FC2ブログ
  1. 無料アクセス解析

普通の青歯モバイルキーボードを、モバイル左右分離キーボード(青歯)にした話

これは余計な話なんですが
東方蛍光祭っていう同人イベントが一昨年と去年とあって、
それぞれのイベントで文庫本三冊分くらい相当のSSを頒布しました。

一回目でそれまでで最長の文量を書いて
二回目でまたそれを少し増す量を書いて。

これがどんなもんなのかと言うのかはよくわかりませんけど
故あって記録をしていた期間の平均で言うと
書いている一日はsjis換算で10~30KByte位(気分と場面でブレ)だったようです。

勿論それは毎日ではなくちゃんと書いていた土日だけ、
平日はせいぜい5Kbyteとかだったと思うので、
常にその速度だったわけではありません。

まあ速さがどうだということはこの際どうでもいいんですが
何が言いたいかというと

「ちまたで言う文字入力による肩こりってこれか!」

ってことです。

私ももう若くありませんし加齢もあるのでしょうけど
そんな文量を書いたのも初めてなモノで
一回目は寝てる姿勢が悪いのかとか思ってたんですが
明らかに件の原稿をやっているときに悪化するので
ああ、これが噂に聞く奴なのか…と変に感心していました。

なんかスイッチが入ってしまったらしく、
痛みは治まることなく今も薄らぎながらも続いており
確かに土日に文章でも書こうかなと遊んでいると悪化するようになってしまいました。

ちなみにCGやっててもなります。地獄か。



その間ずっと使っていたのは3Eの3E-BKY1
モバイルキーボードとしてかなりいい品質だと思っています。

私は自宅でSS書けないので
文字打ちに使えるのは外に持って行けるキーボードに限られます。

実は自宅のPCはFILCOのマジェスタッチで
これももう10年くらい使ってて
キートップが殆ど亡くなっちゃってるんですけど
こいつでSSを書いたことはありません。
意志力がダニレベルなので、家で書けないんですね。雑魚。

前述の3Eのモバイルキーボードの方も
もう何年も使っているんですが
殆ど充電をした記憶がありません、かなり電池が持ちます。
キータッチもパンタグラフにしてはいいし
サイズもよいし、造りも堅牢でバックライトもある。
何より縦6段キーボードは
私はカタカナローマ字変換にFキー多用するので本当にありがたい。
縦6段のモバイルキーボードって他にないんじゃないかなあ…

キーボードの縦の段数はモバイルや小型キーボードを語る上で
余り注目されないパラメータだけど使い心地には驚異の影響する。
なんせキーの数が2桁違うんですからね。
スペック表にキー数は表示されますが、余り言及されないポイントだと思います。


その他変わったことと言えば
アプリケーションキーがないので
Shift+F10とか言う奇妙なショートカットに慣れたことでしょうか。
英字配列に文句を言う人もいるようですが私は気になりませんでした。
デバイス側で設定すればアンダースコア含めて印字通りの入力になります。

こいつがあるせいで、
「2in1PCなんてどうせしょぼいキー付いてるだけでしょ、
 イランからタブレットとして売ってくれ」

とか思ってしまうようになりました。

ちょっと話を盛っている感はありますが
こいつは素直にお勧めできます。



さて、こんなお気に入りのモバイルキーボードがあるというのに
こいつもやはりキーボードの宿命には勝てませんでした。

私の首肩を攻撃してくるようになったのです。
愛しの妻に愛想を尽かされたあげく罵られる気分ってこんな感じでしょうか。
多分違いますね。


そんなことを言ってても仕方が無いので
私は噂の「左右分離キーボード」をチェックし始めます。
奇しくもBAROCCOの日本語配列が店頭に並んで程なくしてからのことで

「こ、これが私を救ってくれるのか…タケエ

と震えておりました。
左右分離で有効そうな現行機が他に見当たらないので
ボーナスが入ったら買おうかなとか妄想ばかりして買わずにいたんですけど
ある日気付いたんです。

「こいつ、有線接続じゃん
 タブレットに(わざわざ変換かハブ噛ませないと)付かねえ
 勢いで買わなくてよかった…」

大体、
喫茶店とか外でSS書くのに、
毎回こんなモノを鞄から出している奴がいたら
私は「なにイキってんだこいつキモ」
って思う
と考え、もはや買う意欲を失いました。



買う意欲を失ったはいいんですけど肩は治るわけでもないので
モバイルキーボードで左右分離のモノは無いのか
と探すも
ないんですねこれ。

へー、ないのか。

こないだWindows用のタッチパッドもないってなったばかりです。

これもないのかよ。おかしいだろ。
なんで無いの?私なんか変な要求してる?
してると思います。


というわけで
既存のモバイルキーボードを改造することを考えました。
既存のモバイルキーボードはだいたい二つ折りで
真ん中を折ったり曲げたりしても平気な配線で接続しているようで

早い話が
そこをぶった切って自分でリケーブルすればいい訳です。
電子工作の知識なんか無くったって出来るだろうと思ったんですよね。

で、犠牲になってもらえそうなキーボードを探していると
おあつらえ向きな子を見つけました。

BSKBB14
なんと最初からケーブルが切ってある!
携行時は折りたたむのではなく分離して
使用するときに左右を連結させるという変態仕様です。

正直最初これ見たとき
「分離で無線なキーボードあるんじゃん、しかも安いわ」
って思ったんですけど
分離状態だと機能せず合体しないとまともに戦えないって言う
変形合体ロボのロマンのイランところまで再現してくれています。
分離すると左側しか使えないんですね~かわいい~

バッファロー、なんでこんなんつくろうとおもったんだ。

恐らくモバイルキーボードの黎明期に
折りたたみキーボードがまだ弱かった頃の産物なんだろうと思います。
折るからもろくなるなら、分けておく仕様の方がきっと頑丈だろうと。

実際、かなり頑丈です。
今ではダサいと言われそうな角の立つカチッとしたフォルムで
分離格納時に表面に出てくる化粧板はかなり剛性がありそうですし
引っ掻き耐性もありそう。

左右連結させるのに金属棒のアンカー伸ばすって
どんだけかっこいいんだよ、無駄に。

挙げ句の果てにスマホのスタンドまでキーボード内に格納するって
ってもう何かロマン詰め込みすぎて変態過ぎますよね。

で、このキーボードの左右の結線方法が、
スプリングコネクタって
秋月とかAITENDOとか言っても規格化パーツとして売ってないようなモノなんですけど
「とりあえず接触してればOKっしょ?」
っていう乱暴な(でもFFCなんかに比べれば余程頑強)ものなので
「ああ、これはリケーブルすればきっと使えるな」
と確信に至ったわけです。

中を開けてみると、キーを受け取った
電導性塗布されたプラ板みたいなのをケーブルに収束して、
1.5mmピッチのスプリングコネクタの並んだ基板にコネクトされていました。
ピン数は上記の画像を見ての通り、14。
baroccoはUSBケーブルで左右をつなぐようなんですが
このままリケーブルするにはUSBではピン数が足りないので諦めました。

この基板をもいで、
スプリングコネクタを出すのではなくて
標準2.54mmピッチに変換してからピンヘッダを付け、
左右の接続は標準ピッチなフラットケーブルにしようと考えました。
これならピン数は自由です。

で、実際にやってみました。
DjR5YbGU0AISy2a.jpg

普通の標準ピッチのフラットケーブルで接続して
機能することが確認され、
後はこのまま基板を納める方法を考えて
納めてしまえばできあがり。

と言ったところで、
半田ごてを重要な部分に落としてしまって壊しました。

上述の電導性を持ったプラ板を焼いてしまい、
ちょっと私の力では復旧できそうにありませんでした。
完成目前にして水泡です。
その瞬間泣きそうになりましたね。


ってなことをそういうのに詳しい友人に話したところ
「なんとかするから送れ」
との神発言です。

なんか一週間もせずにパワーアップして送り返されてきました。

画像
ケーブルまでスマートになっている…。
あと民家に隣接する店舗の駐車場とかに張ってある
「お静かに」の画像を更に豆柴に魔改造したデカールが張ってある。


「SCSI機器内部接続用のケーブルでレアアイテムだから」
みたいなことを言っていた気がするけど私にはよくわかりません。

先の記事で調整したタッチパッドを間に挟んで、
タブレットはアームで目の高さ辺りに吊っています。
IMG_20180822_220540.jpg

近い、近いぞ。
人をダメにするSS書き環境が整う日が近い。
後はヘッドレストの付いた椅子を用意して、
浅く腰掛けて少し上を見るような姿勢でだらりと文字を打てる
車椅子の未来宇宙な気分で作業できるようにすれば
流石にそこまですれば家でSSが書けるはずだ。


自己弁護のつもりではないんですが
私もあそこで半田ごて落とさなければ作れたと思うのと、
一個成功すれば今度は
2.54標準ピッチではなく1.27ハーフピッチのピンヘッドにして
フラットケーブルではなく各ケーブルを収束したモノにすれば
もう少しマシに出来ると思っています。
実は破損したタイミングで素材をもう一つ手元に確保してある。

というわけで友人に作って貰ったこれが破損しても
もう一台後備えがある状態になっています。

しかし友人曰く
「最近青歯ユニット簡単に手に入るし
その気になれば好きなキーボードぶった切って作れるから
お気に入りの子(※)をリョナりたくなったら相談しろ」
と神のような言葉を頂いております。
この友人マジで何でも出来るんだよな…。
※キーボードのことです





で、出来上がったキーボードなんですけど
まあキーボードが好きな人とかは見て直ぐにわかったと思うんですが
キーの配置まで変態です。

画像
IMG_20180822_220626.jpgIMG_20180822_235756.jpg

左Altと左ctrlの詰め込み方が、ゴミクソです。

あと本来ホームポジションでは右手で入力する
「y」が左にあります。
(ついでに言うと私は「g」「b」まで前のキー次第でたまに右手で押す癖がある)
「BS」も「|\」と共存させられています。
「ESC」が「全半」と共存です。

極めつけが「DEL」キーの位置です。
頭にケツがありその先に鼻がある不合理身体生物
ニコチャン大王顔負けの配置です。

結構学習コストが高いです。


あと、これ製品情報にも書かれていないんですが
この特殊なALTとCTRLのせいなのか
キーによっては2キーロールオーバーになります。
前のキーボードで
CTRL+ALT+Cに割り当てていたショートカットが
このキーボードにしたら機能しなくて
最初なんだかわからなかったんですが
つまり3キー同時押しを認識しない組み合わせがあります。
CTRL+ALTと何らかのキーです。
3キーロールオーバー可能なキーもあります。
どれがダメなのかは調査していませんが

テキストエディタMeryに設定していたショートカットの多くが
これのせいで死んだので、再設定しました。
でも元々ごちゃごちゃになってて整理しなきゃなって思ってたんで
これを契機に綺麗になったのも事実です。


あんまりにもキー配置の学習コストが高すぎるので
キーの読み替えアプリ「KEYSWAP」
で、勝手にキーを入れ替えました。
KEYSWAPは常駐しないのでリソースも食いません。素敵なアプリです。


・地獄のような縦幅半分のALT/CTRLは、両方ともCTRLキーにしました。
・殆ど使わない無変換キーをツブしてALTにしました
上記二つで普通のキーボードに近いCTRL/ALTの配置になります。

・全半キーは使用頻度が低く、私はESCキーを多用するのでこの二つを入れ替えました
このキーボードではfnでの共存キーなので、同時押し関係の交換です

・右側変換(fnとSP同時押し)を右CTRLとしました
・カタカナひらがなキーをALTにしました
・「DEL」と「_\」を入れ替えました
右側の左下にALT/CTRL/DELを集めて学習コストを下げると同時に
カーソルキー左を押すつもりでDEL誤爆を防ぎ
比較的使用頻度のあるアンダースコアを押しやすい位置に少々移動

これで大分使いやすくなりました。


色々ありましたが
「左右分離キーボードで充電式青歯接続、かつモバイルできる薄さ」
という唯一品が出来上がりました。
概ね満足しています。
これ以上は本当に自作キーボードの沼に入るしかないなと思います。

この記事へのコメント

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://monostation.blog112.fc2.com/tb.php/2629-0683eef7