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【日記】経年劣化を再現したい

いわゆるアンティーク化加工ってやつですかね。
エイジングとかディストレスとか名前がついてるらしいんですが
何が正式な名称なのかわかりません。

女の子が
可愛い小物を手作りするための技術の一環として
用いられることが多いようです。

ツキネコというメーカー(ブランド?)が
これに関したインクや素材をいろいろ販売しているようです。

紙を主とする媒体に対して擬似経年劣化加工の中で
中核をなすのが
「茶色く染める」という行為なんですが
ツキネコが販売しているウォルナットオイルというのがいいらしい。

これはどういった位置づけのものなのか、よくわからない。
胡桃の油で作ったインク、ってことらしいのだが
ツキネコ以外で「ウォルナットインク」という名称をほとんど見ない。

かと思えば、
芸術分野ではウォルナットという言葉は
別に特別なものではないのだという。

カリグラフィ用のインクとして胡桃インクが用いられるとも見かけたが
それでもツキネコのそれは擬似経年劣化加工を専門としたインクということで
他で同じ名称がついていたとしても
おそらく「擬似経年劣化加工をするための」インクではないんだろう。

他でも色々と売っていれば、使い比べたりするのだけれど
一社の販売物に依存するのもなんとなくいやなので
(それに依存して創作手順をつくっていて、
その会社が販売を取りやめたときに、巻き込まれて死ぬのが嫌。
実際、ウォルナットインクにはスプレータイプと固形タイプがあったらしいけど、
固形タイプはもう作っていない様子。
通販では一部手に入る。デッドストック状態なのかな。)

なんらかもっと手に入りやすいもので代用できないかなあとおもって
普通のカラーインクでいけるんじゃないかとか
醤油のシミを思い出して醤油でいけるんじゃないかとか考えたんですが

ふと
「あ、コーヒーしみ…」
と思いついた。

コーヒーの色合いは古ぼけた感じにぴったりではないか。

と思って調べてみたら
コーヒー染色って有名なんですね。
紙だけでなくて、白レースとかも染めるらしい。

そんなことをtwitterでつぶやいていたら
紅茶とか、たまねぎの皮で染めるとかいろんな情報をもらって

ああ、自分の世界は狭いなあ、と再び痛感した。


ともあれ、コーヒーが一番いいかなと思った。
理由は、
粒状インスタントコーヒーが、画材として扱いやすいと思ったから。
乾いてるから管理しやすいし、お湯にとけばすぐに使える。
色がつけばいいと思ったので、豆を使うほどの意識はないかな…。
自分で飲んでもいいし。


古めかしくしたいものを用意しないといけないので
よくアンティークのねたで用いられるのは楽譜ですが
私は作曲できるわけではないので
オリジナル要素を出せないので個人的に却下。

次が新聞かなとおもって
ちょうどこの間参加させてもらった死に様合同の表紙が新聞モチーフだったので
これにしようと思いました。



イメージは蝋引きした紙が使い古された上に日焼けした様子。
なので、蝋引きも視野に入れていました。
蝋引き自体は簡単なので、特に心配していませんでした。
(結局巧くいかなかったんですが…)


買い物をします。

百円均一のセリアにて
・染色時に浸すために、台所用バット
・刷毛
・仏具コーナーでろうそく
・キッチンペーパー
・受け皿のあるおろし器
を買ってきました。

コーヒーも百均にあればいいなと思ってたんですが
セリアって食品扱ってたり扱ってなかったりよくわからない。
私が言ったときは一つもなかった。
当然コーヒーもなかったので、コーヒーだけはブレンディ買ってきた。
(私は紅茶派なので家にコーヒーがない)

あとこのときに買ったわけではないですが
鑢もセリアで買ったものを使いました。


対象の画像を印刷します。
どんな紙に刷ればいいのかわからないんですが
蝋引き紙の半透明感がほしいと思ってたので
普通の薄っぺらいコピー用紙にしました。

印刷した紙を
くしゃくしゃしたり
破ったり
鑢で削ったり
テープをはってはがしたり
してダメージを与えてみる。

で、コーヒーを湯でといてってバット入れて
そこに印刷したものを放り込みます。
染まったら乾かす。

私はこれを濃くしすぎました。おそらく最大の失敗ポイント。
日焼けを通り越して茶色になりきってしまいました。
うっすら色がつく程度でよさそう。

乾いたところ、
印刷物のインクがコーヒーに溶けてしまっているようで
にじんでいます。
これは印刷してからの乾燥時間が足らなかったのか
それともいくら乾燥させてもこうなるものなのか、
今のところ検証できていませんが。
とりあえずにじんだ上に印刷が薄くなっています。
印刷が薄くなるのはかまわないんですが、
にじみと組み合わさると薄まり具合がひどく見えてしまう。

紙を茶色くしすぎたのも相対的に印刷を薄く感じさせる要因になってしまっただろうか。
うーん。

とりあえず進める。

乾いてから
より濃くしたコーヒーを筆にとって周囲を染める。
地が茶色いせいで、これがもっともっと濃くなってしまう。
あああ。

乾かす。

と、とりあえず茶ばんだ紙はできた。
印刷が薄すぎてぜんぜん見えない。
これは・・・。
紙が悪かったのか、
印刷がインクジェットなのが悪かったのか、
乾燥時間が足らなかったのか、
今となってはもうわからない。
もう一度色々やってみないことには。

震災の影響で死んでしまったレーザープリンタを惜しみつつ
(おそらくレーザーのトナーなら滲まなかっただろう)

先に進みます。

蝋引きします。


買ってきたろうそくを
おろし器でひたすらおろす。
太いろうそくを買ってきたほうがおろしやすいです。
細いのは持ちづらいし、相対的に芯が多くなるので、おろしづらい。

適当におろしていると芯が邪魔になるので
定期的にはさみで切り落としながら
蝋の粉にします。

そんなにたくさんいらないみたいです。
売ってたろうそくで一番太いのが7.5号だったんでそれにしたんですが
おろすにはよかったんですけれど、全部おろしてしまったら
とんでもない量になった。
全体の1/5位でいい気がします。

で、キッチンペーパーをひいて、
コーヒーで染めた紙を置いて、上から粉の蝋を振りかけて
もう一枚キッチンペーパーをかぶせて
上からアイロンがけします。


……どれくらい蝋を入れればよいのかわからない。


えいえい、と適当にたくさん入れまくったところ、
入れすぎた…
失敗ポイント2。

ちょっと…これ硬すぎですよね…。
蝋が多すぎて。

キッチンペーパーからはがしたら
蝋の厚みが…蝋は吸う程度でいいのに…。
蝋でてかってかやで…。

それにしても、アイロン掛けしているときの匂いがヤバイです。
コーヒーの香ばしい香りに蝋のあの香りが混じって
とてもよだれが出ます。
つまりコーヒー分も蝋分も多過ぎって証拠ですね!orz


で。
できた蝋引き紙っていうか蝋の板ですが。
またくしゃってしたり折ったり端を削ったりしてダメージを与えます。
蝋引き後にしようと思っていたダメージに「焦がし」があったんですけれど

蝋が多すぎて、焦げないで普通に燃え上がる。
……焦げずに灰になって落ちる。

だめだこれは…。



そんな感じで失敗に目を瞑りながらゴールした結果
蝋引き紙の経年劣化というより

台所で長年食用油を受け続けた新聞紙

になりました。
油紙にすらなっていない。

あーあ。

こんな感じに。


希少同人誌?のねたに混ぜ込みたいので
革系工作と並んで改善していきたいです。

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