FC2ブログ
  1. 無料アクセス解析

【日記】ワンフェス

去る日曜日、ワンフェスに連れて行かれました。

前日夜の飲み会に参加しただけなのにどうしてこうなった。
帰って翌日はまったりしているつもりだったのに。

まあワンフェス自体は
行ったことがなかったのでよい経験だったのですが

前準備なしに3時間強の待ち行列に放り込まれたときは
コミパの瑞希の気分がよくわかった。

仕事帰り→飲み会→ネカフェで夜明かし→野外で3時間待

流石にきつくて
アスファルトの上で睡眠と覚醒の間を綱渡りしていた。

列で寝っ転がってる人もいたけど
その勇気が持てずにぎりぎり座ってた。
PSPを貸してもらったが日光のせいで画面が見えなくなりこれも断念。


とはいえパンフレットを見ているとだんだん楽しみが増していきます。
私は企業ブースに余り興味がなかったので早々に個人ブースの多いホールへ。



人の後ろにくっついていっただけなんですが
リグルがあるというのがパンフに書いてあったところだけは
「行きたい」っていってつれてってもらいました。

ところが
「あれ、リグルないんですか?」
「展示品だけだったんですけど、輸送中に破損したらしくて。本人も今居ないですし」
「oh...見るだけ見せてもらってもいいですか?」

といったらわざわざ出して見せてくれた。
まだ原型状態だったが
確かに満身創痍……

そっとしまわれるリグルを背にその場を後にするのでした。



私を連れて行ってくれた人はいろいろとチェック済みだったらしくて
あっち行ったりこっち行ったり目的が明確な様子で
私はただその後をくっついて回っていました。


【印象】
・まどまぎが多い。
しかも圧倒的にマミ。他が全部お葬式と言うレベルにマミ。

・東方はあちこちにちらほらある。
作り込まれたのもあるが、ねんどろいど辺りを意識した小さく可愛いものが目立った。

・3Dプリンタのデモが結構ある
だがそんなものを買う気にはならない

・展示目的の参加が多い
展示のみであるとか、原型のみと言うブースが結構あった。
同人誌即売会では見られない空気。

・市販品の中古販売があった
これも同人誌即売会では見られない。



で、個人的に見ていて面白かったのは
18禁エリアですね。

エロイから?
いえ、違うんですこれが。

これは私が同人誌即売会しか経験がなかったからかもしれませんが
18禁ゾーンといえばエロフィギュアばかりおいてあるのかと思ったら
実は半分くらいかそれ以下しかない。

エロを含む場合は全てここに放り込まれる、
という方向からか
とにかくカオス。

ワンフェス全体がカオスなんですけど
18禁エリアはカオス度合いに拍車がかかっています。

これが見ていて一番面白かったですね。

目を引いたのは…

・球体関節人形を改造した鴉と少女のハーピーのような人形(の製作途中らしい)
・金魚鉢の中に透明の素材を詰めてその中に入れて固めた水責めフィギュア
・太平洋戦争時の少女をモチーフにしたフィギュア群
・燐を蜘蛛糸で絡め、足で拘束している初音様のでかいガレキ(アトラクナクア)
などなど。

ニューマノイドCAMとかメイド嫁とか
あの辺りのエロ漫画から引っ張ってきてるのもあったんだけど
確かにエロ漫画の中ではメジャーかもしれないけど
かなりとんがったチョイスだよなー。


小さなうさぎをわんさか並べているブースが
知り合いらしく
その後ろに荷物を置かせてもらって身軽に見物できました。
ありがとうございました。
兎可愛くて5匹ぐらいまとめて買おうかと思ったんですが
どう考えても飾る場所がないのでやめました。
ひとしきり回った後は
そのブースの中でまったりさせてもらいました。

企業ブースも回るだけまわりましたが
ボカロと東方の抱えるほどでかいぬいぐるみが置いてあって
「あのサイズでたこるかのぬいぐるみがあったら買うわ」
ってくらい。
あとは、ふーん、って感じかな。
ボカロ(派生)キャラで一番好きなのはたこるかです。
次がメイコ。そん次くらいにハクがきて、次がLOLA。

すーぱーそに子のアピールが半端なかった。
そに子可愛いし絵柄も凄く好きなんだけど
メディア展開の方法についていけない。
なんていうか、
盛り上がる前から「盛り上がってる」前提の展開方法で

個人的な感覚をデフォルメして言うと
「こういう神様が居る」っていう前提を語らずに
その神話ベースの話を読んでいる
みたいな。
凄くわかりづらい比喩。
盛り上がってる前提で盛り上げてる感覚。
それは方法としては凄く面白いんだけど
自分達が介入する余地を感じなくてあまり好きじゃない。
あくまで「祭」みたいな感じ。
皆で飛びつけ!って感じの展開の方法が合わない。

これは後述する私の変な感覚から来るものなんだろうとも思う。




まあ他にどんなものがあったかとか
どこが凄い人気だったとか
他のサイトとかでごまんと出てくるでしょうから
わざわざここでは書きません。

所感など。




一応全部見て回ったんですけれど
所謂「完成度の高いフィギュア」は「すげー」で終わってしまうんだよな、見ていて。
「すき」にはならない。
もう完成されてるから「はいそうですね」って感じてしまう。

それよりも
原型とか、もっとその手前の削ってる最中とか造形最中とか
そう言うのが凄く魅力的に見える。
形がくっきり整ったフィギュアより、なんとなく
「ああ、これ人が作ってるんだな」って思える少し乱れた感じがある方が好き。

だから
人ごみが出来てるタイプのフィギュアはあんまり興味がなくて
見て回るのは楽だった。

それが顕著だったのが
実はエロフィギュア。

エロ大好きなんですけど、あれって美しさを意識しすぎている?
なんていうか、大人しいんですよね、つくりが。
エロいんですけど、総じて魅力を余り感じない。

あと、エロなのにエロくないのが多い。
まあチラリズムとかそう言うほうがいいって話になるとまた話がこんがらがるんですけど
エロって言う割には服が肌蹴ているだけとか
裸で挑発的なポーズをとってるだけとか

ただの「立体グラビア」ってのがおおい。

もっとストレートに性行為とかを表現してくれないとつまんないなあ。

もちろんそういうのもあるんですけど、あんまり多くないんですよね。

表現したいものが違うんでしょうから
なんともいえないんですけれど。


綺麗さを追求しているから
先に述べた「人が作ってる感」も除去されていて。
温かみがないならドエロにして欲しいし
ドエロでないなら人間の温かみが欲しい。



何か綺麗過ぎる造形のフィギュアに魅力を感じないのは
それで完成されているから
「ああ、うん、すごいね」で終わっちゃうからなんだろうなあ。

確かに
キャラクターを3Dに起こす(≒現実に近づける)というアプローチから考えて
綺麗にきれいに完璧にしていくのが当然で
私の好みは立体物への造詣には向いていないのだろうなとも思った。

それと同じで
もう出来上がってるならいいや、って思って手を出す気になれなかったのが
すーぱーそに子でもある。
もう盛り上がってるならいいや、って思って手を出す気になれない。
可愛いし魅力的なのは間違いない。
でもなんとなく踏み出せない。



自分が参加できる余地が欲しいんだと思う。
作品を作成するのも勿論だけど
だれかの作品を見て、ここはこうなんだろうなとか
色々と想像を膨らませるのが好きなので
それ単体で完成されてしまっていると逆に飽きてしまう。

同人をやり辛い漫画とかアニメってあるんですよね。
キャラの造形であるとか世界観とか全てきっちり出来上がっていて
他の方面からアプローチできない。

個人的には
ブラックラグーンとか
攻殻機動隊とか
パンティ&ストッキングとか
大好きなのにやりづらいんだよなって思う。

実際にあんまり同人作品が多くないのって
多分そう言うことだと思う。



昨今、
立体物の削り出しをコンピュータ制御で出来る機械が
ぎりぎり個人ユースで買えなくもない値段で登場していて
注目は熱い。

3Dプリンタってものの
精度が上がって価格が安くなって
って時代になったら
そのほうがいいですよね。
いくら作っても型の劣化もないし、
原型はコンピュータで作れるしコンピュータの中にいくらでも格納できる

それって2Dイラストにおける
CGへの遷移と同じものを感じるんですよね。

でも誰でもCGが出来る時代になって
「アナログ画材でのイラスト」って言うものの存在感が
逆に際立ってきている。(気がする)

そこにあるのは
CGできっちり完全に表現された絵ではなく
手書きのファジーさ、温かみ、ある意味での不完全さが味になっていることで

3Dのジャンルも同じような道を通る気がする。
そうであれば、
もしかしたら
先に書いた私の感覚は、狭い世界においては認められるかもしれない。
そんな予感が、少し、した。



帰りに増えた荷物は
なんか量販品の幽香とチルノと、
何処かのサークルのちっちゃいリグル(未塗装)だけでした。



見た作品全ての中で最も印象に残ったのは

「自動車用のパテで作ったランスの何かのキャラのバスとアップ像」

全く説明書きも何もなく、ただ置いてあって、
ランスのキャラのゲーム画面キャプチャ画像だけ傍に立てかけてあった。
シリーズ名もキャラ名は知らない。
青い髪で和服きてた。

頒布物でないのは明らかだが、展示物としても前面に押し出されてはいない。
でもその塑像が凄く魅力的に見えてで気になって仕方がなかったので
ブースの中の人に聞いてしまった。
他の展示物は正直精彩を欠くほどに、
私の目にはそれだけが輝いて見えました。

(ちゃんとした商品を見ている方の相手もしなければならなかったから
ブース主さんにとって私は相当邪魔臭いやつだったんだろうと思います。
ごめんなさい)

曰く
「普通の素材を使って作ってたんじゃ高すぎてたまらないから
何かないかと自動車のパテで作ってみた」
とのこと。

凄い荒削りで塗装も何もしてないどころか
バストアップの胸より下あたりは
液体がそのまま乾燥したみたいに無造作に固めてある。
でも作った人の技術は元々高いので
髪の毛の流れとかは綺麗にできていて。

作ってみた感想は
「硬くてたまらん。デザインナイフ一本じゃ歯が立たない。
でも安いからゴリゴリ作れる。
だってこんな缶に沢山入ってるから使っても使っても減らない。
普通の素材でやったら、2,3倍は金かかる」
らしい。へー。

確かにハンズで見た木質パテは1kgで千円くらいなのに対して
造形用のは比較にならないほど高い。
軽量エポキシパテなんかと比較すると1/10くらいの値段になる。

絵の巧いやつはどんな鉛筆でどんな紙でも巧く書く
ってのと同じなのだな。
ただ、
美麗で完璧なものを作り出すにはポテンシャルが足りないのかも。
ここどまりで魅力を感じる上に安いとなると
個人的にはいいところずくめに聞こえてしまいました。
勿論作り手さんからすればそうではないのでしょうけれど。



初のワンフェス体験でした。
新しい世界を見てしっかり感想を持てたいい経験でした。

この記事へのコメント

Re: 【日記】ワンフェス

>3Dを削って起こす機器
モデラの事かー!
モデラは所謂CNCフライスの切削で、3Dプリンターは樹脂硬化の積層。
270度違うアプローチで同じ目的って面白い話だねぇ。

Re: Re: 【日記】ワンフェス

> >3Dを削って起こす機器
> モデラの事かー!
> モデラは所謂CNCフライスの切削で、3Dプリンターは樹脂硬化の積層。
> 270度違うアプローチで同じ目的って面白い話だねぇ。
+-どちらでもいいって言うのは3Dの面白いところですよね。

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://monostation.blog112.fc2.com/tb.php/2284-43b7f570