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【咲夜_レミリア】血涙退廃

東方、咲夜・レミリアの18禁小説を電車の中で書いていたら
こうなった……。

高校時代に使っていた文体を復活させてみたら
精神状態と相まってか……酷いことに。
この文体、頭一切使わないから
心理状態もろに出てくるんだよな……。

そうでなくても、
何故かおどろおどろしい雰囲気になりやすい文体なのに。

まあ通勤時間中に携帯で
2時間くらいでぽちぽち打って
何も考えてないのが悪い。

多分、読まない方が良い。
今回は本当に読まない方が良い。

文句言わない方だけどうぞ。
「まったく。
 力の強い人というのは。
 どうしてこう言う子供騙しの手に
 ひっかかり易いんでしょうね?
 まったく。
 これだから
 力の強い人というは。」

誰も知らない地下の部屋。
妹様さえ知らない
誰も至ることの出来ない秘密の部屋。

そこで。

お嬢様は、今や虜。
鎖に繋がれた、虜。

「これは何のつもり、咲夜。
 一体、何のつもり?
 そういうプレイならば楽しむもいいけれど。」

後ろ手に繋がれたお嬢様は、虜。
頑強な鎖に囚われた、虜。

「パチュリー様は
 実に良い物を復活させて下さいました。
 肉欲に溺れた魔術師が辿りそうな
 哀れな有様では御座いましたが、
 実に好い物を復活させて下さいました。」
「司書か。
 司書がどうしたのか知ら。
 拘束プレイが彼女の趣味とは
 ええ、そうとはまったく思えない。」

肌が粟立つ。
背筋が震える。
喉が鳴る。

刻は来たのだ。
期は満ちたのだ。

「我慢しました。
 耐え忍びました。
 お嬢様、この時が来るまで。
 私は我慢しました。
 私は耐え忍びました。
 そして満ちたのです。
 期は、刻は。
 機は今。
 クスクスクス……」
「ハ。
 最初に出会った夜の、
 あの紅く昏い入り宵の
 再来?再現?やり直し?
 ハ。
 面白いわ。
 面白いじゃない、十六夜咲夜。
 いえ、
 その名を受ける前の貴様も
 再来か。再現か。やり直しか。
 ハハ。
 たのしいわ。
 たのしいじゃない、血も薄れたバンパイアハンター。
 今の貴様に何が出来る?
 ハハッ!」

膨れ上がる妖気。
燃え上がる想起。
巻き上がる障気。
薄れかける正気。

翼が伸び
犬歯が延び
瞳が灼ける。

爪が先
咆哮が裂き
血が煮える。

「司書を篭絡した程度で何のつもり?
 こんな鎖で、何のつもり?
 それで出し抜いたつもり?
 笑わせる。
 可笑しいわ、実に可笑しい。
 でも楽しいわ。
 折れた牙で何のつもりか知ら。
 錆びたナイフで何のつもりか知ら。」
「無駄です、お嬢様。
 無駄なのですよ。
 その鎖は、無駄なのです。
 その鎖は実に好いものなのです。
 ……お嬢様。
 クス。
 クスクスクス。」

剛力。
繋ぐ鎖を引き伸ばす。
妖験。
縛る鎖を叩き付ける。

だが。

「無駄です。
 無駄なのですよ、お嬢様……。
 その鎖はパチュリー様が
 たいせつなもの
 と引き換えに復活して下さった
 とても好いものなのです。
 引けば伸び
 斬れば切れる。
 されど決して解けない。
 その鎖は、ええ、実に好いものなのですよ
 お嬢様。
 クス。
 クスクス。
 クスクスクス……」

嗚、愉快。
嗚、愉快、愉快。
愉快だわ。
愉快愉快愉快愉快愉快愉快愉快愉快愉快!
パチュリー様は、
何と愉快なものを残して下さったのだろう。
何と素敵なものを遺して下さったのだろう。

「……こんな、鎖、如き……」

「しばらくそうしていて下さいね。
 しばらくです。
 私がしばらくと言うまでしばらくです。
 クス。
 クスクス。」

……

そうしたまま、

数週間が経ったでしょうか。

「暇ね。
 暇だわ。
 咲夜。
 暇。
 暇よ。」

「喋らない方がいいですよ。
 あまり喋らない方が。
 ついでに申しますと
 無駄に足掻がかない方が。
 毎晩あの様に激しく暴れますと
 終わりが近くなるだけですよ。
 足掻かないほうが。
 無駄に足掻かない方が、
 長く続きますよ。
 その鎖はグレイプニルの破片。
 神さえ喰らう狼を
 完全に縛り付けた足枷。
 神代のとっておきでございます。
 一介の吸血鬼に
 どうこう出来るものではございませんよ。
 クス。
 クスクスクス。」

嗚、パチュリー様。
素敵ですわ、この鎖は。
でも。
嗚、でもパチュリー様は今
悪魔の誘惑に負けたパチュリー様は今
哀れ。
霧雨の娘を虜にしたつもりでも、哀れ。
その心は既に悪魔の虜。
心を失った霧雨の娘に死ぬまで犯され
心の底からの欲望は静かに満たされ
嗚、なんて哀れ。
でも
なんて甘美な最期でしょう。
霧雨の娘の姿以外目にすることなく
霧雨の娘の声以外耳にすることなく
霧雨の娘の体液以外口にすることなく
緩慢に
確実に
約束された快楽と
約束された死が
最高に甘美な最期を彩るでしょう。
私もすぐに追いかけますわ。
想い人に
最初と最期を捧げる快楽を
私も追いかけてそして散りますわ。

「お嬢様……
 あと、しばらく、ですね……
 クスクス。」

……

「お腹が空いたわ、咲夜。
 ここへ来なさい。
 私の牙が届くここまで来なさい。」

「いけません。
 それはいけませんわ、お嬢様。
 私は申し上げたはずです。
 お嬢様に血は捧げないと。
 だから
 行けません。
 そこには行けませんわ。」

「ならば
 来させるまで。
 吸われに、ここへ!」

吸血の女王たるレミリア・スカーレット。
お嬢様を女王たらしめる、強烈なチャーム。

だが。

「無駄だと申しております。
 フェンリルを縛りつけた鎖、
 単に堅いだけではございませんよ。
 無駄に体力を消費召されなさるな。
 クスクス。」

「……っ!」

嘲笑う私に、亜音速で飛来する何か。
空気を切り裂き
もとい
私の喉元を切り裂こうとしたそれは

「危ない危ない。
 ようやく。
 ようやく『らしく』なってきましたね
 お嬢様。
 素敵ですよ、そのお姿。」

「かわしたか
 勘のいい奴」

お嬢様の首だけが蛇のように伸び
私の首筋めがけて牙を延ばしたのだった。
同時に
繋がれた手からほっそりと伸びていた美しい指も
凶々しく節くれだってだらりと長いものに変わっている。
しなやかに伸びるていた白い脚も
蜘蛛のように毒々しい有様になり果てている。

口は耳元まで裂け上がり、
瞳に理性の光は薄らぎ
声はかすれ
髪は荒れ
息は渦巻く

無理やりに私の血を吸いに体を変容させ
そのせいで垣間見える、
本性。

「素晴らしい。
 素晴らしいですわ。
 それでこそ血の女王。
 夜を支配する魔族の王。
 それこそ
 嗚
 それこそが
 私のお慕いするお嬢様のお姿……!」

私が叫ぶと
歓喜のあまりに叫ぶと

面白くなさげに元の姿に戻るお嬢様。
面白くない。

「そうして時間を操りながら
 私の何を見る。
 夜族の本性が見たいなら
 見せずに死んでやる。
 私の本当の姿が見たいなら
 見せずに干からびてやる。
 貴様に
 望むものなど
 何も
 与えてはやらない。
 何も
 何も!
 何もだ!!
 人間の貴様が
 魔族の私の
 朽ち逝く様を
 見届けられると思っているのか?
 浅はか。愚鈍。暗愚。蒙昧!愚劣!!」

気持ちいい……
私に何一つ本気を見せてくれなかったお嬢様が
本気で私に怒りを抱いている。
本気で憎しみを抱いている。
本気。
本当の感情。
剥き出しの情念。
初めてだ。
あの燃えるような瞳が私に向いている。
最高。
最高だわ。

「お嬢様、お忘れですか?
 よもやお忘れではないですよね。
 私は時を止められる。
 止められるのですよ、自由に。
 それは意のままに。
 時は私のものでございます。
 お嬢様が無間の時を生き延びるなら
 私は無限の時を待ちましょう。
 私自身の時間を止めて。
 クス。
 楽しいです。
 クスクス。
 楽しいです、楽しいです。
 クスクスクス。
 楽しいです、楽しいです楽しいです
 楽しいです楽しいです楽しいです楽しいです楽しいです
 楽しいです楽しいです楽しいです楽しいです楽しいです
 楽しいです楽しいです楽しいです楽しいです楽しいです
 楽しいです楽しいです楽しいです楽しいです!!
 あはっ
 あははははははははははははははっ!!」

お嬢様を「待つ」前に
あの美しい光景を見に行こう。
残酷に無惨に美しい
その光景を見に行こう。

行き先は図書館。
司書。
司書の残酷で無惨な美しい姿を見に行こう。

クス。
想像しただけでぞくぞくする。
クスクス。
想像しただけでぞわぞわする。

コトを邪魔をしそうだった小悪魔は
そこで磔になっている。

美しい磔。

四肢と五臓を貫いて。
虫ピンで、死して尚美しさを保つ揚羽蝶の様に。
壁に。

嗚、実に美しくまとまっている。

思いを寄せるパチュリー様が
目の前で死ぬまで犯されるのを
息絶えるまで見続けたことだろう。

「いい顔。
 とてもいい顔で逝ったのね。
 羨ましいわ。
 私も
 すぐに。」

踵を返す。
振り返る。

「あ”……ん……ぉぁ……」
「ぐ……ぁ……」

ぐちゅぐちゅと
粘着質な音が響いている。
ぐちゃぐちゃと
淫らな水音が響いている。

「……まだ……いきて……」

私は息を呑んだ。
私は胸が高鳴るのを押さえられなかった。
私は……つまり、ひどく興奮した。

グレイプニルの破片を異界から召喚させる代わりに
霧雨魔理沙の心を与えたのだ。
パチュリー様が
執心して恋慕して愛して恋して求めて焦れた
霧雨魔理沙の心を
パチュリー様の掌の上にそっと置いたのだ。

喜んだ。
パチュリー様はとても喜んだ。
酷く喜んで、
グレイプニル召喚の施術と
自らをその生け贄にすることを厭いもしなかった。

素敵。
なんと素敵な献身。
全てを擲ってでも求めた想い人。


こうして
何者も憚らず
何者にも邪魔されず

良心さえ
意識さえ
生命さえ
投げ捨てて交わり続ける
美しい姿。

既に骨と皮だけに近く
一切の生気を失って
意識のあった頃のパチュリー様の命令を
忠実にこなし続ける霧雨魔理沙。
……息絶えるまで犯し続けることだろう。

擦れすぎて肉が見えているか
そうでない部分は白濁に覆われて何も見えない
そんな「塊」に成り果てているパチュリー様。
無惨きわまりないその姿でも
表情だけは幸せそうだ。

幸せであるに違いない。
そうでないはずがない。

なんて嘆美なのか。
なんて甘美なのか。
なんて淫靡なのか。

二人の姿に崇高ささえ覚えながら
私はその場を後にする。

二人の世界を邪魔してはいけない。


……

さあ、お嬢様を「待とう」。

飢えるのを
渇くのを
私はひたすら待とう。
お嬢様が
飢えて
渇いて
叫ぶのを待とう。
お嬢様が
飢えて飢えて飢えて飢えて飢えて飢えて飢えて飢えて
飢えるのを待とう。
お嬢様が
渇いて飢えて飢えて飢えて飢えて飢えて飢えて飢えて
飢くのを待とう。
待とう。
ひたすらに。
ひたすらに待とう。
飢えと渇きが
お嬢様を
狂気に引きずり込むのを待とう。
待って
待って待って
待って待って待って
待って待って待って待って
待って待って待って待って待って
待って待って待って待って待って待って
待って待って待って待って待って待って待って
待って待って待って待って待って待って待って待って。

……

何十年自分の時間を止めただろうか。

次に動いたときには
自分の体に
埃という埃
塵という塵
蜘蛛巣という蜘蛛巣
時間という時間が
ゆったりと降り積もっていた。

流石に
図書館での饗宴も
絶命での終焉を迎えたことだろう。

だが
私はまだ終われない。

「お嬢様……
 ご気分は如何ですか?」

「さ……く……ゃ……」

この分だと
毎晩激しく
それは激しく暴れたのでございましょう。
たった数十年過ぎ去っただけなのに
お嬢様のこの衰弱具合。

比べて
それを吸ったグレイプニルの
生き生きした輝きのなんと禍々しいことか。

何十年ぶりかの私の姿を見て
力なく襲いかかろうとした細い指先を

さくりとナイフで切り落とす。

ぼとりと落ちた細く醜い指は
そのまま砂になって霧散した。

「ひ……ぁ……」

「ご気分は如何かとお聞きしているのです。
 如何ですか?
 ご気分は如何ですか?
 クスクスクス。」

お嬢様は泣いていた。
ぼろぼろと無様に泣いていた。

子供

そんな言葉がよぎる。

寂しかったのか。
悔しかったのか。
悲しかったのか
お腹が空いたのか。
喉が渇いたのか。

はてまた
それらすべてか。

「さ……くや……たすけ…おねが……ぃ」

「だから申したではありませんか。
 あまり喋らない方がいいですと。
 無駄に足掻がかない方がよいと。
 毎晩あの様に激しく暴れますと、
 終わりが近くなるだけですよと。
 足掻かないほうが、
 無駄に足掻かない方が、
 長く続きますよと
 そう申したではありませんか。
 それを守らないから、
 80年くらいですか?
 そんな短い時間で、こんなになってしまって。
 これでは
 私の
 思うつぼじゃあ
 ないですか。
 クスクスクス。」

「おなか……すいた……
 のど……かわいた……
 たすけて……さくや……」

なんて惨め。
なんて憐れ。
なんて……可愛らしいのか。

「ではお嬢様。
 ご飯です。
 お望みのご飯です。
 でも、
 ほんの少しだけですよ。」

ナイフで自分の掌を
ざくり
切り裂いて
血を地面に滴らせる。

「さあ、お嬢様。
 惨めに這い蹲ってお舐めください。
 卑しいメイドの咎血をお舐めください。
 愚鈍な暗愚な蒙昧な愚劣な人間の
 穢血を
 這い蹲って……
 惨めに這い蹲って!
 地べたに舌を必死に伸ばしてお舐めください!!」

「ひ……ぁ……
 ち……ぃ……血……ぃ……っ」

その姿はもはや
気高い吸血鬼などではない。
言うなれば
落ちぶれた餓鬼。

力なく伸ばした首と舌。

ずりずりと
必死でこの血溜まりに寄り縋る
お嬢様の惨めな姿。

クス。
クスクス。

最高。
最高だわ。
お嬢様が私に跪いているの。
私の体液を必死に舐め取っているの。


ぴちゅぴちゅと
血溜まりに舌を這わせるお嬢様の姿を見ていると

どうしようもなく
止められないくらい
興奮する。
酷く興奮する。

「お嬢様……っ
 お嬢……様ぁっ……!」

スカートをたくし上げ
ショーツをずり下げる。

天を衝く剛直が
どうしようもなく切なく泣いていた。

血の止まらない右手の平で
めちゃくちゃにペニスを扱き立てる。

「お嬢様……お嬢様っ…お嬢様お嬢様お嬢様あああっ!」

血と先走りでぬめるペニスをひたすら扱き立て
肉欲を高みへ追い立てる。

「で……る……」

私は無様で愛おしいお嬢様の姿を目の前に
気を遣った。

肉棒から雄精が吹き溢れ
地面の血溜まりを舐めるお嬢様の頭に降り注ぐ。

「あ……は……お嬢様に……かける……
 精子……かけてます……!
 ぁ……っ……ひ……ん……」

「さく……や……もっと……ちょうらい……」

少しの血を得たお嬢様は
少しだけ意識をはっきりとさせた様子。

血だけではなく
私の精液も必死に舐め取っている。

だがそれまで。
これ以上元に戻しなどしない。

私は部屋を出て扉を閉める。

「さくぁ……さくやあ……おねがい……
 もっと…もっとちょうだぃい……おねがいよぅ……
 さくやあああ……」

お嬢様が私を呼んでいる。
必死で
本当に死ぬ気で私を呼んでいる。
私を
私を求めている……。

扉の向こうで私を呼ぶお嬢様の声を聞くと
もう
止められなかった。

「お嬢様…っ
 可愛いお嬢様っ……!
 私を求めて下さい!
 もっと、もっと私を呼んでください!
 お嬢様、お嬢様、お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様
 お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢
 様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お
 嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様!!!!」

先にわをかけた勢いで
肉棒をしごく。

際限なく溢れ出る精液を
どばどばと地面に垂れ流し
秘唇から漏れ出る淫液をそこに混ぜる

「あ……っ!いい……っ!!
 お嬢様が、私をっ!もとめ……求めてる……
 止まらない……雄オナニーとまれない……っ!」

「さくや……さくや……それ……それ勿体ない……
 ちょうだい……さっきみたいに……
 さっきみたいにかけて……
 咲夜のザーメンかけて……っ!」

鉄の扉を隔てて
私の心はお嬢様の元へ向かっている。
メイドとして仕えていた頃
決して超えられなかった心の溝が
今は鉄の扉を介してでも埋まっているのがわかる。

お互いに
強く
強く
とても強く求め合っているのがわかる。

「お嬢様、愛しています……お嬢様、お嬢様!
 もっと、もっと私を求めて……もっとです!!
 あ”あ”あ”っ!!
 射精する……お嬢様を想像しただけで射精する!
 血まみれのペニスで射精するっっ!!」

「さくや……さくや……ちょうだい……
 咲夜の血、咲夜の精液、咲夜の体液なら何でもいぃからぁああ
 ちょうだいいいぃい……おね……がい……」

扉の向こうに
形振り構わず私を求めるお嬢様の声を聞きながら
私は
血の止まらない掌でペニスを扱き続け
残る手を掌ごと膣に捻り入れて
絶頂を味わい続けた。


だが

最後の仕上げが

残っている。

私はもう一度自分の時間を凍らせた。


……


さあ。
最後。
最期だ。

クス。
想像しただけで笑いを堪えられない。
妄想しただけで射精を抑えられない。
空想しただけで絶頂を我慢できない。

クスクス。
あはは。
あはははは。

さあ
最後。
最期だ。

「……お嬢様」

鉄の扉の向こうのお嬢様を
優しく呼ぶ。
返事はない。

扉を開けるとそこにいたのは。

「ぐあぁあああえっおおぁああ
 血ぃ……血ぃいいい……ちをおおおおお!」

飢餓と枯渇に理性を失ったお嬢様の姿があった。
美しく、崇高で、眩く、禁断のお嬢様の姿があった。

「最高です……
 最高です、お嬢様。
 私がわかりますか?
 わかりますか?
 わかりませんか?
 わかりませんよね?
 クス。
 クスクス。
 最高です。
 最高です、お嬢様。
 今なら何の躊躇いもないですよね。」

私は一歩ずつ
鎖に繋がれたお嬢様の元へ歩みを進める。
一歩。
一歩。
また一歩。

「お嬢様、お嬢様。
 愛するお嬢様。
 血です。肉です。
 お食事です!!
 私が、最期に捧げられる
 最高のご奉仕。
 さあ、お召し上がり下さい、お嬢様!」
 
「ち……血……ぃいいいい!!」

私は
お嬢様の側で両腕を広げる。
十字架のように。

お嬢様は
きっと私のことを忘れたお嬢様は
何の躊躇いもなく
欲望の赴くままに
私を吸い
私を食べ

私を貴方の一部にしてくれることでしょう。

「お嬢様……愛しています……」

瞳を閉じて、
お嬢様に最期の全てを捧げる。




私が最期に感じたのは
首筋に突き刺さる冷たい牙の感触と







熱い涙の滴りだった。

この記事へのコメント

関係ないけど、偶然にも昨日紅魔郷やったわ。

なんかそう言うクラスター形成ってありますよね。

コメントをお寄せ下さい

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(管理者にだけ表示を許可する)

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