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【モノ】万年筆2

万年筆、Lamyのsafariを買ってしばし使っていましたが
インクカートリッジの二本目が空になったので
以下のことを試しました。

①分解
②カートリッジ→コンバータ
③非純正インクの使用


①分解
文字の入りに際して、インクが出ないことが多く
文字を書くときに少なからぬストレスを感じていました。

その理由が何なのか分からないですが
とりあえず一つ想定されたのが、

私のペンの持ち方の異常。

前のエントリにも書きましたが、
Lamyのsafariには、親指と人差し指の位置を固定するための溝が刻まれており
それによって、

ニブ(ペン先)の水平角度とペン軸の傾きが、
ある一つの関係に固定されることを強制されます。

私のペンの持ち方はコレがひねくれているのか、
下図のように角度が付いてしまいます。
青が紙の水平ライン、赤がニブの水平ライン。
本来は赤と青の線が一致するのではないか。

というか、
インクが出る仕組みや構造的にコレが傾いていると巧くない気がするのは
素人目にも分かります。

2013032006.jpg

なので、
ペン芯を回転させてこのねじれを解消しようと思って
分解を試みました。

万年筆のことを呟いたら色々とつぶさに教えてくれた
結城衛さんがまたしても教えてくださった
このサイトを参考に
「あ、なんか簡単にバラせそうじゃん」
と、
まずニブ(ペン先)の取り外し。
コレは簡単でした。

次にいよいよ必要な
ペン芯(黒いところ。ペン先が乗っかってるパーツ。)の引き抜き。
上記サイトでは、
硬いにゃ硬いが指で引き抜けば抜ける、とあるのですが
私の力では到底引き抜ける気がしません。

空かないキャップを空けるときの要領でお湯であっためたり
ひねったり、
サイトの記述の「爪で引っかかっている」という記述から
どこかを押し込めばするっと抜ける構造なのかと思ってあちこち押してみたりしましたが
ぜんぜん抜けない。

もうペン先を取ったところ
(人の指でいえば爪を剥いた肉の部分)をべたべたと触りまくったり
お湯であっためるという禁忌を犯したり
ひねりの力を加えたりして

「もうダメになってるだろう。
 たとえ取れたとしても、きっとインクフローがぶっこわれているはずだ
 もう明日新しい一本買おう。
 この一本は分解して壊して構造を知るためのいけにえだ」

と、最終手段のペンチで挟んで引き抜きにかかります。
それでも一縷の望みを持って、
なるだけ
「この辺はインクの流れに関係なさそうだし
 ニブ(ペン先)の引っかかり部分でもないな」
という下のほうのへこみ
(ニブを入れるレール溝の下の一段細くなっているところ)
をペンチで掴んで思い切り引っこ抜く。

すぽっとぬける。

「…この硬さは手じゃ抜けないって…」

と思いながらペン芯の抜けた中身を見てみる。

うええ。
ペン芯が一定の角度でしか刺さらないように、
キチンと溝とレールが作りこまれている。

コレではペン芯の回転は無理だ。

「……抜き損か……」

むげにダメにしたかもしれないという思いに
げんなりしながら
その日は寝ました。



②カートリッジからコンバータへ
前のエントリでも書いたように、
航空機の中に持ち込むに当たって
カートリッジは致命的だということを知りました。
また、カートリッジでは好きな色が使えないというのも不満で
(といっても純正グリーンのビビッドな色合いも気に入ってきてはいたのですが)
カートリッジからコンバータへの変換が喫緊の課題かと思われていました。

まあ航空機に乗る機会はそう多くはないんですが
色ですね。

で、コンバータを買ってみたんですが。
コンバータ装着を前提とした溝とかが既に本体側についていて
「おー」
とか思ったんですが、まあそんなの、普通ですよね(

ご覧ください、このコンバータを付けた麗しい姿!
2013032003.jpg
……色。
色!
コンバータの持ち手(ここを摘んでくるくる回してインクを吸う)が赤い。
何だこのミスマッチは。

緑safariは普通にボディを付ければここは見えなくなるのですが
これ、スケルトンボディのsafariだったら致命的なのでは。
(safariを購入する際、どっちにするか迷った。
緑をベースにする想定は最初からあり、
スケルトンボディに緑色のインクを入れる構想も当初はあった)

もしスケルトンボディのsafariなら
赤色のコンバータの持ち手が丸見えなわけだから
デザイン的に、赤とミスマッチな色のインクは基本的に入れられないということになる。

ああ、緑safariにして良かった。

他の色のコンバータもリリースするか、
色の主張が少ない黒か白の持ち手にしてくださいよ…。




③非純正インクの使用
というわけで、コンバータは神の導きにより難なく装着できました。
一緒に購入したインクは
パイロットの色彩雫「松露」

こちらは東方SSのつながりで恐悦ながら親しくさせてもらってる
水之江めがねさんにお勧めされました。
緑色いいのないかなとか言ったら一発でコレをお勧めされて。

なんかすげー高級そう。

なかみ。
2013032002.jpg

コンバータとあわせても2000円でおつりがきましたので
想定より安くてほくほくです。

上記の通り、
ぶっ壊れている想定で買いにきたので
もし詰めてみて壊れていたらすぐに新しいものを買えるようにと
店のそばにある喫茶店でインク詰めを開始します。

思ったより簡単でしたが
「思い切りペンを沈めないとインク吸ってくれない」
という事前調査がなかったらおっかなびっくり何度もやるところだったでしょう。

水性インクなんで
ペン軸の軽く持ち手のところまでインクに浸してしまっても拭き取れば平気。
樹脂製だしそういう点に対してナイーブになり過ぎなくてもいいところが
このsafariを選んだ理由の一つです。

つらつらと書いてみたところとても気持ちのいい色。
インクを置いたすぐは青みがかっていて群青色みたいな感じ。
緑は?って感じでしたが
コレが髪になじんでインクが乾くと、
松の針葉のようないい塩梅の緑色になるじゃないですか。

うひー。
これはよい色!

インク溜りとそうでない部分の色のムラが楽しい万年筆ですが
書いていて色の変化が出てくるという
「書いている本人にしか分からない」変化が、
自己満足でオナニー、とてもよいです。

喫茶店で
ノートのページいっぱいに験し書きをしてしまいました。

書いた感じはこんなふう。
2013032004.jpg

落書き。
2013032005.jpg




おわりに。

分解して色々とやばい触り方をしたのが逆によかったのか
出だしの掠れが和らいだような気がします。

あと2chとかでは
「safariはインクの出が渋い」
と評されていますが
出だしの掠れ以外についてのインクのでは
多すぎるのではないか?と思うくらいよく出るので
もしかしたら当たり個体だったのかもしれません。
その辺の情報は知識がないのでよく分からないですが。


こうして万年筆を買って
文字を書くのが楽しくなったのはいいんですが

実際に文字を書く機会はさほど多くないんですよね。

仕事でメモを取るときくらい。


たくさん文字を書きたいけど書くものがないという
なんと言うか馬鹿らしい状態です。

適当に文字を書いて遊びたいときは
・ブログの記事にするつもりの適当なことへの似非評論とか
・リグルと幽香が文通してる体での架空手紙文とか
かいてます。

何かもっとましな遊び方が欲しい…。

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