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【世迷言】例の映画のやつ

ここから書くことはあくまで私の感覚です。
法学の何たるかとかは知りません。


あれですね、「The Interview」

もうノドモト過ぎてほとぼりも冷めたと思うので書こうかなと。

なんか、結局映画は公開されてめでたしめでたし、って感じに締まったみたいですけど。
個人的には気持ちの悪さが残っています。

これはそもそも「The Interview」の話に限った話ではないのだけど

脅迫によって何らかの発表を停止させようとする行為がありました
それに屈せず発表を行いました、と
そういう話ですよね。


もちろんこの場合に「発表」を完遂する権利は
確かに「言論の自由の権利」によって担保されると思うのですが
発表することは「言論の自由の権利」によって保障される、
という「盲信」に
なんだかキモチ悪さがあります。

というのも
私の感覚では
権利の担保の、その前段階として
その目的が脅迫という犯罪的な行為によって達成されることが
阻止されるのが妥当
と思うのです。

脅迫という犯罪行為は、
【言論の自由という権利の存在に関わらず】
拒否されることであるはずですよね。

だから
映画の発表を停止させようとする主張が
正当な論拠を持っておりそれを差し止める理由が無い場合に至って
そこで「言論の自由の権利」は映画の発表を下支えする根拠として機能するべき
だと思うのですよね。
※あくまでも私の感覚です。
 こういったことに対して、
 私は「権利に対する謙虚」というイメージを持っています。

したがって、
今回の「The Interview」の件について
映画の公開を決行したことに対して
「言論の自由を担保した勇敢」という印象をもてていません。
「犯罪行為に屈しなかった」という印象だけです。
(似て非なるものだと思っています)

私は
「犯罪行為に屈しないことに対して、
 権利を振りかざす必要はない気がするけれど…
 それとも脅迫に正当性があると思ったのかなあ」
と感じちゃいました。



それともうひとつ、権利に対する謙虚、という感覚で言いたいことがあります。

権利とは
責任の下に保障され、それは公序良俗に反しない範囲
というのが基本だと思います。

「The Interview」
まず前述の通り、
映画を公開することに対して
無理やりに?言論の自由を持ち出してきています。

ですが、どうでしょうか。
この映画、
「公開現在において生きている人間を悪役にして殺す」
という内容です。
もちろん風刺映画が多く発表されるアメリカでは日本人の感覚と違うことも
そもそも私のものの考え方がおかしいのも前提になっていますが
これが既に死んでいる人とか
ぎりぎり本人じゃないと言えるようなつくりになってるとか
そういうのならまだしも名指しで扱ってしまうのだから
こういう内容の映画を発表することに対して権利を振りかざすことに
「少しは引け目が無いものなのだろうか…」って
私は、目を覆いたくなるところがあります。
(もちろん発表自体はしちゃってもいいと思うのだけど、
なんかその大義名分の担ぎ方が気持ち悪い。)

しかもそれが
「さすが人権意識高い」「勇敢な行為」「賞賛されるべき行為」「人権万歳」「めでたしめでたし」
みたいな締めくくりになっていることに
なんだか私にはキモチ悪さがありました。


ここに来て改めて繰り返しますが、
脅迫という犯罪的な行為によってこれを差し止めることを目的とする場合
その内容いかんから独立して、
脅迫によって目的が達成されることは阻止されるべきではあります。
ですが、それだからこそ、
こうして倫理を忘れたように権利を振りかざすことも、
それをさし止めようとする圧力いかんから独立して
やはり謙虚にあるべきなんじゃないかと思うのですよね。


「権利を叫べば全てが正義になるという神話」
からの~
「みんなが言うからそれが正しいファッショ」
コンボ
みたいな怖さ。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い悪い」みたいなゴリ押し感。



まあ
メディアを色々見ていて
こんな感じの意見は一切出てこなかったので
私の考えは反社会的なものなのだろうとは思いますが。





という取り留めの無い話でした。

反論もあろうと思いますが、
それら全てに対して先んじて
「あなたが正しいと思います私の考えは変です」
と返答しておきます。

この記事へのコメント

Re:【世迷言】例の映画のやつ

仮にも、一国の元首を(批判するならともかく)コメディとして侮蔑する、という行為自体がおかしい思うのですよ。
これがロシア映画で、オバマ大統領を意図的に肌を黒くして、あげくに爆殺するような映画を作って公開したら、それでもアメリカ人は「言論の自由」て言うのかどうか。(イラン映画でもいいんですけど、それはあまり世界に流通しないので。)
全力で阻止しようとするのではないのかな、あの国は。
結局「自分だけは正義」の国のやり方ですよね。

国家元首というのは(それがどういう非道であっても)尊重される必要がある。批判するなら正当に批判するべきで、こんなやり方は間違っていると思うのです。
(ここらへんはたぶん、「和をもって尊しとなせ」の日本人の考え方。実際にSony Pictureの親会社、日本のSONYの会長からは「その映画、制作するのはまずいのではないか」というメールは行ってますし。)

Re: Re:【世迷言】例の映画のやつ

> 国家元首というのは(それがどういう非道であっても)尊重される必要がある。批判するなら正当に批判するべきで、こんなやり方は間違っていると思うのです。

その通りと思います。
メディアというのはが民衆側としての機能を逸脱しているというのは言われまくってるので今更ですけど、メディアは国家の意思ではないからOK、見たいなゴリ押し感はもうたくさんって感じです。
それがメディアなりの批判の仕方って言うのは、「ペンは剣より~」の暗黒面だけ強調してる感じがしていやですね。
さしてテロリズムと思想かわらないように見えなくも無い…。

> (ここらへんはたぶん、「和をもって尊しとなせ」の日本人の考え方。実際にSony Pictureの親会社、日本のSONYの会長からは「その映画、制作するのはまずいのではないか」というメールは行ってますし。)
なるほど、そんなこともあったんですね。
それが映画倫理上からゆったのか、サイバー攻撃を含む銃口が向くのを恐れてゆったのかはわかりませんが…。

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