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こないだのSSの種明かし

先の作品について色々と短い間に動きがあったので。

ミスティックワードが散るのは、廻り狂うトゥルー、身、あるいは愚かの四則によってのみである。
→現在東方夜伽話からは削除されています。
作品はこちらにアーカイブされています。

こ作品は私が投稿し
私はこの作品に違反性をこれっぽっちも感じておらず、
作品には下記のようないたずらギミックを搭載しております。

この作品は東方夜伽に投稿され、
作品削除され
再投稿され
最削除された経緯があります。

一応弁解をしておく時期だと思ったのがひとつと、
拍手にてコメント(質問)を頂きましたので、
種明かしというか、まあ、やっぱ弁解と言うのが一番適切でしょうか。



ギミックごとに。


【タイトル】
「ミスティ」ックワードが → ミスティア
「散るの」は、廻 → チルノ
「り狂」うトゥ → リグル
「ルー、身、あ」るいは愚かの → ルーミア
四則によってのみである。

と言うだけで大した意味はありません。
本文の最後のほうにこの文字列を付け足したのと
タイトルに困ったので、この文字列を持ってきたと言うだけでした。

ミスティックワードは後述のキーワード「1290」にかかり、
四則、とはバカルテットのことです。


【各セクション(◆)に書いてある言葉】
やはり基本的に大した意味はありません。
各キャラの象徴である言葉を使っている場合があります。
意味の無いものもあります。
(サーチライト、などは何の意味も無く、
ただ私が最近楽器でさっきゅんライトを練習していたから入れただけです。)

・軽快なリフレイン → ミスティア
・氷河の壁 → チルノ
・血に飢えた闇(霧) → ルーミア
・スパイク虫 → リグル

同時に、これらの比喩単語は、
全てマジック・ザ・ギャザリングに存在するカードをモチーフにしています。

軽快なリフレイン
氷河の壁(氷の壁)
血に飢えた霧(作中では「血に飢えた闇」)
スパイク虫(スパイク)


【登場キャラ】
上記の通り、リグル、チルノ、ルーミア、ミスティアは登場しています。
軽快なリフレインを奏で続けていたのはミスティア、
小径を闇に隠し続け主人公を惑わせ闇をその体にまとわりつかせていたのはルーミア
小径を物理的に隔離して、氷の壁で閉じ込め、スパイク虫を保護していたのはチルノ
スパイク虫と称された存在はリグル(達)です。

また、
標谷アルマイヤ(しめやあるまいや)は射命丸文の、
三鉢守シィヌ(みばぢもりしいぬ)は犬走椛のアナグラムです。

したがって、
エッチシーンにある「あやや、~」は、まんま文の欠片。
ラストのシィの科白「……さま」は「あやさま」と言おうとしたもの。
(何故シィがアルではなく文と呼んだのかは、
「幻想狂」によるものですが、それが何なのかはこの先別の作品で使う予定があるのでノーコメント)


秘封倶楽部(秘封クラブ)
当然、宇佐見蓮子、マエリベリー・ハーンの二名ですが
存在自体が眉唾であることは語られている通りです。
表記ゆれ(拍手コメントの方はこの表記ゆれまで気にしていたので、見事な読み)
は、そもそも確固たる名称を持たない集団だったためブレている表現です。

ですので、
総計で8キャラの東方キャラが配置されています。

また、
「トグチ・カズンド」は「十口 、一人」
で、この漢字を組み合わせれば、
ストーリー上で語ったとおり、
秘封を一人ででっち上げた可能性のある、あの人の名前になります。


ちなみに主人公と一緒に小径に入ってバカルテットに食われた男は全くのモブです。
何のキャラとも結びついていません。




【その他】
「予備メンバー」秘封周りで同人活動をしている人たち
「沿革メンバー」秘封の一次・二次創作を楽しむ人たち
「沿革メンバーは自分達を病人と呼んでいる」秘封病
「公式メディア」秘封(一次・二次)作品
「SWA事件」この先別の作品で使う予定のあるギミックなのでノーコメント
「幻想狂(ヒュプノロピ)」だいたい想像できるとおもいますが、この先別の作品で使う予定があるのでノーコメント



【世界設定】
この辺は全く語っていないので読み取れなくて当然とおもいますが。
余りこの辺をはっきりと書かなかったのは
この作品の本質が、ストーリーに置かれていないので
余りまじめに書かなかったと言うのが強いです。

言葉遊び(1文がクソ長い)をやりたかったのと、
後述の「削除の経緯」が目的の作品であり、
内容はぶっちゃけどうでもよかったのです。

それでも一応のことは考えて書いてありますし、
弁解もしやすくなるので、書いておきます。

幻想郷が閉じられ、中にいた住人は現世に吐き出されています。
ある者は神に戻り、ある者は人間の姿になり、ある者は幻想郷とともに熱死し、
ある者は力と記憶をとどめて幻想郷と同じような世界が再び開かれるのを
世界と世界の狭間でひっそりと待ち続けています。

秘封倶楽部の二人はそういった向こう側や狭間や、此方側から見えるそれを観測していた集団でした。
標谷(文)と三鉢守(椛)は人間になって社会に帰属しています。
バカルテットは、幻想郷に戻ることを望み、現世に溶け込むことができずに四人身を寄せ合って、幻想郷かもしくは似たような別の世界が開かれるのを、ひっそりと待っています。
長い間、希望も薄く、何もない世界と世界の狭間で待ち続けるのは厳しく、
お互いがお互いに力を使って守りあい、
極まれに、この話に出てきたように、現世の人間を招いてそれを食べることで
細々と生き延びている。
勿論、異世界で妖怪と言われていた存在ですし、現世に来て力の強い妖怪が人間になって無力化されているのですから、妖怪であることを保てば、弱りきっているとはいえ、おぞましく強大な存在となるはずです。

主人公はそれに巻き込まれてしまい、
幸運に(不運に)生き延びてしまったという、全く以って普通の男の人です。


男がこの手記を記し消して欲しいと願いながらも
秘封の二人がそれを入手し、それは何も施されることがないまま
文と椛の手に渡りそれを読むことになります。
更に読者がそれを読む。

こうした「媒物的伝染"病"(秘封病にかけて)」は
この世界の狭間で生き続ける苦しさから、誰かに助けて欲しいと訴える
バカルテットのメッセージが次々に連鎖して伝えられていくことをさしています。






【削除の経緯】
作中ラストに
「この作品を読んだら、この文書を消して欲しい。キーワードは表紙に書いてある」
とあり、
最初のセクション「表紙」には1290とかかれていることが示してあります。

「この作品を読んだら、削除キー1290を入力して消してください」
というメッセージがあからさまに記されてあります。

これは読者によって削除されることを期待した作品です。


ちなみに「1290」は「ひふうくらぶ」です。




随分昔に、
「"コメント数が正義だ"と言うのならコメント数だけ稼げるような"駄作"を投稿してやる」
といって投稿した作品があり、
期待したとおり、結構な数のコメント数を記録しました。

それと反対のことをいつかやろうと思っていたと言うのは事実で、
それを今やったと言うことです。

「コメント数が残らなくても、読んでもらったと言う事実は絶対的に残る方法」
として、
読めば削除する手段がわかり、その手段によって削除されれば
コメントが(作品ごと)無いものとされても、読まれたと言う事実が残るわけです。


それともう一つ目的がありました。

「作品」と言う、
「作者」と「読者」を繋ぐものでありながら
同時にその間を絶対的に引き裂くものを
貫く経路を作りたかった。

コメントは、作品の前に供えられたものでしかなく
そうではなくて、読者が、実際に作品そのものに対してアクションを起こせる
なんらかをやってみたかった。

インタラクティビティと言うと
文字媒体ではそもそも手出ししづらいものなのですが
「消してほしい」というメッセージを読者が汲み取り
「作品に対して」「能動できる」という形態をとることで、

「コメント以外の読まれた証拠」
「読者の作品への直接参加」
の二つを同時に満たせると考えたわけです。



ここで更に私の予想を超える出来事が起こったのは
誰かが作品を再投稿したことです。

まさに上記のメッセージ伝言連鎖(媒物的伝染病)が再現されたことになって、
(勿論その実態は「削除キー入れたらほんとに消えちゃって慌てて復元」だと思いますが)
私としては、本当に面白い流れになったと思っています。

二回目の削除については
とある読者さんが、作品の意図に沿って消すことを伝えてくれたので
誰が消したのかわかっています。

一回目の削除、そして再投稿については
それを誰がやったのか、私にはわかりません。
同時に、
誰であってもいいと思っていますので追求しようとも思っていません。






先の作品に詰め込んだギミックはこんなところです。
削除-再投稿-削除
の流れについては、
なんと言うか、個人的に非常に満足しています。

こういう表現については賛否上がると思いますが
コメントを貰うのを「チケットの売り上げ」とするのなら
削除-再投稿-削除の流れは「ライブのときの一体感」とでも言うのでしょうか。

作者-作品-読者と言う「壁」を通り抜ける
一つの「小径」になったような気がしています。



ネチョシーンの作中の浮き具合とネチョに関しては
私の好みと言うだけでそれ以上なんともいいようがありませんので
ご了承くだされば。

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