この間放送されたみたいですしもういいかな。
シン・ゴジラ劇場公開直後、
ネット上に
「高尚な鑑賞者」「我こそ理解者」「高度な読解力」
みたいな声が氾濫していて、個人的にはかなり辟易していました。
私自身
東方で某所にSSを投稿するようになって
そこそこ長い時間がたってしまいました。
いろいろと言葉を頂き身に余る光栄で、
幸い多くは嬉しい声なんですが、中にはめんどくさい声もあって
私は性格が悪いので悪い声の方がどうしても耳にキンキンと残る。
そういうめんどくさい声の中には
上で出した様なのと同じような匂いの言葉もあって。
どうしてもその「高尚な見解()」を耳にすると嫌気がさすんですよね。
「煩いわ、もっと気楽にやらせろよ、プロ読者。
そこまでいうなら自分で作ってみろよ」って。
勿論そんなのは私の性格がクソ悪いからです。
んなわけで
ゴジラも「見に行きたいなあ」って思ってはいたんですが、
そんな声がSNSに満たされていたので
「こんな空気じゃ見に行っても感想のひとつも呟けないな、
意識の高い奴等だけでやってろよ。
いいわもう見に行かんわこんなの」
ってなってました。
少し話は逸れますが、
この間監督なんたらで話題になったアニメとか。
私は作品そのものを評価するのはいいなと思うんですが
その製作総指揮者一人を英雄みたいに祭り上げるのが嫌いです。
映画監督が一番顕著ですが、アニメの監督でも、大企業の社長でも、
何でもいいんですが。
その下で働いてる人の存在を
認識しながらも無視してる感じがどうしても。
だから、ゴジラの感想で一番イラっとしたのは
「あの監督(以外でも、任意のポジのスタッフ)は〇〇だから、こうに決まってる」
みたいなやつです。
で、違うこと言うと強い口調で反論してきて
「てめーわかってないわ」みたいな会話してるの。
…お前何なの。
いやあ性格悪いですね私は。
でも実は上映期間中に友人に誘われて見にはいってました。
結局感想は一言も呟かないようにしましたが、
感想を呟く代わりに1本SSを投稿していました。登場人物がどうのとか国家間関係がどうのとか兵器がどうのとか
そんなのの高尚な分析()は山と見て食傷だったので
「じゃあゴジラ視点でなにか書けないかな」って書いたものです。
それだけ。
シン・ゴジラおもしろかったよ!(小並感