強制アクメしちゃうのぉおおっ!」
「っぐ、し、しめつけっ、すごぉおっ!霊夢のまんこって、ホントに、名器だぜっ!抜けない、抜こうとしたら、亀頭がぞるぞるぞるっって擦れて、イっちゃう、でも、奥のざらざら、霊夢の、イキスポット、押しまくるのも、すぐいっちゃう、まんこ肉が、私のチンポをじゅぶじゅぶなめまわして、溶かそうとしてくるっ、わたし、霊夢のエロまんこに、たべられちゃうっ!でも、でもでも、こんなきもぢぃいんだったらぁっ!霊夢にこんなに気持ちよくして貰えるならぁっ!ちんぽどけちゃっていいぃっ!たべられちゃっていぃいいっ!きもちよくぅっ!チンポアクメしたい、霊夢の中でどばどばザーメンぶちまけて、チンコアクメでアヘりたいのぉおっ!」

 霊夢のまんこの中に入れた私のペニスは、霊夢の媚肉に撫で回されて、早くも屈服していた。射精するみたいな勢いでぴゅっぴゅとカウパーを注ぎまくって、そのだくっ、だくっと尿道を液体が通り抜ける感触が、また射精感を強く奮い立たせる。
 霊夢の中に溶けてしまいそうな勃起チンポは完全に呑み込まれてしまっていて、微動だにでもしようものなら、亀頭から雁首から裏筋から鈴口から、すべてが一斉に柔肉にアクメ誘因蠕動で快感の毒池にぶち込まれてしまう。
 でも、私の腰はそれが快感だと言うことを知っていて。霊夢の中でチンポを使うなんて、一瞬でオーガズムにいたって締まって彼女を喜ばせることさえ出来ないとわかっていながらも、ただただその快感に魅了されて、私は必死に腰を振っていた。

「んほーっ、ほぉおぉぉおおおっ!ちんぽ、ちんぽ摩擦されるの、すげぇきもちぃいっのおおぉおっ!霊夢の中でぐちゅぐちゅどろどろどろのまんこ汁に漬けられて、肉棒が、んほぉおお、ちんぽが、肉刺激にないちゃってるっ!カウパー零しまくって、うれし泣きしちゃってぅのぉオオおおおぉお!ざらざらのイキボタン、押しまくってやるぅっ!」
「ま、まりさ、こし、腰とめっ、だめ、アクメスイッチ連打しすぎぃぃいいいっ!いく、いくぅうっ!またイクっ!とめて、まりさ、とめてぇえっ!アクめっ、連続アクメっ!とめへぇえっ!」

 霊夢の声が段々、声自体は大きくなるがそこから力が抜けてゆく。芯の無くなった声は、セックスの快感によって理性が溶け墜ちてしまったのを示していた。

「いぐぅっ、いぐぅぅぅぅううつ!魔理沙にまんこ奥せめしゃれて、いきっぱなひ、いきっぱあなしになってゆうぅううっ!っひ、おおぉおおぉおっっん!!らめ、それ以上、ボタンらめぇっ!おされるたんびに、わっ、わかるでしょぉおおっ!潮っ、魔理沙にピストン一つ記される度にアクメして、びゅっびゅ潮吹きしちゃってるのぉおっ!むずむずっ、おまんこむずむずするっ!イきたい、もっと、もっといっぱい、もっとキツいあくめしたいぉおおぉおぉぉおぉおおっ!」
「わかるぜっ、ぶしゅぶしゅエロ汁吹きまくってる霊夢のっ!おなかんとこに感じるっ!ぬるぬる潮吹きしてる霊夢、可愛いっ、れいむぅっ!イきまくってる霊夢の痙攣イキまんこ、きゅんきゅん締まってくるぅううっ!ちんぽ、ちんぽしぼられるっ!むにゅむにゅ私のチンポが牛のおっぱい搾るみたいに、ぎゅむぎゅむ搾られて、わた、し、んっふ、腰前後しちゃう、こし勝手に動いて、チンポミルク絞りに協力しちゃうのぉおおっ!でるっ、霊夢、チンポ汁中に出していいだろぉ?」
「中出しっ、中出ししてっ!!魔理沙のチンポ汁、私のべんきまんこに、たっぷり排泄してぇっ!私の子宮を、ザー汁で溺れさせて、卵子ちゃん溺死させちゃってもいいのぉおおっ!んふ、んっっふぅううううっ!お腹の中たっぷたぷになるくらい中出しっ!私の卵管も精虫に食い荒らされて、造卵細胞まで受精スタンバイしちゃうくらい、ザーメン漬けにしてぇっ!」

 霊夢の中のざらざらしたところ。私はそこに精液をぶちまけたくて溜まらなかった。そこが何なのか私にはわかっていないけど、私にとってそこが一番気持ちのいいポイントであって、そこが霊夢の最高のセックスアピールの場所に感じられた。

「だすっ!ざーめんだすっ!でる、でるでるでるでるでるでるでるっっっっっっ!!んほ、ほぉんぉおぉおぉおおおおおっっ!!!!!」
「んきゃ、ザー汁、勢いよくきたぁっ!おマンコに音響いちゃうくらい、ザーメンぶちゅぶちゅ注入されてるっ!子宮口押し開けて中まで入り込んでるっ!卵管にも満たされてってるぅっ!しあわへ、しゃーわへなのぉおっ!魔理沙の精液、おマンコで食べさせて貰えて、しあわへぇっっ!んふぅうっ、くる、くるわぁっ!私もおっきいあくめ、くるのっ!魔理沙がおマンコ奥までピストンする度に、アクメ降りてくる、来るっくっるっっくるいくいくっっくいくいっくいっっくうううううぅぅううううっ!」

 私の腰の奥から肉管を通って霊夢の中に注ぎ込まれた精液の量は、もはや測定できないほどだった。ただただ、そうやって真っ白に染まった下半身を見て、私はもう幾ら扱いてもそれが出てこないペニスを握りながらアヘっていた。霊夢はお腹の中に残っている精液を愛おしそうにお腹の上から撫でている。
 二人の結合は、溶けたけれど、繋いだ手とかは解かないまま、私はオーガズムの淵へ墜ちていった。







「これ、どこのだ?いい感じ」
「幽香の手製。」

 お風呂上り。体を拭いてから、互いの体にぱふぱふと"てんかふ"をまぶしあう。

「幽香は化粧品屋でもやればいいのにな。なんていうか、イメージがぴったりだぜ。」
「言っとくわ。幽香は化粧臭いって」
「っちょ、そんなこといってねーし!綺麗なお姉さんってことだよ!」
「冗談よ」
「やめてくれよ……マジで殺されかねん」

 なんて、冗談を言いながら。
 パフはいっこしかないから、交代で。いい香りだし、さらさらで気持ちいいし。これした後で霊夢の肌にすりすりすると、すっげえ気持ちいいんだぜ。

「魔理沙、つけすぎないでよ?」
「わかってるよお」

 気持ちのいいてんかふでも、つけすぎは害になる。
 それにしても、さすが、幽香の手製とあれば、香りも一級品だ。キメの細かさも、使用後のさらさらも、そしてきっと成分も。粉が集まっているのを見ると、極々うっすらと桜色だった。それを見ているだけでも綺麗で、それを霊夢に振り掛ける。

「永琳はこういうの作らないのかしら」
「永琳が作ると、なんていうか医薬品、って感じだよな。効き目は間違いないんだけど。でもこういうのって、イメージだろ。永琳もそういうのには興味ないんじゃないか?不老不死だし」

 ぽふぽふ霊夢の綺麗な肌にてんかふをのっけて、ほんのり白みかかると、なんていうか、宝石みたいに可愛い。言いすぎかな。でも、私にはそう見える。

「っちょっと、魔理沙、くすぐったい」
「へへ、がまんしろよ」

 ちょっと意地悪く、腋から脇腹辺りに、触れるか触れないか位でまぶすと霊夢が身をよじって困った声を上げる。その仕草が可愛くて繰り返していると、ちょっぷをくらった。

「もうっ、交代」
「ちええ、もうちょっとだったのに」
「なにがよ」

 霊夢が私からパフを奪い取って、体にまぶしてくれる。ちょっと恥ずかしい。えっちはよくするのに、こういう、いやらしいこと抜きで全身見られるのって、なんか、違うんだよな。

「これにもつけてあげようか?」
「そ、それは遠慮しとくぜ」

 いきなりいやらしくされた。

「魔理沙」
「うん?」
「太った?」
「そっ、そんなことないっっっっっっっっぜ!」
「太ったんだ?」
「ふとってなーい!胸が膨らんだだけだー!」

 でも脇腹をふにふにされると、否定できなくて。

「うっうっ」
「さっき変なつけかたしたおかえしよ」
「じゃあ太って見えるのはうそ」
「じゃないけどね」

 うそおおおおお

「霊夢のごはんがおいしいからだぁぁ」
「やめる?」
「霊夢が、デブでもいいって言ってくれるなら、やめない」
「ふうん」
「『ふうん』って、どっちだよお!?」

 なんかてんやわんやとやりながら、ドロワとキャミソールだけつけて、更衣室を出た。
 化粧台の前に行くと、霊夢が私の髪を梳いてくれた。そもそも私は寝起きだったし、えっちでめちゃくちゃになったお互いの髪を整えたいし、まあ、汗も流そうってことでお風呂に入ったんだけど。まあ、えっちなしのお風呂。
 何かとすぐにぼさぼさになる私の髪の毛を見て、霊夢は何かとすぐに私の髪の毛を梳きたがる。

「癖っ毛ねえ」
「うう」

 跳ねたり変なほうに流れたりする私の髪は、本当はロングにするのには不向きなのかもしれない。結んでもなんだかへなへなするし、前髪も跳ね跳ねだし。
 霊夢は、痛くない?と聞きながら、そんな私の髪を梳いてくれている。

「ショートにしようかなあ」
「うん」
「止めてくれよう」
「似合うと思うし」
「複雑だなあ。女としてはやっぱり、綺麗なロングに憧れるぜ。霊夢の髪、羨ましい」
「ありがと」

 霊夢は全くのさらさらストレート。キューティクルで艶々黒髪。いいなあ。髪の毛に女性性を感じる。ずーっと触っていたい位気持ちいいんだ。

「でも、私、魔理沙の髪、好きよ。特におろしたときとか。跳ねちゃうの、気にしてる?」
「うん。なんか、らいおんみたいになっちゃって、いやだ」
「ふわふわなんだけどなぁ。ふかふかで、魔理沙の匂いがいっぱい入ってるから、潜りたくなっちゃう」
「ふわふわなんじゃない、ぼさぼさなんだぜ。」
「おんなじよ。こうやって綺麗に梳いて、ふんわりしたところに、埋まりたくなる」
「……霊夢が好きなら、いいや」

 触っても、いい?
 こそばゆい声で、霊夢が聞いてくる。私はいつも霊夢の髪を素手でぐしぐし触っているのに、霊夢ときたらそんなところに妙に律儀で、逆に申し訳なくなる。

「好きにして良いんだぜ」
「わーい」

 と、霊夢ときたら、触るとか言っていたのに、顔を突っ込んできた。私の肩の上に霊夢のほっぺたが乗っている。

「これ、好き。魔理沙に包まれてるみたいで」

 霊夢は満足そうな声で呟きながら、私の髪の毛に手櫛を通したり、跳ねてくるくるした髪の毛を指に絡めたりしている。霊夢の頭はすっかり下ろした私の髪の毛の中にあって、霊夢は凄く満足そうで。時々首元に息がかかってこそばゆい。

「折角梳いてもらったのに、自分でくしゃくしゃにするのかよ」
「私がこれするためだもーん」

 くすくす笑っている霊夢。私は肩から流れている綺麗な黒髪を指で掬って、さらさら流した。やっぱ霊夢の方が綺麗だぜ。
 やばいなあ。私、霊夢のこと、こんなに好きなのか。
 元々は、女同士でくっついてただ気の合う仲間として遊んでいただけなのに、いつの間にか必ずどっちかの家に二人でいて、なんとなく雰囲気でキスしてからエッチまではあっという間で、そしたらほとんど毎晩エッチするようになって。
 霊夢がご飯を作ってくれて、悪いから交代で私も作ろうとしたら、魔理沙が美味しそうに食べてくれるからいいのなんて言われて、どきどきして。
 そのどきどきを解明して霊夢に伝えたら、霊夢もどきどきを抱えてて。
 女同士なのに、こんなに、好きだなんて。
 今はそれに、もう一人加わってるのだけど、今それを言うのは、野暮ってモン。

「なあ」
「うん?」
「霊夢って何で女なんだよ」
「えぇっ……?髪の毛って、そんなに妬むものぉ?」

 肩から跳ね起きた霊夢の顔に、ちょっとジト目っぽい目が張り付いていた。

「霊夢の髪は、っていうか、霊夢は、女らしくて羨ましい」
「男だって髪綺麗な人はたまにいるわよ?手入れしてないから大体酷いけど」

 違う、そうじゃない。
 私は慌てて弁解する。

「って送じゃなくって」
「じゃあなに?」

 だって、霊夢も私も女だから。
 おんなじ性別じゃ、この好きの気持ちに間違いはなくても、形に出来ないから。

「だ、だって、その、けっ……こん、できない、だろ……」
「えっや、やだ、なに、いって」

 やば、恥ずかしくて目を逸らしちゃった。声も小さくなっちゃったし。真面目な、想いだったのに。
 しまったと霊夢の方を見ると、霊夢は顔を赤くして俯きながら、おずおずとその手を私の手の上に重ねて、私の声よりも細いそれで、返してきた。

「ごめん、へんなこといった」
「そ、それなら、魔理沙が、男の方が、いいな。魔理沙、シてくれるとき、逞しいし……」

 目を合わせないまま、私の指に指を絡めたり、指の股に指先を当てたり、手の甲を撫でたり、私の手で遊んで照れ隠しをしながら、めちゃくちゃくすぐったい言葉を投げてくる。

「ちっ、ちがうぜ!お前が可愛すぎるんだよ!私は別に、逞しくなんて」
「か、可愛っ……」
「あっ」

 お互いに真っ赤になって言葉が出ない。
 と、その雰囲気を打ち消すように、霊夢は声を上げる。

「で、でも、私は、魔理沙が女の子だから、好きなのかも。こんな変な男、警戒しちゃうわ。魔理沙だって可愛いわよ。」
「そ、そうかな」
「おなかのあたりが」
「いいいいいやああああああああああ」

 あんまりシリアスなものだったから、霊夢のその言い方は救いで。

「困るほど太ってないでしょ」
「それでもいやに決まってるだろおおお」

 ちくしょぉ。
 ごめんごめん、って霊夢が私を宥める。
 宥めながら、笑っていた。

「あ」
「うん?」
「ごはん、冷めちゃった」
「なんか、もう、夫婦みたいなもんか。霊夢はいい奥さんだし」
「じゃあ夫は働けーw」
「でっすよね~www」

 私は、笑いながら、でも、いつも考えていたことを、また反芻していた。今度ばかりは、霊夢に言わないといけない。
 意を決して霊夢に向き直ると、霊夢はわかっていたと言わんばかりに、私に正対して私を見ていた。穏やかで、少しだけ笑っているような表情。

「なあ、霊夢」
「なぁに?」
「私な、前から、ってか、霊夢とこんな風になってしばらくした位かな、そんくらいから、考えてたんだ」
「うん」
「親父に頭、下げに行こうと思う」

 うん、と声に出さないで、でも空気で肯定してくれる霊夢。

「私、かっこ悪いよな。勘当されて、家飛び出して、今度は赦してください、って」
「ううん、かっこいいよ」

 霊夢は私が何で実家を追い出されているのか知らない。でも、そういうこと全部ひっくるめて、私を肯定してくれる。

「かっこいい。がつんと謝って来いっ」

 折っていた膝を少し前に出して寄り添って、私の頭を抱き寄せて、おでこ同士をこつん、ってくっつけられた。

「大丈夫。お父さんもお母さんも、魔理沙のこと、本当に嫌いになんてなってないよ。」
「……そうかな」
「そうだよ。それに、私は大好きよ、魔理沙」

 私が保証してあげる、と、霊夢に目を見てまっすぐ言われると、ほんとにそんな気がしてくる。

「もし、赦してもらえたら、道具屋の見習いをして勉強するんだ。」
「ええ、いいわね」
「そんで、しばらくしてさ。ふらふらしたガキじゃなくなって、一人前になって、お店でも暖簾分けてもらったら」
「ら?」
「そしたらさ、そしたら、一緒に」

 喉が、渇く。暑い。ああ、今日は何でこんなに暑いのだろう。
 霊夢の目を見て、私は……

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