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【Mobile】Windows10Mobileで1000KByteの作文をした経験の独白

結論だけ言うと
「windowsmobileで長文書くなら、wordより自動同期をオフにしたonenoteがマシ」
ということです。

windows mobileで長文作成を試みる記事ももう何度目かですが
http://monostation.blog112.fc2.com/blog-entry-2592.html
http://monostation.blog112.fc2.com/blog-entry-2583.html
http://monostation.blog112.fc2.com/blog-entry-2582.html
http://monostation.blog112.fc2.com/blog-entry-2575.html
http://monostation.blog112.fc2.com/blog-entry-2566.html



正直ここまで四方八方から拒絶された環境とは思わず
無限地獄にでもいるような気分です。

未だに.txtを扱えるまともなアプリはなく
(やはりOSというかUWPアプリ開発に提供されているUI部品の問題なのでしょう)

順当にいけばWordMobile一択です。

ですが、
前のエントリにも書きましたが
書式設定を全く行わずただ文字のみを書き重ねていくには
WordMobileよりはOnenoteMobileの方がマシです。

せんだって、
とあるSSを1本書き上げたのですが
主にOnenote(Mobile、デスクトップ、ユニバーサル併用)を使用して書きました。
完成後の整形などのみ、サクラエディタとデスクトップ版Wordを使いました。

そんなに紙面の遊び心などにこだわった訳ではないので
そういう人には合致しないかもしれませんが。

ONENOTEで長文を一つ書き上げるに至った経験を
したためておくことにします。


私は♥などを使うのでsjisでは文字情報が保持できないため
文字コードをUTF-8の.txtにしています

完成後のサイズは1700kByte。
文字落ちを無視してsjisに保存した場合1100kByteくらいでした。
wordの文字カウントで57万文字といったところ。

長文と言ってまあ怒られる事は無いでしょう。


これを
デスクトップ版Wordで開くことはたやすい。
UWP版Wordも恐らく同じだろう、ついぞ使わなかったのでわからないが。

ただ、Mobile版では絶望的でした。

Mobileを使うということは外で、
待ち合わせの時間にちょっと、
電車の中や会社の昼休みに、
といったアウェーでの使用になると思いますが

まず電波Onedriveと安定して接続されていることが大前提ですね。

これは普通ならば問題にならないんですが、
windowsmobileに限って言えばかなり神経質である必要があります。

まずダウンロード~オープン処理が遅い。

word上記のwordファイルはそう何MBにもなる程ではないのですが
何故か

ダウンロードしています→処理しています→実際に開く

までに物凄く待たされる。
その間に何をしているのかはわからず、
進捗表示もなにもない。
所謂Windowsユーザなら誰もがイラっとする
「インジケータのない砂時計のまま状態」。

しかも
「ダウンロードが完了しました」の表示の後にも拘らず
電波状態が悪化すると「サーバとの通信に失敗しました」と開くのに失敗する。
もはやメッセージも信用ならずストレスが凄い。

という感じに
とにかくWordMobileでは
サイズが少しでも膨れるとファイルを開くまでに苦労することになります。
体感的には100Kbyte程度までなら
なんとかファイルオープンにストレスを感じずに済むかもしれません。

開いてからは確かにかなり軽快です。
でも安定して開ける環境が常態化しているならwordもアリかもしれませんが
空間制約がきついならMobileである意味などないと思います。


WordのWordらしい書式設定機能などについても
Mobileのあの狭い画面で調整しようなどと考えるはずもありませんし
画面上制約がきつい。

フォントそのものの大きさや色を変えることを諦めて
ルビ振りなどに期待をしても
mobileではルビは設定できません。
また、コントロールコードの表示/編集も出来ず
正直Wordという名前が付いていても
それに期待する機能を使うことはあきらめた方がよいでしょう。

だから純粋に文字だけを筆記していくことになるのですが
とにかくファイルサイズが膨れると開けない。

だからプレーンテキストを扱うまともなアプリをだなあ……

さて
ここで私が長文作成に推奨するのがonenoteです。

onenoteの素敵なところは
・セクション>ページを構造化すれば、
 アウトライン作文染みたことが出来る
・ファイル全体のダウンロードではなく
 差分の同期によって最新を維持できる
の二点に尽きるでしょうか。

ただこの2点が非常に重要です。

アウトラインでの作文は
Wordデスクトップ版やUWP版ではできますが
WordMobileではできません。

また
ファイルサイズが大きくなって文章が長くなってくると
セクションごとやページごとにランダムアクセスできるということは
操作性の面でもそうですが、
mobile環境での操作ストレスの低減に圧倒的に貢献します。

WordMobileでは、
物理キーボードでもつながない限りは
ページ送り(pgup/dn)機能がありません。

ひたすら指ですいすいすいすいすいと
スワイプしながら移動することになり
これが個人ごとの閾値を超えたあたりで
かなりストレスになります。

物理キーボード付きの携帯電話ばかり使っていた私は
携帯電話でもpgup/dwnを遣える環境が長かったので
スワイプだけで数十kbyteはもう嫌になる。

Onenoteは最初からセクション、ページという単位を強制されるので
文字が増えていけば増えていくほど
そのランダムアクセスの重要さに有難味を感じ始めます。

またページごと上に下に移動することが出来るので
WordMobileではクソ重く不安定で恐ろし気さえある
範囲指定>切り取り>ペーストという操作が不要で、
ただドラッグでページごとボスンと移動できる。
カッペをしなければならないのはページ内のごく小さな単位だけだ。

とにかくWordというアプリがモバイル向けになっていないところを
Onenoteは偶然にも埋めてくる。

同期機能もその一つ。
Wordのファイル全体のダウンロードが遅くてたまらんのに対し、
Onenoteは差分更新での同期機能を持つので
最新ファイルに出会うまでの時間は
ファイルサイズか、別デバイスでの編集量
に従う。
多くの場合は、筆記中の末尾のページのみ少々同期するだけだ。


ただし上記のようなページごとの移動をPC側で行ったりすると
出先mobileでの同期は絶望的に時間がかかるので
そうした作業の後は何等か作戦を考える必要がある


構造化を
ノートブック
セクショングループ
セクション
ページ
サブページ
いずれまで行うのかは迷うところだけれど
mobileでの操作性を考えると
セクションとページだけにするのが妥当でしょう。

セクショングループはmobile側のサポートが何だか怪しい
(使って欲しくなさそうな空気を出している)
し、サブページは便利そうに見えて案外不便です。
ページ-サブページの関係が出来ているということは
文章構造自体に膠着が現れ、
上述のようなページごとの移動をしづらくなる。


恐らくデバイスのメモリ量などに依存するのでしょうが
1ページに記述できる文章量はさほど多くありません。
ただそれを体で覚えてこまめに改ページすれば
全体が勝手に構造化されていきます。
私は、ページ名はてきとうに、段落名っぽいものに3桁の数字を付けました。
100、200、300、
間に入れたいものが出来たら150、
さらに増えたら170、180……と(教育用BASICっぽいですね)。
名前が文章構造を膠着化させることはまずいので
余り意味を考えた名前は付けません。
単にそかくべきことが分かるようにだけ。


one.png

今回のSSはちょっと長かったので
1作品でノートブックを一つ作り、
大きな単位でセクションを分けてありますが
普通のサイズなら1セクションに1作品入れて
だららららーと
ページを増やしてしまって構わないかなと思います。

前にも書きましたが、最終的にデスクトップ版で
.docxにエクスポートするので
セクション単位が作品である方が扱いやすいです。
※ノートブック全体のdocxエクスポートは出来ません



windowsmobileは
バックグラウンドに収めたアプリのメモリ管理がそんなに得意ではないのか
後ろにいっている間に勝手に死んでいたりします。

wordではそうやって孤独死を迎えたファイルは再度開きなおさなければならず
軽くファイルオープンの地獄に突き落とすという
いともたやすく行われるえげつない行為を強いてきます。

ところがonenoteは編集状態をローカルのどこかに保持しているのか、
アプリを再起動したときにはすでに突然死直前の状態を復旧してくれるので
アプリ突然死への怒りは最低限に抑えられます。

この差がかなり大きいです。

txtを操作できるアプリはいくつかあるのですが
この突然死によって編集内容が吹き飛ばされることが頻発し
その辺のアプリを使うことももう諦めました。

また、前述のスペックの文書を
onenoteノートブックをdocxに出力して
3つのdocxにしたものをモバイルで操作しようと思ったところ
殆ど作業できませんでした。
移動時間の空き時間に何か書こうと思っても
まず開こうとする間に空き時間が潰れ、
明らかに時間の浪費でした。

Onenoteでやっているときは
全ての文書を一つのノートブックに収めたままでよく
(勿論他のしばらくアクセスしていないセクションに
 再度アクセスするときはそれなりに待たされるが)
文字情報しか保持しないドキュメントを書き重ねていく場合
wordよりも圧倒的にonenoteだなと思った次第でした。



と、ここまでonenoteべた褒めですが
それはあくまでも
windowsmobileというクソプラットフォームの上で
WordMobileというマーケティングも分析も皆無なアプリに比較して
の話。

前のエントリに欠いた事とも重複しますが
致命的な欠陥もあります。

・同期が遅い
 前述の記載と矛盾するように見えますが、
 ファイルサイズが小さいうち、あるいは
 頻繁にページの入れ替えや広範にわたる編集を行う場合には
 同期処理は劇的に遅くなります。
 特にファイルサイズが小さいうちは
 Wordのダウンロード→オープンの処理が重くないこともあり
 onenoteに有難味を感じない所が
 劣悪に見えることもあるでしょう。
 ファイルサイズがそれなりに大きくなってきてからが
 Onenoteの強みです。

・自動同期をするとファイルが破壊される
 同期が遅いのと関係していますが、
 アプリを開いて編集していると、
 同期処理による更新が現在編集中の箇所を避けないので
 編集している傍から謎の文字列に置換されていくような
 怪現象に遭遇することがあります。
 
 しかもUNDO出来ないので、
 そうやって壊れた部分は
 大人しく同期が終わるのを待ってから
 地ならしをするように書きなおす必要があります。

 これを回避するために、
 onenotemobileは自動同期をオフにしておきましょう。
 幸い、前述の通りアプリが突然死しても
 ローカル情報を比較的強固に保持していることと
 同期自体はメニュー開いてすぐのところにあるので
 手動でもさほどのストレスを感じる事は無いと思います。

 但し同期指示を出さないまま別デバイスで編集しちゃったら
 大量の競合に圧死させられる覚悟をしてください。


そんな感じで
出先で携帯、
家ではデスクトップ、
休日には喫茶店でタブレットを使って
それなりにシームレスな環境を作って
作文をすることが出来ましたし
そうした作文で出来る者も
文量的に
どこに出しても「そんな量じゃまだ足りない」
とは言われないところまでに出来ました。

この環境を整えるのに
1年くらい右往左往試行錯誤しましたが
今の環境はそれなりに満足しています。

後は
windowsmobileのクソ日本語IMEだけ
何とかしてくれれば他は何とか我慢できるんですが
底に限って毛先程も修正するつもりがなさそうなので
もうだめかなって。

やっぱ日本人はiphoneかな(白目

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