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【魔理沙_アリス】幻想散華②

ここまで相手を罵るプレイを書くのは初めてで
正直よくわからんかった。

個人的にはMの気持ちの方がわかるけど、
表現するときはS視点の方が書きやすいなあ、能動だし。
M視点も練習した方が良いか。
気持ちとしてはわかるんだけど、写実描画が出来なさそうなんだよな、M視点だと。
まあ練習したところで何に使うか見当も付かんが。

といいますか。
ネチョSSなのに、
えっちシーンの方が書くのがめんどくさくなってきた。
二人の関係性さえかければ満足って言うか。

どんな作品でもそうなんですが、
キャラ萌えよりもカップリング萌えなんですよね、個人的に。
だからえっちシーンそのものより、
二人がどういう経緯でそこに至るかの方が、
書いていて楽しい。

なんだかなあ。




本文とえっちシーンのギャップは
既に開き直って逆にウリにするしかないくらい
酷いものになっていってますね。

性癖的に倒錯してるのに、普通の恋愛に恋する
変態すぎる私がかくんだから仕方ない。
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「……そ、そういうことならっ、私は口を堅くするぜ」

 こいつに頼むなら、根回しをしっかりとしなければならないだろう。私は敢えて二人が顔を揃えている状態で話を切り出した。紫に提示された条件に最も多く合致するのは、彼女。

「安心しろ、絶対に誰にも話さないぜ」
「ぜひ頼むわ」
「できる?」
「当たり前だ」
「「あんたに言ってないわよ。」」

 一つの言葉に二つ同時に声が返る。

「待て!私も守秘義務を負わされるという、重っ要な役割を負わされたんだぜ?」

 案の定、魔理沙はふてくされた。やるといって聞かない魔理沙に、ミニ八卦炉の出力を強制減圧ではなく制御による出力抑制下で直射して、蝋燭の芯にだけ火を点けられたら加えてあげる、と言ったら、彼女はあっという間に全機使い切った。ついでに言うと、アリスの部屋がいくらか汚れた。
 それでもごねる魔理沙を彼女が「魔理沙、これは……人間では時間が足りない話だって気づかないの?」とたしなめると、火が消えたようにおとなしくなる。
 アリスとくっついてからの魔理沙は、本当におとなしくなった。威勢が悪くなったわけでも、彼女らしさが消えたわけでもないが、余りむちゃくちゃな事は言わなくなった。人を困らせるようなことはしなくなった。アリスが躾ているのがありありと伝わってくる。きっと私では無理だっただろうな、と苦笑を思わず漏らしながら、私はアリスに向き直る。アリスは私が何かをいう前に、先に切り出した。

「いいわよ。報酬は、幻想郷の平穏。他には何も要らないわ。」
「えっ、要らないの?」
「別に、ものなんか貰わなくても。そんなことより重要で面白いことじゃない?これって。」

 その答えは意外だった。絶対に何か要求されると思ってた彼女は、宝物殿の中をひっくり返して人にあげてもいいもの駄目なものを仕分けたくらいだ。

「……そう。」

 くっついて変わったのは、何も魔理沙ばかりではなかったらしい。これが悪い方に変わったというのなら噛み付き様もあるがこれでは何とも完成されてしまっている。
 物心ついて割と早い段階から、私はあまり『自分』というものを意識しなくなっていた。自分が存在ではなくシステムなのだと、どこかで感じていたからだろう。
 ある日突然目の前に現れた八雲紫という妖怪、霧雨魔理沙やアリス・マーガトロイド、風見幽香等の幼馴染み。そういった数少ない者達が私をを存在として認め、接してくれていた。
 だがその紫が今回の件で私を遂にシステムとして扱った。私自身の思いと彼女の思いは別だ。私がいくら愛しても、彼女がそれに応えてくれるとは限らない。彼女自身はどういう思いだったのだろうか。最後に見せたあの悲痛な表情は、何だったのだろうか。仕方の無いことだと思いながらも、心中に残った傷は、思いの外深かった。
 加えて仲睦まじい様子のアリスと魔理沙の姿を目の当たりにし、打ち付けるような衝撃を覚え、思わずよろめいてしまった。

(紫は利害の下に私を利用した。二人にとっても、私はもはや蚊帳の外。……もうシステムとしてしか、居場所がないわね。)
「……霊夢?」
「え?ああ、それなら、好都合よ。一応、青生生魂の原石らしきものとか用意してきたんだけど」
「えっ?青生生魂!?くれるんだったら欲しいわ!未だに日色金と分岐する条件が、よくわからないのよー。」
「要らないって言ったわよねぇ?」
「いや、ぁ、やっぱり欲しいかな、なんて……」

 アリスにしては珍しい態度に、素直に、はい、と差し出しそうになる。

「ええ?色が違うだけで硬度は日緋色合金の方が上じゃんか。何に使うんだ?」
「別に。単なる知的欲求かしらねえ?でも、私の計算があっていれば魔力吸蔵量だけは勝ってるの。もしそうなら価値は逆転する。」
「ほう、そいつは面白いな。シルマリルクローンの硬化エフェクトを外部モジュール化したヤツって日緋色金に微妙に入り切らないんだったよな?」
「そうそう。おそらくそれが入りきる。でもそれだけじゃないわ。計算結果によると、ドラウプニルの自己増殖回路を内部記憶できる容量が実現出来そうなのよ。」
「セルフフェルルーチンって最適化ドン詰まりだろ。」
「ええ、でも、青生生魂なら現状のソースのままで格納できそうなのよ。それくらい、魔力吸蔵能の差がある筈なのよ。」

 同じ魔法使い同士、話の路線が合致すれば二人の世界に割って入るのは困難を極める。話の理解も困難を極める。

「あのー……」
「お願い(頼む)、譲って(くれ)!」
(声を揃えて二人に頭を下げられたら……断れないわよ……ずるいなぁ)
「はいはい、どうぞ。でも、本当に青生生魂なのかどうかは分らないわよ?そう伝わっているというだけで。」

 霊夢は懐から掌に乗る位の石を取り出して、アリスに手渡す。変哲のない岩質の中に、鈍い青の輝きを見せるかけらが顔を覗かせていた。

「確かに」
「サファイアの間違いじゃなさそうだぜ」

 二人の表情は、興味津々、というものでも、狂喜乱舞、というものでもなく、何というか……これがフェティシュを前にした魔法使いの恍惚というやつか、と思う他ないものだった。半ば感心し半ば呆れる。

「と、とりあえず、また連絡するわね」

 場の空気に耐えられなくなったので、退散することにした……。

(打ちひしがれてる場合じゃないわよね。人手はまだ必要だし。……システムとして望まれているなら、望み通り動いてあげるわ)

 私は次の場所へ足を運んだ。







「人間じゃ、足りない、か」

 霊夢が帰った後、魔理沙は少し俯き気味で呟いた。青生生魂かもしれない石を上を下へと嘗め回すように見ていた私は、魔理沙のその反応に気付くのが遅れた。

「え?ああ……。違うでしょ。魔理沙が断られたのは制御に難有り、だからでしょ。」

 私は少し魔理沙を茶化すように言うが、魔理沙は真剣な表情。しまったと思いながらも口から出た言葉は止められない。

「わ、ちょっ!?」

 いつもの魔理沙ならちょっとムキになって反論してくるところだったので、つい殴りかかられたかと思って身をしまう。
 二人並んで座っていたソファーに、私は押し倒されていた。

「まり、さ?」
「私じゃ、アリスの時間に追いつけないのか?私が全力で、一生かけてお前を愛しても、それはお前にとっては、ちっぽけな、端切れみたいなモンでしかないのか?なあ?私のここはアリスが全部だ。もう誰だって入り込む余地がないくらい、アリスが全部なんだよ。アリスは、ど、うなんだ?まだ入るんじゃ、ない、はあっ、のか?もう、一人、や、二人分、入る、んじゃ、ないの、か?」

 まずい、これは。

「魔理沙、落ち着いて。発作、出てる」
「はっ……はぁっ、いや、だ。いやだぜ。そんなのいやだぜ!アリスの中も、全部私じゃないと、いやだ、いやだ!っはっ……アリス、全部私になれ、他の誰も入れちゃだめだ。いやだ、お前はわたしンだ!誰にもやらない!っ……!はあっ、はあっ!誰のものでもないのもだめだ!絶対私のっ!ひゅうっ……きゅひゅっ……私の私の!アリスは魔理沙のだ、魔理沙の、魔理沙の、いやだ!そうじゃなきゃいやだ!」

 過呼吸で喉と胸から歪な音を鳴らしながら、魔理沙の手は私の肩を掴んでいた。肉が抉れ、肩の骨を握り砕かんという位の力。瞳孔は開いて視線は私を見ているようで、何も、見ていない。

「落ち着いて。魔理沙、落ち着いて。私はここにいるわ。どこにも行かない。ほら、手、握って?」

 肩を掴む手に、手を添えると、指を絡めるように私の手をとって、ぎゅううううっ、と握ってきた。

「はっ!はっ!くひゅぅ……ひゅう……あり、す、アリス!傍にいてくれ、私の中がお前でいっぱいなように、お前の中を、はっ、私で埋めてくれ、げほっ、お願い、おねがいっ……ありす……!」

 魔理沙は私の手を解いて、私の服の胸元に手をかけた。そして引き裂く。

「……」

 魔理沙は私の胸の谷間に手を、いや爪を立てて、そこに穴でも掘るかのようにがりがりと引っ掻き始めた。皮膚が、裂ける。

「あ、りすのっ」

 霊夢の言葉がこんなに堪えるなんて、予想もしていなかった。そこまで、魔理沙が寿命のことを気に病んでいたなんて。それを見抜けないなんて、……恋人失格かな。

 胸元の皮膚がぼろぼろになり、肉がめくれて血が吹き出ている。それでも尚、魔理沙は「それ」を探すのをやめない。縦に爪を立て、爪と指の間に肉を噛ませてから引き裂く。
 痛くなんか、ない。魔理沙の心に比べれば、こんな傷。

「あり……けふ……す……もっと私になってくれ、なかの、ここのところ、ここを私でいっぱいにしてくれよおっ!どこだよ、こんなに深く隠すこと、はあっ、はっ、ない、だろっ」

 がくがくと肩が震え、像を結ばぬ目線は飛蚊の様にさまよう。涙と一緒に唾液が顔を濡らしていた。

(私が……。私のせいで、こんな……)

 ある日「霊夢には絶対に勝てない。対等な位置には立てない。……頑張っても、恋人には、なれない。」と涙も湛えて私の下に相談に来た彼女を、私は、堕とした。弱った心に付け入った。
 卑怯でも何でも構わなかった。……魔理沙と一緒になれる、多分最後のチャンスだったのだから。
 ただ……ただ、私のやり方は、彼女の心を化膿させてしまったらしい。私が癒してあげるなどと、大層な嘘になってしまった。こんな苦しそうな魔理沙をつくってしまったのは、紛れもなく私だったのだ。きっと今も心は痛いんだ。私がその傷の治療法を間違ったばかりに、その傷跡は膿み、腐り、今も苦しいんだ。だから、こんな……。

「ごめんね……私が貴方を好きにならなければ……ううん、正々堂々と気持ちを伝える勇気を持てていたら……こんなに苦しめなかったのに……」

 私は魔理沙の頭を抱いて、血まみれの胸に抱き寄せる。魔理沙は安定しない呼吸をひくつかせながら、私の胸の真ん中に「私の気持ち」を求めて入り込もうとする。形のないものを私の肉体に求めて、それを掘り返し、手に入れようとする。……まるで、自分自身をディフォルメしたようなその仕草を、私は止められよう筈がなかった。

 好きなだけ胸をえぐらせてあげる。私にできるのは、それだけだった。

「心、アリスの心、どこだよ!私にくれ、る、ってい、った、げほっ、だろ?!……ひゅううっ、ひゅっ……なあ、どれくらい深いところにあるんだよ!」

 こんな愚かな身を差し出して、好きに壊させることなんて、何の贖罪にもならないとはわかっていても、私が魔理沙にあげられるものは、もう、何もない。

「違う、違う、これじゃない!」

 ばき、と音が鳴って、白っぽい欠片が魔理沙の手に収まった。

「アリスの心、何処にあるんだよ!なあ!?げほっ、どこを開ければ、……ぜぃっぜぃ……っ、アリスの心があるんだよ!?」
「もう、幾ら探したって私の中にはないわ……貴方にあげたって、言ってるじゃない……」
「うそ、だっ、うそだっ!だって私は、まだ欲しい!まだ足りないっ!アリスが欲しい、側にいて、私を愛して、私を見て、私でいっぱいになって、だって、まだ、まだ、まだ足りない、足りない、足りない足りない足りない!!」
「魔理沙、足りないのなら、魔理沙。……いいよ。」

 彼女はまだ私の胸を掘り進んでいる。そろそろ気管でも引きちぎるだろうか。それとも先に食道だろうか、肺だろうか、冠状動脈だろうか。
 私は魔理沙の手を離し、彼女の頬にそっと添える。動きの止まった魔理沙を、今度はぎゅっと、震える肩を押さえつけるように抱き締めた。私の胸の中に「それ」を求める魔理沙は、尚も私の胸部を掘り進もうと今度は歯を立てて前歯で私の胸の肉をこそぎ取ろうとする。
 ……こんなの、感じない。痛くなんて、ない。

「大丈夫。魔理沙、大丈夫よ……」

 その「大丈夫」は、いったい誰に投げかけられた言葉だろうか。
 肩の震えを押さえつけ、足掻く四肢を絡めてとめていると、やがて魔理沙の抵抗がゆるくなり、止んだ。

「ぁ……ああ……アリス、私、また……」

 顔を上げた魔理沙は、今にも泣きそうな目をしている。発作のあとは、いつも、こうだった。

「よかった……。おさまったね。」

 なるだけ優しい笑顔で、魔理沙の正気を迎えてあげる。その狂気を植えつけてしまったのは、私だというのに、白々しい……。吐き気がした。

「ああ、またこんな……待って、ろ、すぐ永遠亭に……」
「平気よ、こんなの。感じないわ。自分で治すから、貴方は少し休んでなさい?まだ、呼吸がおさまり切ってないでしょう?」

 私はソファーを立ち上がり、代わりに魔理沙を横たえる。彼女の呼吸はまだ少し、ひゅうひゅうと音を立てていた。

「アリス……ごめん、私……」
「平気。平気よ。痛くなんて、ないわ。」

 胸の真ん中を見ると、肉の間から白い骨が覗いていた。こんな傷……人間じゃない私にすれば……魔理沙の胸の痛みに比べれば……。
 心配そうにこちらを見ている魔理沙。私は、平気よ、大丈夫、と耳元で囁いて、短く呪文を詠唱する。骨が再構築され、肉がみるみる増殖してそれを隠し、更に皮膚が再生して傷を治した。

「ほら。」

 傷跡の消えた皮膚を見せるが、魔理沙は私の目から視線をはずさない。

「……なあ、止めてくれっていっただろ……?突き飛ばすなり縛り付けるなりして、止めてくれって。もう、アリスを傷つけたくないんだ……。」
「魔理沙……」

 魔理沙がこんな悲痛な顔をするなんて。……私のすることは何でも魔理沙を傷つけてしまうのか……。

「でも、それは、私の」
「アリスのせっ、いじゃない!!」

 魔理沙のそんな声を聞いたのは久しぶりだった。ソファーから体を起こして私を見詰める目は、真剣で、同時にしっかりと非難めいている。
 そして収まりかけていた発作が、再びあらわれようとしていた。呼吸がおぼつかなく、肩がかたかたふるえている。

「魔理沙、落ち着いて。また……」
「これ、がおち……っは……落ち着けるか!お前、自分のせいでとか、考えてる、だ、ろ……っ!」

 荒れる呼吸を必死に押さえつけているのがわかった。喋りながら、口から漏れる唾液を止められずに垂らしてしまっている。私は魔理沙の横に座って、再び抱きしめた。……彼女が抱き締められたがっていると判断したんじゃない。私が、抱きたかった。恋心と、痛々しさ、そして、「ごめんなさい」がひたすらに頭を巡る。

「私は、お前をす、きになったことに……ひゅうひゅっ……好きになったことに、後悔なんて、はあっ、ないからな……。この、発作、は私の弱さだっ……アリスの……ぜっ、はっ…アリスのせいじゃ、ない!」
「魔理沙……」
「アリス、お前の、気持ちが、欲しい……。シテ、シテくれ……」
「い、ま?」

 耳を疑った。発作が収まり切らないというのに。発作の原因が、私の愛の形のせいだというのに。そんなことをしたら、悪化してしまうかもしれない。

「今……頼む……体が、求めてるんだ……アリスのを。もしまた出てきたら、今度こそ縛ってなんて、甘えかもしれないけど……して欲しい!して欲しいんだ!!」

 魔理沙と私との間にある「その行為」は、とてもじゃないが、人に話せるものではない。霊夢も、まさか私がこんな方法で魔理沙を手にいてたとは思っていないだろう。

「魔理沙、約束して。」
「ああ、何でも」
「私より先にイったら、赦さないから」

 そのせりふがスイッチだった。魔理沙の目がとろんと蕩け、みるみる頬が染まってゆく。

「は……い」
「はっ。人が発作のこと心配してやれば、『シテくれ』ですって?調子に乗ってんじゃないわよ、このクズ」

 魔理沙の隣から立ち上がり、彼女の髪の毛を無造作につかんで上を見上げさせる。私を見上げさせられる魔理沙。魔理沙を見下す私。小動物のように怯えたその目を見ていると、ぞくぞくと背筋が震えて魔理沙を罵倒する言葉が次々に頭に浮かぶ。魔理沙をいじめること。この上なく興奮する。
 そう、これが、私と魔理沙の、関係。

「ひぁ……」
「何で私があんたみたいなカスの面倒を見なければ行けないのかしら?聞いているの!?霊夢に振られてべたべたべたべたすがり付いて、気持ち悪い。情けないとか不甲斐ないとか思わないわけ?振られたのよ?あんたなんて嫌いって、ゴミみたいに弱いからあんたとは対等の位置なんて望めないって言われて。なに?それでめそめそして私のところに来たっていうの?だったら間違いないじゃない。罵られに来たんでしょう?愚かだわ。人間として最低ランクよ。振られたから次だなんて、節操なさすぎよね。サル?そう、サルでももっと自重するわよ?サル以下!馬鹿。死ねばいいのに。そのまま自分の舌噛み切って死ねば?!気持ち悪いのよ。霊夢の面影追って他の人を身代わり?最低。クズ!カス!ゴミ以下よ!」

 言葉を終えた最後に、魔理沙の顔に唾をはき捨て、髪の毛を引っ張って彼女をソファーに叩き付ける。派手にソファーに倒れこんだ魔理沙は怒るどころかふるふると体を震わせて甘ったるい声をあげた。その声が、耳から私の快楽神経を直接撫で上げる。

「あ、あぁ……ゆる、して……アリス……」

 魔理沙の表情が崩れ、涙を流す。しかし、涙にぬれる瞳、半開きで震える唇。桜に染まる頬。彼女もまたしっかりと興奮していた

「アリス?誰が呼び捨てにしていいって言ったのかしら?ふざけんじゃないわよ!何度言ったらわかるのよ、脳みそ入ってるの?この軽い頭に!ええ!?何とか言いなさいよ、腐れ魔法使い。そんな頭でよく魔法覚えられるわね。弾幕はパワーだなんて、どうせ何も覚えられないだけでしょ?馬鹿の一つ覚えみたいに真正面に撃つだけで。へたれすぎ!魔法使いの名折れよ!」
「ごめんなさい、アリス様ごめんなさい……」

 よろよろとソファーから起き上がり、潤んだ瞳で屈服の言葉を並べ立てる。普段勝気な魔理沙が、こうやって裏返るのを見ているそれだけでイってしまいそうに興奮する。もっと、いじめたくなる。いたぶりたくなる。
 私は、上目遣いで私を見つめる魔理沙の頬を、思い切り平手でぶった。

「きゃっ!」

 よろめく彼女の髪の毛を再び掴んで、見上げさせる。

「そういうのが気持ち悪いって言うのよ!何その目?泣けば赦されるとか考えてるんでしょ!ふざけないで。グズ!ああ、あんたと同じ空気を吸ってると思うだけで吐き気がするわ。こんな卑屈なやつ、霊夢がパートナーに選ぶわけがないじゃない。少し自分の愚かさを自覚したらどうなの?」

 堪らない。魔理沙を罵倒するのが、堪らない興奮する。心臓が破裂しそうなくらい強く早く脈打ち、自分の顔も赤く染まっていくのがわかる。魔理沙も、確実に興奮の度合いを増していた。その証拠に。

「……なに?ははっ、罵られて、ぶたれて、あんた、興奮してるの!?なにおったててんのよ!どれだけ節操無いのよ!?ゲス!気持ち悪いわ、変態!!」

 魔理沙のスカートの中で、むくむくと大きく膨れ上がり、スカートの裾を持ち上げているのは。

「何よこれ?罵られてぶたれて大きくなってるこれは!何!?ねえ、聞いてるのよこのグズ!何とか言いなさいよ!!耳聞こえないわけ!?か○わ!?」
「……スです……」
「聞こえないわ。何恥ずかしがってるのよ。豚の癖に羞恥心なんか見せてんじゃないわよ!!」

 視線を私から逸らし、赤かった頬をさらに真っ赤に染めて、蚊の鳴くような声で答える魔理沙。

「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ……」
「謝れなんていってないでしょ!?馬鹿じゃないの!?質問に答えなさいよ、ゴミ!ほんっとに馬鹿ね!最低!!これは何なのか、答えなさいって言ってるの!飼い主の言葉もまともにわからないの!?」

 再び平手打ちをかます。ぱんっと乾いた音が響くたび、際限なく興奮が高まる。それだけで絶頂の手前まで高まる。魔理沙も、罵られ、平手を浴びるたびに股間のものを大きくしていった。

「ほら!言いなさいよ!!これは何!?ちゃんと言えなかったら追い出すわよ、グズ!」
「ペニスです……」

 自らの言葉に反応して、彼女の肉棒はぴくん、と震えた。
 可愛い。泣きながら私に赦しを乞う魔理沙が、堪らなく可愛い。可愛い、可愛いっ!

「違うでしょ!?ああ、私の名前も覚えられないくらいノータリンなんだったわね!?馬鹿、馬鹿!それ、なんていうのだったか、思い出せないの!?」
「ち、ちんこ……です……アリス様……」
「もういいわ。使えない豚は要らない。」

 掴んでいた髪を離すと、魔理沙はどさりと崩れ落ちた。

「要らないのよ、クソ豚」
「ご、ごめんなさい!赦して……ゆるして……アリス様に捨てられたら、私……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいアリス様……」

 私がドアを開けて出て行こうとすると、私の足元に縋り付いてそれを止めようとする。
 ああ、もう、可愛すぎる……。這いつくばって私の赦しを求める魔理沙っ。

「うるさい!近寄るな変態!汚らしい!!言葉ひとつまともに覚えられない豚なんて要らないって言ってるのよ!」

 足に縋る魔理沙を蹴り飛ばす。

「っ……捨てないで……捨てないでください……」
「だったら!この!!節操のない、ふたなりちんこを!どうにかしたらどうなの!?ヘンタイ!だから近寄るなっていってるでしょ!!くさいのよ、それ!!」

 蹴り飛ばされてもまた寄ってきて縋りつく。

「汚らしい!これ、近づけないで!!えっちなこと何もしてないのに、何でばっきばきに勃起してるのよ!?気持ち悪いわ!!何とかしなさいよ!」
「ごめんなさい……ふたなりちんこ勃起させてごめんなさいっ!アリス様に罵られて興奮して……ヘンタイ豚でごめんなさいっ」
「ようやく言えたのね!?ふたなりちんこ!毎日ぶら下げて、ことあるごとに勃起させて、毎日擦り切れるくらい使いまくってるくせに、いい加減覚えなさいよ!ほらっ!!」

 ぐりっ、と魔理沙のスカートの膨らみをブーツのそこで踏みつける。

「くぁあひいいいっ!」

 がくっ、がくっ、っと腰が震え、目の焦点がずれる。半開きの口から舌が覗き、涎が零れた。
 スカートの裾がじわっと湿り気を滲ませ、そのシミがみるみる広がる。

「ちょっと!なに!?踏まれて?ふたなりちんこ踏まれてイったの!?とんでもないヘンタイね!気持ち悪いわ!踏まれて感じるの!?」

 人形の服をデザインするのに使う定規を手にとって、それで魔理沙の体を打ち付ける。
 ばしっ、ばしっと音を立て、魔理沙の服を破るくらい強く定規でぶつ。そのたびに魔理沙の口から甘ったるい悲鳴が零れ、踏みつけているペニスの反発が強くなった。

「ひ!ぁっ……はん……ああっ、もっ、と……」
「もっと!?バカじゃないの!?ぶたれて感じてるわけ!?こう!して!!痛めつけられるのが!いいのっ?!」

 だめ……私も、イきそう……まんこ、どろどろになってるよっ。クリトリス勃起して、乳首も起き上がって……。魔理沙の無様な姿見て、私も、イっちゃいそう!可愛い、可愛いの魔理沙。好き、愛してる……!

「ほら!こうされるのがいいの!?豚!!ふたなりちんこ踏みつけられてイくの!?ほら!ほら!ぶたれて感じるの?!もっと惨めな声をあげて果てなさいよ!!」

 私はさらに強くペニスを踏みつけ、踏みつけたままにじって押しつぶす。足でスカートをめくると、白いショーツを精液でぐっしょりと塗らせた肉突起が再び鎌首をもたげる。その先端を蹴り、つま先でほじって、踵で押し潰す。

「あ"……ぐひ……いいです……!アリス様に踏まれてえ……クソ豚のふたなりちんこの勃起がとまりません!絶頂がッ!射精がぁっ、とまりまひぇん!!」

 ショーツとブーツの底を挟んでいても足の裏に感じる射精の飛沫。
 魔理沙が、私のでイってる……私が踏んで、罵って、ぶって、私の行為でイってる……っ!

「ほらっ、どれだけ吐き出せば収まるのよ、ヘンタイ!踏まれて射精するヘンタイ!!くさいザーメンどれだけ出せば気が済むのよ!サル!一日中そうやって射精してればいいじゃない!!ザーメンタンク!最悪!」

 顔だけは避け、体中のあらゆるところを定規で打ちつける。時には力いっぱい勃起ペニスを定規で打ち据えたが、そのたびに魔理沙は射精して喘ぎ声を上げる。踏みつけるのが一番いいらしく、力を込める度にいくらでも吐精して、魔理沙は何度でもアヘ顔を晒す。
 
「先にイったら赦さないって言ったでしょ!?ぐず!約束のひとつも守れないのかしらこのクソ豚は!花町に売り飛ばすわよ!?男からも女からも性欲の捌け口にされるの。でもあんたはイけない。あんたみたいなヘンタイをイかせてくれる奴なんていないんだから!こんな!ふうに!ぶって!!踏みつけて!!蹴り飛ばすようなセックス、する奴!いるわけが!!ないじゃない!!ほらっ!もっと!!無様に這いつくばって、赦しを請いなさい!!捨てられないように精々奉仕なさい!飽きられないように、精一杯惨めな姿を晒しなさい!?豚!発情しっぱなしのみっともない豚!」
「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ!罵られて勃起させるヘンタイでごめんなさい!打たれて感じる豚でごめんなさい!踏まれてイくふたなりマゾでごめんなさい!!アリス様、すてないで、捨てないでください!もっと、もっと無様になります!豚らしくします!ですから、捨てないでくださいっ……!」

 だめ……もう……私も、イく……

「はあっ……この、ぶ……たっ!」

 定規で最後の一振りを振り下ろし、私も、果てた。ああ、まんこがぱっくり割れて、愛液太腿まで垂れてる……。立ってられな……。
 絶頂で意識と視界に靄がかかり、足ががくがくとふらつく。私はソファーに腰を落とした。

「はむ……れろ……」

 魔理沙は自身の精液で汚れた私のブーツの裏を、舌で掃除していた。その間も彼女のペニスはびくびくと震え、精液と愛液の混じった雫で床に水溜りを作っている。

「……ふふ、豚にしては殊勝な行為ね。ちゃんと綺麗にするのよ?」

 靴底を掃除している彼女の視線はちらちらと上目で私を見ていた。

「掃除に集中しなさい、グズ。」
「は……い」

 そういって、彼女は一心不乱に私の靴を舐め始めた。精液がついていない所も、丹念に舌を這わせる。
 靴じゃなくて、足を直接舐めてもらったら、私……
 想像しては、一度イってスイッチの入った体を火照らせる。

「いい?ちゃんと靴を綺麗にするのよ……?」

 そういいながら、私はゆっくりとスカートの裾を持ち上げ、舐めてもらっていない方の脚を焦らすような速度で開いて、魔理沙の眼前に愛液で濡れそぼった股間を晒す。
 魔理沙の視線が、股間に突き刺さった。
 その視線にさえ、私の股間は反応して、陰唇をひくりと蠢かせてしまう。

「な、に、みてんのよ!靴は綺麗に、なったのかしら!?」
「ご、ごめんなさい……」

 慌てて舌奉仕に戻る魔理沙だが、時折視線が股間に向いているのは見えている。
 魔理沙が、私のまんこ見てる……盗み見るくらい必死に見てる……っ。感じちゃうよ……。

「何よ、豚。盗み見てるんじゃないわよ。なんでもかんでも盗んで。良心の呵責とかないわけ!?人間として最低よ!」
「ごめんなさいっ」

 再び舌を這わせようとしているところ、脚を下げてブーツを見る。

「だいぶ綺麗になったわね。でもこれ、そろそろ新調しようと思ってたの。もう要らないわ。それに、あんたのくさい唾液まみれのブーツなんて、履く気になれない。」

 ぽい、と魔理沙が綺麗にしてくれたブーツをゴミ箱に投げ入れた。……正直に言うと、魔理沙の唾液まみれの靴なんて、毎日だって履きたい。
 私はソックスも脱いで、素足になる。

「……なによ。そんなにこれが気になるの!?ほら、これが!!ヘンタイ!豚が飼い主のまんこみて興奮!?ありえないわ!身の程を弁えなさい!」

 そういいながら、魔理沙の頭を掴み、顔を股間になすりつけた。
 魔理沙の息がかかる。頬が、舌が、唇が、太腿に、ラヴィアに、クリトリスに触れる。

「ほら!ちゃんと、奉仕しなさいよ!有難いと思いなさいよね豚が!汚らしいヘンタイにまんこ舐めさせてあげてるのよ!?退屈させんじゃないわよ!!」

 舌が、激しく私の秘所をかき乱した。
 あ、だめ……すぐ、あっというまにイっちゃう……っ!

「はっ、はあっ。いいわ、よ……クソ豚っ、こういうことだけ、上手なんだ、から!恥ずかしいと、思わ、ないの!?」

 答えはない。私が魔理沙の頭を股間に押さえつけているから当然だった。代わりにじゅるじゅると私をクンニするいやらしい音だけが返ってくる。

「あんた、まだ勃起させてるの?主人のオナニーの道具にされて、それでも興奮してるの!?最低ね!!何されても興奮するんでしょあんたなんか!!ほら!こうされたいの!?これがいいの!?」

 魔理沙の勃起しきったままのペニスを、素足で扱き上げる。乱暴にだ。

「ふむぎゅ……!」

 突然の刺激に、魔理沙が声を上げる。
 っ、魔理沙の口が……擦れて……いい……イきそうっ!またイきそう……!!
 魔理沙の頭を押さえつけるのと逆の手で、胸をまさぐる。勃起しきった乳首が敏感で、摘み上げ、擦るたびに、絶頂へ駆け上がる。

「ほら!また射精するの!?足で擦られてイくの!?ヘンタイ!ちんぽ擦れれば何だっていいんでしょ!!豚らしく豚同士ちんぽしてこればいいじゃない!」

 右足の親指と人差し指で、ふたなりペニスの皮の中をぐりぐりとほじる。びくびく震えるちんぽの先端、鈴口に小指の爪先を差し入れ、ほじくる。足の裏全体でペニスを押し潰し、裏側を扱き上げる。

「ーーーーーーっ!~~~~っ!!!」

 魔理沙の背筋ががくっ、がくっと痙攣している。絶頂が近いのだ。……私も。

「勝手にイったら、ゆるさない、わよ!私が、許可するま、で、だめ、だからッ!」

 そう言いながらも、絶頂は目の前だ。
 とにかく魔理沙を貶めていじめること。それが私の性感を攻め立てる。そこに性器への刺激。堪らない。

「はあっ、もう、すこし……」

 天が目の前に見えた瞬間、足に熱い液体がびゅるびゅると吹き掛けられた。どろりとした感覚が、敏感になった足先を支配して

「いく……いくっ、いくいくいくいくっ!!あああああっ!!!!!」

 絶頂。それも凄まじく気持ちがいい。体全体が痙攣し、意識が霧散してしまいそうなほど。
 魔理沙の顔を股間から剥がすと、もう何によってだかわからないくらいにどろどろにぬれていた。射精アクメでアヘ顔を晒したままの魔理沙。きっと、今の私も似たような無様な顔をしている……。

「アリス様……私……先に……」
「……セーフ」

 二人でソファーに崩れ落ち、狭いところで寄り添って肩を抱き合う。

「……魔理沙、よかった……」
「アリス様……私も……」
「もう終わりよ。普段は、アリス、がいいな……」
「お、おう。アリス。」

 ふふっ、と笑いあって、それからからどちらともなく、触れるだけのキスをした。
 唇が離れてから、今更心配になって、私は魔理沙に問い掛けた。

「……発作は?出てない?」
「えっちのあとは、いつもでないだろ?あれは、つまり……その……」
「えっちの禁断症状」
「……そういうことだぜ……」

 照れくさそうに目を逸らす。

「そうさせちゃったのは、やっぱり私よね」
「だから違うって……。それに、私は、嬉しいんだぜ。お前のものになれて。」
「ば、ばか……」

 真正面でそんなこと言われたら、さすがに照れくさい。

「お前の、その……ああいうところがさ。普段出してないだろ。」
「そりゃあ、ああいう性癖は、社会生活に支障を来すもの。社会派はそこまで考えるもんよ?」
「でも、そこが手に入ってないって、体が感じてるんだ。アリスが隠しちゃってるその部分が……。アリスの全てが欲しいって……わがままだよな。お前自身が嫌いなお前を、私は欲しいって言ってるんだから。」
「……」

 そうか……魔理沙は、その気持ちを抑え込んで……

「ごめんね……やっぱり、私のせいなんだね……」
「だから、違うって!素直じゃないのはこの口かー?おらおらー」
「ひゃ……ちょっ……ふへ」

 魔理沙は私の頬をひっぱってふざける。そんな魔理沙の気遣いがとても心にしみた。被害者は貴方なのに。悪いのは私なのに。そうやって笑って、押さえ込んで……。

「もう!人がシリアスになれば」
「無駄なんだぜ。適当に憑かれないように生きる方が楽だし楽しいぜ?」
「まあ、こうやって会えたこと、こういう風に二人になれたこと、確かに魔理沙の脳天気のおかげかもね」
「だろー?」
「霊夢に振られた、おかげ。」
「ちょ!それは言わない約束だぜ!?」

 それからしばらく、意味もなく互いに頬を触ったり、鼻を突付いたり、胸を触ったりして、ばかみたいな甘い時間を過ごす。
 そして私は、かねてより言おう言おうと思いながら、なかなか切り出せなかった言葉を……意を決して、投げた。

「……魔理沙。もしよかったら、こっちにこない……?」
「今更……すっかり私を染めたくせに……」
「それは魔理沙にMの素質があったから……って、そうじゃなくて。」

「……ずっといっしょに、いて欲しいの。」

 ずっと。私が魔理沙に言う「ずっと」とは、すなわち、永遠。

「……それってプロポーズか?」
「ま、まあ、そうかも……」

 魔理沙に指摘されてから、改めて顔から火が出る。魔理沙は真っ赤になった私の頬にくちづけて、答えてくれた。

「……アリスがそういってくれるなら。ふつつか者だが、宜しく頼むぜ?」
「ふふ、こちらこそ」



 永遠の命を、退屈で苦痛という奴等がが最近多いというけれど、それは愛するものが伴わないからよね。
 生きることのモチベーションを維持できないことを、永遠の命そのもののせいにするのは、お門違い。
 幸せな命は、時間じゃない。でも長いなら長いほうがいいに決まっている。

 そして、
 私は、
 幸せ者だ。

この記事へのコメント


すばらしい!
この感じいいなあ
ごちそうさまでした

Re: 【18禁東方ネチョSS】幻想散華②【マリアリSM寄り】

有り難う御座います。
随分懐かしい作品までさかのぼっていただいたようで…。
こんなのもまた書きたいです。

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