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Ax-Synthの内部のケーブルを自前で交換しました。

RolandのAx-Synthの話。

いつまでこんなネタ楽器で遊んでんだって話ですが
案外唯一無二感があり(最近のkeytarで唯一の通常鍵盤+49鍵、結構いい音)
手放せません。

さて以前、
ax-synthのモジュレーションバーの破損が頻繁なので金属パーツでパンプアップした
訳ですが、

あんまりにも無遠慮に楽器自体の開腹をしていたものなので、
別の箇所に損傷が生じていたようです。

この前提を置いて少し話をずらします。

ax-synthには大きく4つの機能の基盤が入っています。
①:多分音源
②:前面の液晶やコントローラの制御
③:左手ネックコントローラの制御
④:①~③の中央制御

ax-synthは、ネジを開けて回復する場合
②-④を接続するケーブル
③-④を接続するケーブル
をいちいち抜かなければいけません。

この接続ケーブルがFFC(フレキシブルフラットケーブル)とか言う奴で
薄っぺらくておさまりがいい分、コネクタ部分の耐久性が弱いのです。

まあつまり、
モジュレーションバーの様子を伺ったり自前修理したりするときに
このケーブルを軽く損傷したらしく
接触不良の様な症状を生じることが増えていました。

・左手タッチコントローラが勝手に機能したり反応しなかったり戻んなかったり
・天板の7セグ*3ディスプレイの表示がおかしい
・トーン切り替えなどのボタンが効かない
等は、このケーブルの症状と思います。


と言うわけで今回のエントリは
このケーブルを自前で交換してみたという話です。



問題となるのは
甲:ネックコントローラと中央制御基板を繋ぐFFC
乙:前面UIと中央制御基板を繋ぐFFC
の二つであることは書きましたが、

この二つも、
同じFFCではありますが微妙に異なります。


【前面UIと中央制御基板を繋ぐFFC】
1mmピッチ
同一方向片面実装
28pin
200mmくらい
amazon見ると30pinで150mmならクソ安いのがある
……2pin分切り落としてしまえば使えるだろうということで断行

【ネックコントローラと中央制御基板を繋ぐFFC】
1mmピッチ
同一方向片面実装
26pin
600mmくらい
↑長すぎ。aitendoで500mmがあるが高い
……高くてぐううとなるが、ネット見てる限りはaitendoにしかないので断行

と言うわけで
微妙に長さが足りなかったり、高かったりしますが
それでも修理に出すよりは確実に安いのと
長さが足りないのは、多分何とかなる
と思ったので、躊躇なく買います。

恐らくこの手の修理をきちんとRolandにお願いすると2万とか取られます。
しかも私の個体はモジュレーションバーが改造してあるので
修理してくれないかもしれません。
ので迷いはありませんでした。

電子機器に詳しい友人に見てもらい大丈夫だろうということで。


届きました。


とりあえず本体を開腹します。
IMG_20180110_205856.jpg
手前が中央制御してそうな基板、上が前面UI側で、FFCで繋がっているのが分かります。
手前の向かって右側にあるのが音源かと思われます。

ネック付近。
IMG_20180110_210112.jpg
ネックから出たFFCが鍵盤の下を通っているので鍵盤も外します。

へっへっへ、ひん剥いてやったぜもう泣いても叫んでも誰も助けに来ねえよ。
IMG_20180110_210226.jpg
まあこれだけ長いのが潜んでます。
※ネック根元部分にピンと立っているボルトは、
 ストラップピンを取り外し可能な奴に付け替えてるためです。

と言うわけでこいつらが傷んでいるのが原因なので
選手交代を願います。
一旦両方取っ払います。

クソ長い方。
IMG_20180110_210415.jpg
上段が既存、下段が新しい奴。傷んでいるのが分かりますね。
とりあえず新旧でピンの感じはあっています。

短い方。
IMG_20180110_210343.jpg
同じく上段が既存、下段が新しい奴。
新ケーブルのピンの数が想定通り2本多い。

ので、切ります。
IMG_20180110_211107.jpg
フハハ二葉亭四迷!
両端とも無理やり30pin→28pinに手術します。

で、実際にさっき抜いたやつの代わりに刺してみましょう。

長い方。
IMG_20180110_211224.jpg
フィット。

切り落とし加工した短い方
IMG_20180110_211510.jpg
こちらもばっちりの様です。

このまま元に戻します。
IMG_20180110_214346.jpg
各種LED、液晶、ボタンの機能も問題なく、ネックコントローラも好調です。
ばっちり交換成功と相成りました。


と言うわけで、
内部のケーブルについても
一般で手に入るケーブルで交換可能と言うことが分かりました。

ax-synthはもうディスコンなので
メンテナンスは自前でする必要が出てしまいました。
そこでこうした成功を得たのは、大変大きな収穫です。

サポートがある内も費用が浮きますし
サポートが終わった後も子の範囲なら自前で修理できることが分かりました。

次に破損する可能性があるとすると
・ネックのタッチコントローラの反応
・シールドケーブルのコネクタ部分
かなあと思っています。

後者はどうにかなる気がしますが
前者はちょっと困りますね…。


以上。

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