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【試合】ワンサイドゲームとは

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全国高校野球選手権の兵庫大会1回戦が10日行われ、姫路工が56長短打を放ち71―0で氷上西を下した。
71得点は兵庫大会の最多得点記録。
姫路工は四回に33点を挙げたが、電光スコアボードには、1イニング20点以上を表示できないため、得点が表示されないハプニングもあった。
氷上西ナインは「気持ちが切れそうになったが、『最後まで諦めるな』というスタンドの声援に支えられた」と戦い抜いた。
過去には1998年の青森大会で、東奥義塾が122点を挙げた試合などがある。
(2011年7月10日22時30分 読売新聞)
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予めかいておきますが、
この出来事それ自体への言及というよりは
こういった出来事全体に対して汎化した感想です。
とくにこの二校への特殊な感情があるというわけではなく
実際にこういう出来事がある場合…というだけの話です。



私はスポーツをしないので、機微はわかりませんが。

こういう場合を見て、
私自身は敗北側に対して「同情」してしまう。

同情という言葉は適当ではないかもしれない
文字通りであれば、
敗北側と私は同じ感情を抱いている、という
多少の高慢さが滲み出そうなので、それは微妙に回避したい。
が、まあ言いたいことはわかっていただけると思う。

いたたまれない気分、という方が近いだろうか。



ワンサイドゲームという状態に対して
極端に言えば
①それでも諦めない
②さっさと終わらせる
という二つの立場があると思う。

スポーツにせよ、ゲームである。
私は、ゲームにおいてワンサイドゲームが生じたとき
②はありだと思っている。

よく
①は美徳でかっこよく
②は卑怯で失礼
と聞く。

私はこれには疑問を感じる。



ゲームなどに勝敗に対して
道徳観念をどの程度持ち込むのかという問題になるだろうか。

つまり
スポーツのように
(特にプロや部活といった、ある一定以上の真剣さ≒プロ精神といっていいかもしれない)
勝敗のみに重きを置かない場合、
確かに「諦めない」というのは必要かもしれない。
もしくは人生などのように「諦めるわけには行かない」場合。

それにしたって
プロの人達の中には「勝敗が全てで過程には意味はあっても価値は無い」と言う人もいる。

それをプロ精神を以ってやるわけでもない、という場合
そんなに道徳的観念の下に「諦めない」ということを
貫く(そしてソレを求める)ことが、
人が口々に言うほどに正しいのか
私はどうしても同意しきれない。



例が極悪だが
「最後の一兵まで戦う。玉砕覚悟。一機一艦船 一艇一船 一人十殺一戦車。生きて帰らない」
という姿勢が、美しいのか?



私は、こういう場合の
【敗北側が諦めない】ということに対して
諸手を上げて賞賛するということを、気持ち悪く感じる。
同時に
【敗北側が諦める】ということに対して
口汚く罵り見下すことに対して、気持ち悪く感じる。



テレビゲーム?でいうならば
この状況は俗に「レイプ」とよばれます。
抵抗できないほどの差があり、
覆らないほどの圧倒的なワンサイドゲーム。

そして
【敗北側が諦めるということに対する非難】が
一番強くみえるのも
このジャンルです。



ここで少し話がずれるが
予め定義しておかなければならない言葉があるので
先にしておこうと思います

投げゲー(捨てゲー):
勝てないと踏んで勝つ努力をしないプレイング。
席を立つ、何も入力をしない、など色々あるが
最終的に負けることは統一される。

嘗めプレイ:
相手を嘗めたようなプレイング
挑発行為を行い、真面目にプレイしていないように見せるが
大体の場合最後には本気を出してきっちり勝利することが多い。

初心者狩り:
上級者が明らかに自分で勝てる相手に勝負を挑んで勝利すること。
またはソレを行うプレイヤー。
対象が初心者ではない場合「レイプ」ソレを行うプレイヤーを「レイパー」という
「初心者レイプ」などの用法も在る。




非常に面白いというか巧妙な手口だなと思うのが
「諦めを悪徳とする」人達は
この二つを非常に高レベルに「混同」する。

もうだめだから諦めるか、と操作しなかったりなどすると
「嘗めプは失礼」
と罵るのだ。

嘗めプレイは
余りに相手に対してわかるほどに「手を抜いて」のプレイであり
実態的には下級者が行ってもソレは成立しない。
上級者が、下級者に対して行うからこそ「嘗め」となる。

だから正しくは
「捨てゲーは相手に失礼」
とでもいうべきなのだが

「捨てる」という言葉を「嘗める」という
感情を逆なでする言葉に置換することで
「諦めを悪徳とする」という運動に
感情的な拍車をかけている。

この手法は非常にマスゴミ的だなあと思ってみています。



「ちゃんとやれよ」というのはわかるが
ちゃんとやれるようなレベルに無いことは
見るからにわかるわけですよね、そういう場合。

「金入れてるんだから」ってのもよく聞きますが
状況を考えて導出されるのは
「金入れてるんだからレイプさせろ」
が相応の意味となる。

「俺がお金入れて対戦を挑んだんだからお前は俺と同等に強いはずだ」
と訳のわからない理論が展開されていることに
誰も口を挟まない。



ソレでありながら
一般的に「レイプはよくない」わけであります。


「レイプはよくない」
「捨てゲーは失礼」
この二つはゲームにおいて暗黙だが
実は矛盾している。

ワンサイドゲームにおいて
「捨てゲーするな、最後までやれ」
というのは
「降伏は無駄だ。抵抗しろ」
ということであって
「試合が終わるまできっちりレイプは受けるべき」
ということに他ならない。



とはいえ。
勿論矛盾しているとはいえ
ソレは機微を持って両立されるものである。

ではどうするのが望ましいのかというと

「捨てゲーは失礼」は敗北側が
「レイプはよくない」は勝者側が
それぞれ口にするべき言葉であって

しかし実態としては
「捨てゲーは失礼」は勝者側が諦めた側を罵って
「レイプはよくない」は敗北側がレイパーを恨んで
口にする言葉になっている。

だから双方とも
私にとっては信用なら無い言葉として映っているのだろう。




滅多にないんですが
個人的には
捨てゲーされたら
私は申し訳ない気分になります。

「これでこのゲームイヤになってやめちゃったら嫌だなあ」って思う。

自分がそこそこ勝てるようなレベルにいたるに費やした時間から考えて
相手はもっと早くそこに到達しているだろうことは
私の経験的に予想が付く。

また、
捨てゲーされるまでにまともにプレイしてくれているとき
時折「うおっ、これは予想できなかった・・・」
なんてこともそこそこあって、
そこは素直に「あそこよかったよ!」っていいたいんだけど
多分捨てゲーになるような状態になっちゃったら
そんな言葉も届きはしないわけで。

2D格闘とかで相手が動かなくなったら
非常に心苦しいです。
ソレと同時に、「失礼なヤツだ」なんて思わないで最短で終わらせます。



私のこの感覚はおかしいのでしょうかね。






最初の例に戻ると
野球には基本的にタイムアップが無い。
だから万が一ワンサイドゲームに陥ったとき
こんなに徹底したレイプがあるだろうかということになる。

スポーツとは、
相手との力量が拮抗している場合にだけ
(もしくは完璧にルール的目標が成し遂げられることは無いという前提で)
成立するようなルーリングがなされているものが結構ある。

サーブをレシーブできなかったら、ターンなど回ってくる前に終わるスポーツ
全ストライクを出したらそれ以上の得点はありえないスポーツ
目的の玉に必ず当てて必ず落としている限り相手にターンが渡らないスポーツ
アウトが3つそろわない限り裏表が入れ替わらないスポーツ

こういうものに対しても
「諦めは悪徳」
と言い切れるのだろうか。
私は、そこまで割り切れない。



ゲームでの諦めは悪徳なのか?

ゲームでの諦めを悪徳とする流れは
強者が恣意的に作り上げた環境なんじゃないのか?

強者が勝利を選択するように
弱者は敗北を選択してはいけないのか?
ちょっと意味合いは違うのだけれど

先日のTRPGで
私のキャラクターは「~しかしようとしない」というRPをもったキャラにしていました。
わかりにくいな。

弓は持っているけど弓技能などなく
矢を飛ばす魔法や矢っぽいビジュアルの魔法を中心とした魔法使いキャラであって
でも魔法使いであることを隠している

というキャラを作った。

(実はMPが切れるだろうことは、度合いはわからずともそれなりに予想が付いていたので
序盤ではMPを使わないための戦術もかねている)

戦闘において、
まだ余裕が見えるなというときに
「魔法まだ使いません。弓撃ちます」
言った時に

そのときプレイした人達は取り敢えず
「キャラ重視プレイOKよ」
と言ってくれて認めてもらっていたけれど、
「嘗めプ」という言葉が飛び出してきた。



ひやりとした。
私は正直
このプレイングが「嘗め」になるなんて微塵も考えていなかったのだ。

物凄くどきどきしていて、
これはやっちまったのか?と内心気が気でなかった。

H&Sは常に全力で相手に勝ちに行かないといけないんだろうなあ。
とはいえ、序盤温存というのもそれに該当してしまう危険に抵触するというのは
想像していなかった。

このメンツでは問題なかった(ように見える、言葉としては)
ですが
この先考えないといけないのかなあ。
常に全力でいって最後までもつというのは

MPは多いがMP消費がほとんど無いみたいなキャラの組み方をしなければならないし
RPとしてのプレイングとキャラの表現も制限される

ということだ。
かなり意識改変しないといけないだろう。

この記事へのコメント

Re: 【試合】ワンサイドゲームとは

先日はどうもでしたー。
プレイ中に僕らが「嘗めプはいかん」といっていたのは、
「全員が常にやれることをやっておかないと、事故って全滅した時にその人に非難が集中するのではないか」という危惧からきていたりします。
僕らがGMとして経験が浅い人間ばかりで戦闘のバランスの組み方がわりとシビアになることが多いので、常に危機感を抱いたプレイの仕方をしているからだと思います。

あともう一つ付け加えるとすれば、
技能なしで弓を撃つというのは、システム上恐ろしく正気じゃない行為(=まず当たるわけがない)なので、ターンを無駄にしているのではないだろうか、という心配です。
いえ、僕らがH&S気味な考え方なので「ターンをムダにしちゃいけない」という発想自体がもしかしたらみこうさんの今までのTRPG経験上でありえない考え方なのかも知れませんが……w

あと、「嘗めプはいかん」という言葉を用いるのはポケモンバトルが流行っていた時期に僕らの間で頻繁に使っていた名残です。
ポケモンではもう絶対勝てるだろーと思って悠長なことをすると、急所にあたって大逆転されるということが多々あるので、用途としては「嘗めプレイしたら運命のいたずらで負けるから全力でいかねば」という意味が近いです。

Re: 【試合】ワンサイドゲームとは

これはスポーツにおける忘れられがちな大前提の話なんですが。スポーツの目的には、勝つこと以外に、「真剣にスポーツに取り組むこと」というのがあったりします。
スポーツ自体の神聖視、というのでしょうか。たとえば高校野球の場合、試合場を「神聖なるグラウンド」という表現をよく使います。
だからそういったワンサイドゲームでいうところの「諦めるな」「試合を捨てるな」というのは、ほとんどの場合、「勝つ気持ちを捨てるな」という意味ではありません。「勝てないのはしょうがないとしても、全身全霊のプレイを忘れるな」という意味になります。

あえて言おう。無理難題であると。
スポーツ自体が目的、とは言ったところで、勝つことだって大きな目的には違いありません。それを忘れては、真剣勝負は成り立ちません。
それを、勝ちが見えなくなってもなお気持ちを切らさない、というのは、並大抵のことではないでしょう。

これを解決する方法は、二つ。一つは、「勝てないとわかっていても勝つ気持ちを諦めない」こと。あえて現実を見ない。そうすることで現実に屈しない。
もう一つは、「視点を変えて、別の目的を作る」ことですね。
「チームがどうかはわからないけど、自分の最高のプレイを目指す」
「高校野球最後の戦いに恥じない精一杯の努力を」
「せっかく試合に出してもらったんだし、先に繋がる経験を」
「舐められっぱなしで負けられるか、せめて1点」
などなど。

そうそうできるものでもありませんよ。途中で気持ちが切れてしまうことだって、人間あると思いますし、私にはそれを責められません。
ただ、スポーツの世界は厳しく、それゆえに色々な方向で神聖視されています。それ自体は、決して責められるものではない、と私は思います。


ところでそのロールプレイについてですが、詳細は私にはわかりませんが、事前のキャラ説明は十分だったのでしょうか?
たとえば旧ソードワールドでグラスランナー取ってた場合、多少突飛な行動取っても「グラランゆえ致し方なし」で済んでましたけど、そちらの状況だと、そういう暗黙の了解は無さそうな感じを受けました。その場合、説明が行き渡ってたかどうかが結構重要になると思います。
勿論、了解取れてれば多少不利になっても、ネタプレイもありだと思います。

Re: Re: 【試合】ワンサイドゲームとは

お疲れ様でしたぁ。
いやあ、久しぶりのTRPG楽しかったです。ダブルクロスも楽しみにしております。

いやいや戦闘はシビアなほうがいいです。
むしろ出てきた敵の名前でどういう風になるのかわかっていける知識が無いとダメですね。

あとは、オンセだと空気感が読めないので、
他のPCがダメージを食らったときのPLの表情とか
こちら側のアクションに対するGMの表情とかがわからないので
そこがまだ自分の中で調整する必要がありそうです。

話をよく聞くようにしてはいたんですけど、
他のプレイヤーの現在HPとかたまに聞かないと…。
オフだと顔見ればまあまあわかったりするんですけど、
オンだとわからないので、
他のPCのキャラシート共有受けて置いたりしないといけないかなあなんて思ってます。

危機感とRPの兼ね合いというのは自分の中ではプレイング上大きなテーマとして付きまとっています。
というのは、仰るところをまさに体現したことで、上記のような備えがまだまだ足らなかったなという反省もあります。

攻撃魔法使いタイプのキャラってやるの初めてで
どうしても後出しで対抗したり割り込んだり邪魔したりするタイプのキャラが多くて
その成果、現状で安定しているなら特に何もしないでおく、っていう戦闘スタイルが染み付いちゃっています…。

シューター技能1LVくらいとっておきたいんですが成長値がカツカツなんですよね。
RP用のスキルを撮るためにこの先しばらく成長止まりますし
強さと演出の共立が中々難しいです。

自分に対して被害が来ることを恐れての「なめぷ禁止」はわかります。
そうして負けてしまえば、まあ次は警戒するでしょうし…w
そうして勝ってしまったときこそ、私が言及している「なめぷ」に該当すると思うのです。

Re: Re: 【試合】ワンサイドゲームとは

「プレイ自体に意味がある」ということを切り捨てての意見ではありません。
それが、途中で顔を出した「道徳観念」という言葉でした。

で、それ自体はありうる話だと思いますし
諦めない、別の目的に昇華してでも継続するというのは美徳ではあると思いますが、
ソレをしないことを責めるのはどうなの?という話です。

この話ではないにしろ色々でいつも疑問に感じることの多くに関わるのは
「善行をしないことは悪徳なのか」
ということです。

私はソレは別だと思っています。

それゆえ、精神論に架け替えて勝負を継続するのはいいことだとは思いますけど
ソレを放棄することを悪とすることは違うと思っているということです。

というのはまあ最初に野球の例を提示したのがまずかったんでしょうけれど
ソレが無いと突然とっぴな記事になりますし…
そういうことではないというのは最初のほうに書いたんで前提のつもりでした。



RPについては適度に空気を読むつもりで、
「は?なにやってんのこいつ」って感じになったらガス欠覚悟で動くつもりではいましたし
面子もそんな固い人達ではなかったので途中まではそんなプレイングでした。
ただその言葉が出てきたからびくっとしてしばらく気が気でなかったですが。

TRPGは「たたかう、ぼうぎょ、どうぐ、にげる」だけのRPGでは無いと思っていて
とにかく雰囲気を読んでそれにあわせるプレイングが重要なんじゃないかと思っています。

あとネタ。
「ハア!?」と皆に言わせるプレイで且つ被害が甚大で無いプレイがいいなと思っていて
PTが決壊するような行為はそれに反してしまうので…まあやっぱ雰囲気ですね。

この人今何考えてるんだろうとかそういうことを想像しながら
ぎりぎりのラインをやるのが好きです。
やっぱ笑いや意外性が無いと!

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